どうもこんばんは、井上直哉です。
いま事務所でメルマガを書いているんですけど、ストーブをつけています。
パーカー着てても寒いですw
先週の東京が30℃近かったので、北海道は異国感がすごいですね、、!
さて今日は
会社で有能な人が、個人でも稼げるかというと微妙だよね
という話をします。
これからビジネスに挑戦する人も普通に勇気が出ると思うので読んでください。
たまに個人のビジネスでは
「これから優秀な人が参戦してくる」
「ライバルが強くなるから稼ぎにくくなる」
みたいなことが言われます。
これは実際にそうだと思っています。
大企業をやめて独立するとか、キャリアがある人たちが個人でビジネスを始めるケースは今の時代だと多くなっていくはずです。
というか、もうなってますね。
だから一理ある話ではありつつ、同時にこうも思うわけです。
有能な人が個人でも稼げるかと言ったら、そうでもなくね?と。
先週、特にそう感じた出来事がありました。
僕の知人で、長いこと公務員として働いていた男がいます。
仮に「ソウちゃん」としましょう。
大学を卒業してから15年くらいかな。
ソウちゃんは真面目な人間で、その間に資格もたくさん取っています。
地元では有名な進学校を出ていて、仲間内でいってもシンプルに頭が良いです。
キングダムでいうと李斯って感じですね。知らんけど。
で、
ソウちゃんがこの春に仕事を辞めたんです。
正確にいうと、辞めざるをえなかった。
職場側の問題に巻き込まれて、これからは同じ場所で仕事ができなくなりました。
世間的にはトップクラスでお堅い仕事なのに、そんなこともあるんだ?とビックリしました。
そのぶん退職金はたっぷりもらっているので、暮らすのは困らなさそうです。
反面、真面目な男だけに働いていないと落ち着かないところもあるようで。
なんか仕事ないかい?と言われたので、僕のビジネス仲間に仕事を振ってもらいました。
SNS運用の手伝いなので、月10万円くらいは確実に手に入る感じです。
毎日2時間もあれば十分だから副収入としてはまあまあ悪くないと思っていたら、、
結果、
彼はやりませんでした。
そのときの会話がこんな感じです。
僕
「そういえば、こないだの仕事どう?
なにか困ったことあったら言ってね」
ソウちゃん
「ああ、あの仕事はやらないことにした」
僕
「ん?ああ、そうなんだ・・?」
ソウちゃん
「なんか多分、向いてないわ。
初日でそんな気がした(笑)」
えええ初日で向いてる職業ってなんなの!?
そんなのある!?
あるなら見つけ方おしえてね!?
とは思いましたけども。
逆にいうと特に驚くことはありませんでした。
まあこんなもんなんだろうなと。
彼の場合は緊急性が低いのもあるんですけど、個人で稼ぐ世界ってびっくりするくらい簡単に諦める人が多いです。
いきなり向き不向きを語ってみたり、やらずにフェードアウトしたり。
平たく時給換算して「割に合わない」とかもそうですね。
あと仮に会社だったら、こんなテキトーに「やっぱやめたわ」とか、しないと思うんです。
会社だと丁寧にやることが個人だと急に雑になります。
そもそもの向き合い方が違うなーと感じる場面は少なくありません。
いや、無理もない話ですよ。
たしかに個人のビジネスって、やるもやらんも自由です。
(だから環境が大事なんだけど)
やらなくても責められないし、未来の自分が困ること以外は誰に迷惑もかけませんから。
この微妙な緩さ、縛りのなさが、有能だったら結果が出る、という方程式を崩している気がします。
ここまでを一言でまとめると、
超有能なひとが個人では稼げなかった(稼がなかった)
ということです。
あ、
念のため伝えておくと
「無能でも起業したら全部うまくいく」
みたいな話ではないです。
成長意欲がない人が起業するだけで人生よくなるようなファンタジーはないです。
ただ、
自分の未来に必死になれる人は大きく跳ねるチャンスがあるよねと。
有能な人が増えているから、稼ぎにくいから今更やっても遅いよ、的な主張はナンセンスだよねと思うわけです。
個人のビジネスで大事なことは3つあります。
能力と努力、そして運です。
これらが重なり合って結果が決まります。
能力は努力で高くなるのは言うまでもなく、運は頑張っているヤツにしか向きません。
来たとしても掴めません。
そう考えると、普通に努力するのが一番だよねって話で。
つまるところ、
頑張れる人が結果を出せる理不尽のない世界だということです。
能力があってもやらない人より、初心者でも必死な人が勝てる世界なのです。
現にこないだ行った東京セミナーでも、参加してくれたメンバーがめっちゃイキイキしていました。
明日から新婚旅行で沖縄にいくメンバーがいたり、副業で70万円を稼いでいたり、オシャレな新築の家を建ててたり。
BBQしながら仲間と爆笑しているみんなは、明らかに”ちゃんと報われて”いました。
この流れはすごくいいですよね。
やってもやらなくても給料が一緒、みたいな場所じゃヤル気なんて出ないし。
ただ早く入社しただけで、なにもしてないのに偉そうな上司ほど鬱陶しいものはないです。
というので、能力やスキルが高いのは個人のビジネスでも有利ではあります。
ただ同時に、それだけで結果が決まらないのも事実です。
なにより副業とか小遣い稼ぎじゃなく普通に「仕事」としてできるかどうか。
この辺のテンションが結果に直結するなと強く思いました。
だからこれから挑戦するあなたも、安心してスタートを切ってほしいです。
案外こんな話は珍しくないし、ライバルより自分を見ておくことで成功しやすくなりますからね。
少なくとも会社に頼らず生きるくらいは可能なので、ぜひ一緒にがんばっていきましょう。
それではまた!