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風邪で出勤するマジメ君は迷惑でしかない





風邪で寝込んでしまった人

ストーブに毛布が標準になってきた北海道ですが、たぶん皆様がお住まいの地域も寒くなってきましたよね…?

夏とは反対の意味で湿度計が気になる季節到来。

これからの時期は乾燥にも気を付けましょう。

 

発送を担当してくれているスタッフがカゼにやられてしまったので、僕も今晩は風邪薬を飲んで寝ようかなと。

 

でも、会社に勤めていた頃を振り返ってみると、この時期にはわかりやすく欠勤が増えたことを思い出しました。

どの職業でも一緒かもしれませんがやる気がない人は一定数いるもので…。

 

僕が販売員として勤務していた店舗では大型店だったためそこまで影響がないからか、スタッフの欠勤に対する意識が普通に低かったんですね。

 

「いや~、今日はこれから合コンっす!早番あざっす!」

 

みたいなテンションで帰っておいて翌日にはカゼを理由に休むとか。

 

いやいや、最悪言わないで帰れよと。

百歩譲って楽しすぎた前日の代償は受け入れるとしても、自称カゼはもっと上手にやるべきだと思った記憶があります。

 

明らかな二日酔いでのキャンセルって、自ら前日の去り際に張った伏線を回収しすぎだ 笑

 

でもそんな人もいる一方、ものすごく真面目なスタッフもいて。

ある店舗で22歳の男性スタッフが体調をこじらせたとき、電話でこんなやりとりをしたことを覚えています。

 


「すいません、熱が39度あって…今日は休ませて頂いてもよろしいでしょうか?」


「了解、お大事に!こっちは大丈夫です~」

(翌日)


「すいません、熱が下がらなくて…でもさすがに今日は出ます」


「いやいや、休んでいいよ。こっちは大丈夫だから」


「はい。本当にすいません。。。」

 

その次の日がシフト的に休みだったため4日目には元気になって出勤したのですが、出てきた彼に僕が伝えたのは

「なに大事なときに風邪なんてひいてんだ!体調管理がなってないだろう!」

ではなくて、

「ときには休む勇気も必要だよ」と。

 

個人売上のトップを目指す気持ちは店舗としても上司としても最高に嬉しいし、そんな志があるだけで稀有な存在です。

自分のせいで迷惑をかけたくない!という想いもわかるけど、そう思うのなら余計にちょっとズレている。

 

というのも、僕が部下で以前同じような状況になったとき、その彼とまったく同じような行動にでたのですが上司だった店長からこんなことを言われました。

 

「そのカゼが他のスタッフに移ったら困る」

 

確かに・・と思ったけど正直、随分と冷酷なことを言うなと思った。

 

それでなくても風邪をひいているときって優しくされたいじゃないですか?w

なのに随分言うなと。

 

僕は翌日から出勤できたのですが、ちょうどその1週間後くらいでしょうか。

体調も戻ったところでその上司と飲みに行くことになり、少しお酒も入ったところで僕は言いました。

 

「正論だけどさすがに冷たくないっすか?ていうか、もっと言い方あると思うんですけど!」

 

風邪で弱っている人間にかける言葉じゃないとか
あの言葉のせいで熱が上がったかもしれないとか

意味のわからないごたくを並べたんですけど、そのときに言われたんですね。

 

「そうでも言わないとお前無理して来ただろ(笑)

他のスタッフに移るというのもあるけど
それはぶっちゃけどうでもいいのよ。

でもそうやって無理して長引く方がよっぽど困るわけ。

わかってんの? もう店の売上に関わる人間なんだよ?

迷惑かけたくないなら「迷惑」の意味をもっと考えて。

目先の休みにビビってる場合じゃないんだわ」

 

かっこいいことを言い過ぎたのか、この言葉がよほど決まったと思ったのか、その日の彼は飲み過ぎてベロンベロンでしたがw

すごく良い学びをくれたと思っていますし今日文字として書いてみて改めて、この考え方は大切にしなければいけないと思いました。

 

アパレル業界で尊敬できた2人の上司のうちの一人なのですが、彼の言葉を受けてお伝えしたいのは

「長期的にこじらせる方がヤバイ」

ということ。

 

あの日の僕が抱いた感情を整理すると

・今日休んだら個人売上に響く
・インセンティブがもらえなくなるかも
・頑張れば何とか出られそう
・外を見たら晴れてる
・社長の評価が下がるのは困る
・上司に怒られるのも嫌だ

 

マジで自分のことしか考えてないというのは一旦置いておいたとして、

(ていうか、晴れてるってなんだ?)

完全に目の前のことだけにマインドシェアが奪われているんです。

 

しかも体調不良での欠勤が長引いたら、更に状況が悪くなるものばかり。

 

・今日休んだら個人売上に響く ⇒ もっと響く
・インセンティブがもらえなくなるかも ⇒ もっと可能性下がる
・頑張れば何とか出られそう ⇒ そもそも出られない
・外を見たら晴れてる ⇒ 曇るかもしれない(?)
・社長の評価が下がるのは困る ⇒ もっと下がる
・上司に怒られるのも嫌だ ⇒ もっと怒られる

 

言うまでもなく後者の方がダメージは大きいし、こんなことになるのは絶対に避けたいですよね。

 

今やるべきことをやること(このときで言えば1日休むだけ)で、長い目で見たらずっとプラスに転じる。

冷静に考えてみたらわかりきっていることなのに、人って一生懸命に目の前の一時的な痛みを避けようとするものです。

 

今のビジネスで言っても同じで、時間のかかりそうな卸取引やブログ集客から逃げてきたので、このテの感情は本当によくわかりますし、

 

・転売を取り巻く環境が厳しくなってきた
・アカウントの危機との距離が近い
・情報発信ビジネスは強い

ぶっちゃけもう耳タコだとは思います。

 

ただ、今もう少し負荷をかけてでも、長い目でみて蒔いた種は確実に実るので。

 

収入が上がれば疲労度も倍増するような稼ぎ方だけでなく、もう1つの武器も身に付けていきましょう。

 

 

 





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