雇われない強さを身につける

副業がうまくいかないサラリーマンが捨てるべき3つの思考





せっかく時間を割いて取り組んでいる副業がうまくいかないときは、どうしたら良いのでしょうか?

最近では副業ブームということもあり本業以外の収入を増やそうと「副業」に取り組んでいるサラリーマンの方も増えているわけですが、実際のところ全員が副業に成功しているわけではなく、十分な成果を上げられないなどうまくいっていないという方も少なくありません。

その理由として大きく影響しているのは、サラリーマンとして雇われて働くのと自分でビジネスを始めて収益を上げていくための考え方の違いが挙げられます。

この記事では原因や思考など、サラリーマンが副業でうまくいかない状況を打破する方法を一緒に見ていきましょう。

副業がうまくいかない理由はなぜ?

そもそも意欲がない人は副業などやらないですから、すでに取り組んでいる、もしくは検討している人は正直かなり意識が高いです。

そんな意識が高い人でも副業がうまくいかないのはなぜなのか?その理由について、実例をいくつか見ていきましょう。

時間がないから

現実問題、副業に取り組むサラリーマンの方々が一番ネックになってくるのはこの部分でしょう。

僕自身の経験談はもちろんのこと、コミュニティーのメンバーを見ていても副業でネットビジネスに取り組む上で確実に突破しなければいけない壁であることは間違いありません。

働き方改革と言われてはいるものの残業が減った企業ばかりではないですし、通勤の時間も考慮すると、とても長い拘束時間と戦っている人が大半です。

・睡眠時間
・娯楽の時間

などを削って副業に取り組んでいる方も多いとは思いますが、物理的な限界があることも事実。

副業がうまくいかない理由の大きな1つとして、時間の問題があることは認識しておきましょう。

難しいことをやろうとしているから

なかなか時間に余裕がない中で副業に取り組んでいる人が大半であるのは間違いないかと思いますが、その上、取り組んでいるジャンルの難易度が高かったり高度なスキルや知識を必要とするものであることも、うまくいかない理由になっているケースは多いです。

実際に副業で取り組むものは本業とは違ったスキルが必要になることも多いですし、あまりに難易度が高いと理解が進まずに手が止まってしまいます。

結局あまり前に進んでいる実感がなく、取り組む意欲を次第に失ってしまうということも現実として起こっていますよね。

副業がうまくいっていない場合は自分が今取り組んでいるビジネスを客観視して、どの程度の難易度なのかということを考えてみるというのも1つかもしれません。

判断が早いから

そこまでしっかり取り組んでいない段階で見切りをつけてしまうパターンがこちら。

「このビジネスは自分に向いていない」
「やっても成果がでない」

と早い段階で見切りをつけてしまう方も、副業がうまくいかない人には多くみられます。

「副業は片手間で稼げるもの」という幻想を抱いている方が多いのは事実ですが、さほど労力をかけずに収益を上げられるようになるのはもう少し先ですし、副業といっても「ビジネス」であるということを忘れてはいけません。

うまくいかないからとまた別のビジネスへ目移りして、そこでもうまくいかないということを繰り返し、副業自体をあきらめてしまうという結末が一番もったいないですね。

副業でビジネスに取り組む場合でも一定期間はどっしりと集中して取り組むことが、結果を出すために必要不可欠なのは念頭に置いておきましょう。

そこまで困っていないから

周囲の流れや漠然とした危機感でなんとなく副業を始める方も多いですが、そういった姿勢で取り組んでも副業はうまくいきませんし、「最悪これで稼げなくても会社の給料がある」という気持ちが頭にある方はなかなか成果が出ない傾向にあります。

副業がうまくいかないというより、他のことにチャレンジしたとしても同様の結末を迎えてしまう理由には「危機感のなさ」という点が大いに関係していますよね。

ぶっちゃけた話、僕も副業時代に「月収30万円」などそれなりの待遇だったとしたら頑張れなかったと思います。

学生時代の部活などもそうですし副業に限ったことではありませんが、中途半端に取り組んだところで欲しい結果を得ることは難しいでしょう。

副業でうまくいかない3つのサラリーマン思考

ヤフオクで入札が取り消された男性

副業がうまくいかない背景として、これまでの経験則をもとに理由を挙げてきましたが、その根本にはいわゆる「サラリーマン思考」が深く関係しているように感じます。

日本の教育がそこへ向かっているため言ってしまえば「当たり前」なのですが、その点を改善していくことが結果への近道になるので、副業がうまくいかないときに捨てるべき思考について見ていきましょう。

すぐに時給換算する

サラリーマンとして働いていると給料は月給で支払われるケースが多く、その月給から自分の時給を算出することはさほど難しくないかと思います。

あるいは最低賃金などを思い浮かべてみたりもするわけですが、副業の場合、良くも悪くも結果と労働時間は必ずしも比例しません。

自分がビジネスを行うことで価値を生み出すことが出来たとき、その対価として報酬が発生することになりますから、「1時間頑張れば1000円稼げる」といった思考は通用しないんですよね。

そのため初心者の頃は10時間働いても利益が数十円から数百円、場合によってはゼロに近いということも十分にありえます。

「時給10円時代」などと呼ばれたりもしていますが、この時期を超えると1時間で2000円、3000円、10,000円といったビジネスも可能になるため、まずは時給換算する思考は捨てて、いかに愚直に作業を進めていけるかは大きなポイントとなります。

他人任せにする

こういう言い方をすると意識高い系などと揶揄されるかもしれませんが、副業として取り組んでいたとしてもビジネスを始める以上、あなたはその事業の社長になります。

すべての報酬が自分に入るわけなので当然のことですが、

・誰かの指示を待つ
・人に何かをしてもらう前提でいる

など、他人任せのスタンスで取り組んでいては結果を出すことは難しくなります。

自分も会社に勤めていたアパレル販売員時代には「誰かがやってくれる」といった後ろ盾があったりもしましたが、個人でビジネスを行っていく以上はすべて自分なんですよね。

自己責任というと重く聞こえがちではあるものの「手柄は自分。責任は部下。」といったスタンスではあの嫌いな上司と一緒ですから(笑)、責任を持って自分でビジネスを行っていくということが重要です。

都合よく解釈する

自分に都合の良い側面だけをみて都合の良い解釈をするということも、副業がうまくいっていないときに捨てなくてはいけない思考です。

上司の話が続いて恐縮ですが、部下の話しを都合よく解釈して流す人は少なくないですよね?

これは副業でも同じで、いかなる情報においても自分に都合の良い側面だけ切り取ってしまうのはうまくいかない原因になります。

例えば物販で考えると、商品の販売価格が以下のような傾向だったとします。

A:5,980円
B:3,980円
C:3,480円
D:3,480円
E:3,280円

上記のようなケースで、自分に都合よく解釈をしてA(5,980円)の販売価格を見込んで仕入れても、その価格では売れないことがほとんどです。

また、指導を受けたりする際にも、自分の好きなことだけをやるなど都合の悪いことを避ける思考では結果を出すことが遠のいてしまいますね。

物事の都合の良い側面をみるだけでなく、本質を見るように心がけましょう。

副業がうまくいかないのは最初だけだから何も心配ない

初めてでうまくいかない子ども

副業がうまくいかないケースについて記事にしてきましたが、正直な想いとしては何も心配ないと思っています。

初心者の頃は時間配分やノウハウ・取り組み方などもわからず、結果に繋がらないということは誰もが通ってきている道ですし、初めから順風満帆にいける人の方が圧倒的に少ないことは間違いありません。

また、一気に結果を出したところで基礎が身に付いておらず、一気に沈むといった事例も多々見受けられますから、うまくいかない状況を悲観しすぎる必要はまったくないというのが僕の持論です。

しかし、副業は何年もうまくいかないということは基本的に考えにくいため、半年・1年とうまくいかない状況が続く場合には

・正しい方向へ進めているのか
・サラリーマン思考に陥っていないか

など、少し視線を上げて客観的な見方もしてみましょう。

そもそもの方向性がズレていたり自分が持っている基準値に不足があるなど、「当たり前」の違いが影響を及ぼしていることも考慮していくと良いですね。

繰り返しになりますが副業がうまくいかないのは基本的に最初だけですし、それを「うまくいかない」と表現するのもどうかと思うくらいです。

着実に進めているのであればそのうまくいかない時期も含めて「成功」へ向かっていますし、諦めずに継続していく上で参考にして頂けたら幸いです。





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