ビジネスで結果を出すための方法を問うと、実績を出している多くの人が「模倣」ということを挙げます。
成功者の真似をすれば稼げるようになるという話なのですがコレはすごく的を射ていて、少なくとも最初からオリジナリティーにこだわると火傷するのは間違いありません。
模倣から入ることによってそれこそ変にフラフラして無駄な時間を浪費することもなくなるし、成功者の共通点を見ていくとやるべきことが明確になるんですよね。
実際にビジネスがうまくいっている人の共通点から「今やるべきこと」を記事にしていきますので、参考にしてみてください。
何から始めたら良いかわからない場合や、共通点から成功法則を盗みたいときなどは特に読んでいただきたいです。
ビジネス成功者が持つ5つの共通点
成功者はすべての経験をプラスにする
ビジネスで成功している人って何が優れているんだろう?と思ったときに真っ先に思い浮かんだのが「すべての経験をプラスにする」ということでした。
成功者の人って失敗談や最高の出会いなど特殊な経験をしているように感じるのですが、孫正義さんにしてもビルゲイツにしても少なくとも「24時間」という条件は全世界共通であり、その中で「成功した事例しかない」なんて人は誰一人としていないわけで。
そう考えると、経験してきたことをどれだけ「今」に集約できているか?
この視点がものすごく重要なことなんじゃないかなと感じます。
スマホアプリ「755」の名前の由来なんかはものすごくリアルですよね!ホリエモンこと堀江貴文さんが収監されていたときの囚人番号が755だったことに起因していることが一時期話題になっていました。
成功も失敗もひっくるめて今の自分が出来上がっているわけですから、失敗したことをなかったこととして捨てようとするのはナンセンスだと思わされます。
ビジネスにスピード感がある
これは起業家の先輩たちを見ていてもすごく顕著で、期限を決めたりやるべきことにすぐ着手するなど、とにかく仕事にスピード感があるんですよね。
冷静に考えて、ビジネスで成功している人たちが「とりあえず後回しで良くね?」なんてことを連発しているわけがないですし、僕自身も意識していることでもあります。
落合陽一さんも「まずやってみること」をよく口にしていて、有限である時間をめちゃくちゃ濃いものにしている印象があります。
・でも
・だけど
・だって
結局やらない人がよく言い訳として使う上記3つを「D言葉」として揶揄されたりもしていますが、ある程度のスピード感を持って仕事を進めていくことは成功要因の1つとして考えて間違いないでしょう。
成功者は良い意味で自己中
話題になっている書籍「バカとつき合うな」でも以下のような記載がありました。
「自分の常識」を平気で振りかざすバカとはつき合うな
このフレーズからも感じるように、成功者を見てみると大半が自己中です。
自己中心的というと一般的には悪いように受け取られがちではあるものの全然そんなことはなくて、周りの人たちの目ばかり気にして成功している人は誰もいないですし、自分の意見を主張できずしてビジネスがうまくいくことはありえないですよね。
先日ある起業家仲間と焼肉を食べているときにも同じような話題になって、その彼が言うには「自分はジコチューだから、将来一緒に遊べる人を増やすために本気でコンサルをしている」と。
やけにいい人ぶってうわべの言葉だけ並べるよりも、よほど信頼できる本音を持っているのも成功者に共通することです。
読書の量が多い
ビジネスがうまくいっている人たちに読書家が多いことは有名な話で、前述の孫さんやビルゲイツもそうですしユニクロの柳井正さんも読書を好んでいると聞きます。
文章力が高くなる
非日常の体験ができる
偉人の考え方に触れられる
など色々な要素はあると思うのですが、総じてインプットの量が膨大であるということが言えますよね。新しい知識やあるいは多方面のトレンドであったり、成功者の人たちは本当に知識が広くて深いです。
知的好奇心が旺盛なことに加え、客観的視点を積極的に取り入れようとする考え方も大切にしていきたいところです。
影響力を持っている
現代における武器とも言えるものだと感じるのですが、ビジネスの集客ツールとしてインターネットを利用して「影響力」を持っている成功者が本当に多いです。
というより、今の時代にビジネスをする以上は必須だといっても過言ではありません。
もちろん書籍の出版など以前から存在する媒体も健在ではあるものの、今のWebの威力はハンパじゃないですからね…。
ブログの読者やTwitterのフォロワーなど多くのファンを獲得している人は発信の強さも尋常じゃないですし、キングコング西野さんなんかはもはやカリスマ的存在として君臨しています。
インターネットを使いこなすスキル然り、Web上での影響力を持っていることも「現代のビジネス成功者」を語る上では欠かせないでしょう。
余談ですが、かつて僕が働いていたアパレル業界でも「インフルエンサー採用」なるものがあるんだとか。店舗で暇にしている店員よりもWebで集客に強いスタッフの方が100倍貢献するのは間違いないので、納得ですね!
(Webで影響力のある人がどんどん生きやすくなる時代)
ビジネス成功者の共通点から見えたこと
ビジネス成功者の共通点を挙げたところで、今度はこれらの事実から見えるものを紐解いていきましょう。
こういった要素を念頭に置いておくだけで活動における力の掛け方も変わってくるかと思いますので、ぜひ読み進めていただけたら!
インプット×アウトプット=最強
まずは疑いの余地がない事実として、成功者はこのバランスが優れています。
・インプット(学び)
・アウトプット(実践・発信)
言わば経験したことや見聞きしたこと・学んだことすべてが「インプット」になるわけですが、成功者は絶対にそれを自分の範囲だけで止めておくことをしません。どんどん積極的に発信していく。
発信に関してはWeb上での投稿などはもちろんのこと、社内で意見することなども同意だと僕は思います。
セミナーで一番学びを深めるのは誰かに伝える前提で参加すること
これは「最も効果的なセミナー受講のスタンス」などとして起業家などがよく口にしていますが、実際に人に伝える前提で聞くと飛躍的に理解が深まりますし、反対に人に伝えられないことって知っている「風」でまったくわかっていなことがほとんどですから。
ビジネスで黙って成功する人はいない
ビジネスで成功している人たちの特徴から感じることとして、自分の意見を言うことの重要性も強く感じます。
これは別に多弁だったら良いというわけではないものの「伝えずともすべてを受け取ってくれる」なんてことは基本的にありえません。
「アウトプット=伝えること」を疎かにしておいて「俺の言うことがなぜわからない!?」という態度をとる人も実際にいますが、怠慢がいきすぎてギャグなんじゃないかと。
アウトプットをすることによるメリットとしては
・自分の理解も深まる
・相手にGIVEすることができる
・影響力が高まる
など挙げだせばキリがないのですけど、「コミュニケーションを大切にする」ってやっぱりビジネスをしていく上で重要なのだと思います。
特に今の時代はコミュニケーションツールが「文字」でのやり取りになっていますから、読書家(文章に長けている人)が成功していくのは必然の流れともとれるでしょう。
成功者の共通点から見えた、今やるべき1つのこと
積極的に発信しよう
ビジネスで成功したい人が今すぐやるべきことは何なのか?
共通点を客観的にとらえてみても積極的に「アウトプット=発信」すること。これ以外にないんじゃないでしょうか。
たとえば、ビジネススキルが同じくらいのレベルの人が二人いたとして。
Aさん:基本的にだんまり
Bさん:積極的にアウトプットする
どちらが成功に近いかは言うまでもないですし、極端な話、Bさんの方がスキルが劣っていたとしても立場はすぐに逆転すると思います。日々得られるものが違い過ぎる。
実際にコミュニティーを運営していて、発信を前提として過ごしたときの成長速度が桁違いなのはメンバーを通して何度も目の当たりにしていますし、成功者の共通点から逆算的な思考を持ち込んでみるのも非常に有効かと思います。
成功者の共通点をおさらい
最後に、ビジネス成功者の共通点をおさらいしてこの記事を締めたいと思います。
以下をご確認ください。
〇すべての経験をプラスにする
⇒発信によって失敗は失敗じゃなくなる
〇仕事にスピード感がある
⇒情報処理速度を高める必要がある
〇良い意味で自己中
⇒自分が出せずに成功はない
〇読書量が多い
⇒良質なインプット
〇影響力を持っている
⇒発信することで可能性を広げる
こうやって見てみると、今すぐにやるべきことが明確なのではないでしょうか…!
「ブログまではちょっと…」と敷居が高く感じる場合にはTwitterなどのSNSからでも全然問題ないと思いますし、成功するためには成功者の模倣が基本です。
少なくとも「不感症」「思考停止」などと揶揄される今の時代に、しっかり思考を巡らせて自分の意見を発信することは周囲との大きな差別化になることは間違いないと僕は思います。
成功者の共通点を真似ればビジネスはうまくいく
ビジネス成功者の共通点を分析してきましたが、実際のところ、うまくいっている人のマネをすればビジネスは自然と成功しやすくなるものです。
最初は表層的なものだとしても徐々に本質を掴めるようにもなりますし、まず成功者から学ぶのはビジネスの鉄則とも言えるのではないでしょうか。
特にアウトプットするのは間違いなく重要だと思うので、今後のアクションの参考になれば幸いです!