ドリームキラーとはあなたが夢に向かって歩こうとしたり、新たな挑戦をしようとしたときに批判的な意見をぶつける、あるいは邪魔をしてくるような人を指します。
その多くは家族や友人など近しい人物であることが多いと言われていますが、結論から言うと僕は、最大のドリームキラーは「自分」でしかないと思います。
4年前に起業するときにも反対の声を多くいただいたのは記憶に新しいものの、周囲の声をどう受け取るかも含め最終的に決断を下すのはいつも自分ですしね…。
この記事では、そんな内なるドリームキラーを撃退する方法についてお伝えしていきます。
ラスボス的な存在である「自分」というドリームキラーに勝てれば人生は確実に生きやすく&楽しくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ドリームキラーである自分の特徴
現状維持を望む
口では成功したいと言いつつ心の底では現状維持を望んでいる場合は多々ありますし、人間は恒常性の生き物ですから、この傾向は言わば当然のものとも言えます。
今の自分に大満足です!なんて人はほとんどいないような気がしますが、なぜあんなにも行動するのが面倒なんでしょうね…?
実際のところ、新たなチャレンジをしなくて済むと考えたら何かを頑張ることもないし、壁にぶつかって悩む必要もありません。
つまり「現状維持=居心地が良い環境にいる」ということになるわけですが、以下のような経験はないでしょうか?
・もう無理!転職したい!と思い立つ
↓
・転職活動を始めて良さそうな会社を見つける
↓
・本当に良いのか?という不安が急に押し寄せる
↓
・今の会社のメリットばかりが頭をよぎる…
想いがなくなってしまった恋人と惰性で一緒にいるほど難しいことはないと個人的には思うのですが、恋愛でも似たような相談を受ける局面はこれまでにたくさんありました。
今あるものを手放したくないというのは人間の根源的な欲求なので、非常に難しい問題だと思っています。
いちいちブレーキを掛ける
今行動した方が明らかに幸せに近付くと、頭ではわかっていながら動けないときもありますよね。
やった方がいいと思っていてもリスクが頭をよぎったり、無意識にブレーキを掛けてしまうというのはよくあることです。
ものすごく当たり前の話として、自分が動かずして状況だけ好転する場面ってほとんどないのに自らを制止してしまうのは、まさにドリームキラーが自分だという象徴的な話だと思います。
何でもかんでも無鉄砲に突っ込めば良いかというわけでもないですし、リスクを避けようとブレーキを掛けることがただ間違っているわけでもないのですが…。
何かにつけてすぐに自分を止めるのは、特徴の1つと考えて間違いないでしょう。
ドリームキラーの自分が仕掛けてくること
新しい挑戦を止めようとする
新しいチャレンジをしようと思っても、何かと理由をつけてその挑戦を止めようとするのが内なるドリームキラーです。
頑張って得られるメリットよりも変わらずラクに過ごせる今を選ぶので、ドラクエの勇者を操るかのごとく挑戦を楽しめるといいんですけどね…!
「そのタンス空けて大丈夫なの?」
「本当に知らない人に話し掛けるの?」
「人様の家の壺を勝手に割るの?」
仮に勇者と同じ状況が本当に目の前にあったとしたら、絶対に躊躇するはずなので。
…と、そんな話は置いておいて(笑)あの手この手で新しいことを避けたがるドリームキラーに打つ勝つ術は持っておきたいものです。
やれない言い訳を探す
言い訳探しだけは上手な自分に拍手を送りたくなったことがあるのは僕だけでしょうか?
やれない言い訳を探すといくらでもでてきますし、もっと言うとどんな理由でもやれない理由にすることはできます。
・仕事が忙しくて時間がない
・睡眠は8時間ないとつらい
・お金がないから出来ない
など、子どもが夏休みの宿題をやらない言い訳を探すように、目の前の課題から逃げる言い訳を探してしまうことってありますよね。
そういうときの理由はだいたい後付けで、本当は奥底に眠っている「恐い」という潜在意識が勝っているのかもしれません。
過去の失敗を引っ張り出してくる
夢や目標を立てたとしても、以前の失敗を引き合いに出してくるのがドリームキラーの常套手段。
・小学生の頃、人前に出て笑われたぞ
・赤点とったことのある人間にそんなの無理
・告白してフラれたあのとき最高に辛かったじゃん
自分の失敗を一番知っているのも自分なので、過去のことを引っ張りだして突き付ければ大半のことは「やらない」という結論に落ち着かせることが可能です。
確かに過去の失敗のことを思いだすと弱気になることはあるのですが、そもそも人生で失敗したことがない人なんていないわけで、「汚いぞ」と。
ズルい手段を使ってくるヤツ(自分)に負けてはいけません。そこは断固たる姿勢で。
撃退すべきドリームキラーは他人ではない
他責にすること自体が間違い
ドリームキラーとして話題に挙がってくるのは
親(家族)
友人
同僚
など、自分と近しい人物であることが多いです。
だからこそその言葉が突き刺さるのも納得なのですが、基本的な考え方として「自分の人生の責任はすべて自分」くらいに考えておきましょう。
別に意識高い系でも何でもなくて、ただ単に圧倒的にその方がラクだからです。
何かを他人の責任にしてしまうと「自分ではなく他人を変えないといけない」という過酷なミッションが課せられるわけで、自分でさえ簡単ではないのに「他の誰か」に変化を起こすのって相当に難しく、結果としてストレスを溜め込むことに繋がってしまうので。
根本的な考え方の方向性を変えてあげるだけで、かなり気持ちがラクになります。
弱い自分のままで成功はない
アナと雪の女王が流行ったからかその前からか「ありのままの自分」でいようという風潮もありますが、その「ありのままの自分」のレベルは上げる必要があるんですよね。それはもう当たり前に。
何でもかんでも他人のせいにするような豆腐メンタルで成功することなんてありえないわけで、弱い自分を撃退してやるのが成功への近道と考えて間違いないでしょう。
仮に自分を「弱い」と定義してしまうと自信がなくなりそうなものですが、言ってしまえばその「弱い自分」を倒して一歩でも毎日前進すればいいだけ。
ひのきの棒しか持っていなくたってスライムを倒しながら経験値を貯められるのと一緒で、案外ドリームキラーを撃退するのは簡単なのでは?とも思っています。
親や友人の言葉は試練
親や友人・恋人はあなたのことを想っているからこそ色んな言葉を投げかけてきます。チャレンジを止めてきます。
心配されることが「ありがた迷惑」のように感じてしまうタイミングもあるでしょうが、言ってみればそれは1つの試練であり、乗り越えるべき壁であると考えるのが良いでしょう。
よく「外野の声は無視しろ」と聞きますし、その重要性もわかるのですが、ただ無下にするのはちょっと違うんじゃないかなと。
そういった否定的な意見を聞いて「しめしめ」と顔を出すドリームキラーの自分がいるのは確かではあるものの、試練の1つくらいの受け取り方がちょうどいい温度感なんじゃないでしょうか。
ドリームキラーである自分を撃退するために
過去の失敗は無駄じゃない
過去の失敗ってどうしても悪い意味でとらえがちですが全然そんなことはありません。
そこから学べることはたくさんあるし、逆にその失敗をそのまま流してしまうのは非常にもったいないことだと言えます。
発明王と言われたエジソンの名言である
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ」
という言葉はあまりに有名ですが、起業してからは特に「失敗」という概念さえ必要ないのではないかと感じてしまうことがしばしば。
1つの失敗をただの失敗と捉えるか、成功へのステップと捉えるか。
過去を引きずり出して止めてくるドリームキラーがいるのなら、自信を持って言ってやればいいと思います。
「あれは自分の人生にとって必要な出来事だった」と。
あとはこれから成功するために頑張るのみ。定義は様々ですが「成功」という結果を前にしたら、見事にみんな黙りますから。
ビビって止まる必要はない
ドリームキラーが色々仕掛けてくるとやっぱり心のどこかでビビってしまうというか、不安に駆られるときってゼロではないと思うんです。
だからこそ考えるべきなのは「ビビる=止まる」ではないということ。ビビりながら、迷いながら、不安を抱えながらでも前に進めばいいわけで。
今の自分のまま叶えることが出来る夢であればドリームキラーなんてものは存在しないと思いますし、言い方を変えると「変わる必要がある」わけですよね?
そういう意味で言うと、普段であればビビって止まろうとすることをあえてやってみる。という選択は正しい道を進んでいるといえますよね。
変わることが怖くないという人は少ないと思いますが「変わる方を選んで良かった」ということは間違いないですし、普段止まるところを進んでいるだけで勝てる自分に近付いていますから。
人生を変えたい人へ向けてまとめた記事があるので、こちらの記事もぜひ参考にしていただけたら!
参考:人生を変える為に捨てるべきこと7選|効果的な方法を厳選してみた
自分を認められる要素をつくろう
自分で自分を認められる要素さえあれば、誰に何と言われようと自分を信じることができます。
…一文に「自分」を3回も入れ込むのもどうかと思いますが、続けます(笑)
認めてあげられる要素と言われてもピンとこない場合は以下を参考にしてみてください。無数にあります。
・毎日なにか継続した
・真剣に夢について悩んだ
・夢のために普段と違う選択をした
ぶっちゃけ「こじつけ」でもまったく構わないので、とにかく自分に自信を持てる要素を日々の中でつくっていきましょう。大それたことじゃなく、小さな成功体験を積み重ねるようなイメージで。
実際のところ、これだけ無気力な人が多い現代社会において
・何かに挑戦しようとしている
・夢のために悩んでいる
そんな葛藤と戦っているだけでも可能性に満ちていますし、成功を手にする瞬間ってそう遠くないと思うんですよね。
少なくとも何の志もない人に「ドリームキラー」なんてものは存在しないし、無論この記事に辿り着くこともないので(笑)普通に自信を持って階段を上っていけばいいと思います。
まとめ
僕が会社を辞めて独立するときにも、同僚や友人は色々な言葉を頂きました。
・食っていけんの?
・そんな危険を冒す意味がわからない
・もう今さら遅いでしょう
面と向かって口にするかどうかは別として、多分自分が向こうの立場でも同じように感じるはずだし、今思えば当然の反応だったように感じます。
当時は見返すつもりで頑張れたので、いずれにしてもプラスでしたね(笑)
というのと、すぐに自信が持てるタイプではない僕は「副業で本業収入を超える」という、目に見える結果をつくりました。独立しても大丈夫だと強く思える「武器」を持った。
このままではボスに勝てないかもしれないから、まずは鋼の剣を手に入れよう
という考え方ですが、内(自分)であれ外(他人)であれ「結果」で認めさせるという手段は非常に有効なんじゃないかなと。鋼の剣を片手に挑んだ戦いでHPが尽きたら、諦めもつくでしょう(笑)
実際のところ、会社を辞めて独立しようとしたときには内外問わずドリームキラーとの戦いに葛藤したこともありましたが、そこで逃げずに自分を信じた結果、あのままでは得られなかったものもたくさん得ることが出来ました。
「最大の敵は自分」とはよく言ったもので、すべての鍵は自分が持っているものと思います。
それに負けないように…と言いたいところですが時に負けたって構わないので、止まらずに一歩ずつ進んでいきたいですね。
それでは!ドラクエVer.でお届けした記事をここで締めたいと思います(笑)
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。
むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。
人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。
そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。