新たな挑戦をしない限り人は退化していく。そんな言葉を耳にすることもありますしそれが真理なのは理解しているのですが、一方で、元来そういった新しいことを拒絶してしまうのは当然なのかなとも思います。
人間そんなに強くないので、どうしてもそういった側面は存在するんですよね。
ただ、だからこそ「拒絶したときにどんな選択をするか?」ということの重要性には目を向けていきたいですし、その二択が人生を変えることを起業してから如実に感じています。
そんな体験談を記事にしていきますので、新しいことをやるのが億劫だったり拒絶したときの参考にして頂けたらと思います。
新しいことを拒絶するのは当たり前
何かと面倒なことは多い
新しいことを始めようとすると、当然のごとく覚えなくてはいけないことがたくさんでてきますよね。
・知らない単語を覚える必要がある
・作業のやり方を学ばなければいけない
・ツールの使い方は調べなくちゃ…
など、面倒に感じる場面が多々あることは疑いようがありませんし、「なんて自分はだらしないんだ…」という感情にも時に出くわすでしょう。
「時に」とか言いながら勇者がスライムと出会うほどの確率で遭遇しています。
倒さなければいけないのはわかってるんだけど、なかなかどうして。
失敗する恐怖
「失敗から学べ!」とはよく言われるし人生において大切なことだと思いますが、できることなら失敗したくないというのは誰もが思うこと。
失敗に対しての恐怖心が芽生えるのは自然な現象だといえるでしょう。
それ故に最初から受け付けないという選択をしてしまうこともありますし、そういえば昨日も知らないラーメン屋をスルーしました。
「恐怖」というと大げさですが、無意識のうちに新しいことを拒絶していることは少なくないと思います。
人間は恒常性の生き物
人は基本的に居心地のいいところに留まろうとするので、新しいことを好まないというのが普通です。
口では変わりたいと言っていて本人もそう思っているつもりだとしても、無意識の中で変化を起こすことを拒んでいる人が多いのはその典型的な例。
「今特に問題ないから新しいことをやる必要はない」という気持ちもわからなくはないですし、新しいことを拒絶するのって普通なのだと感じます。
そう考えるとアーティストの新作だったりスマホや家電の新機種って凄いですよね…!ワクワクに勝るものはないのだと改めて思わされます。
参考:人生を変える為に捨てるべきこと7選|効果的な方法を厳選してみた
新しいことを拒絶した先にある未来
新しいことを拒絶したくなるのは言わば当然ということをお伝えしましたが、次はその先のお話を。
ぶっちゃけ拒絶するもしないも個人の自由だとは思うのですが、新しいことを避け続けるとなかなかに残酷な現実がそこには待っています。
今と同じかそれ以下の未来
まず新しいことをしないことによって自分は変わらなかったとしても、周囲の人や環境は常に変わっていくという点。
・新入社員が英語ペラペラだった
・会社の業績が前年を割って給料が下がった
上記は僕がアパレル販売員時代に経験したことで「おいおい、俺のときはまだ英語そんなにやらなかったんですけど?」なんて思ったりもしたのですが、時代は移り変わっていくという良い例だと思います。
自分が今までと同じパフォーマンスを発揮していたとしても、周りがどんどん成長していけば自ずと順位が落ちるということも普通に起こり得ますし、今のポジションをそのままキープできる確証はどこにもありません。
新しいことに挑戦せず「現状維持ができればいいや」と思う人もいるかもしれませんが、現状維持って実は難易度激高ですから。
参考:ビジネスで稼いだ人の二極化|現状維持をしたいなら進化しないと無理
自己肯定感の低下
新しいことをせず今までと同じことの繰り返しばかりでは当然ながら成長しないわけですが、そんなときにはつい人と比べてしまい「成長していない自分」を認識した瞬間に嫌悪が強くなって、自己肯定感が低下することは珍しくありません。
それによって自信が持てなくなり不安が常に付きまとうことになりますし、一生付き合っていくべき「自分」という人物を好きでなくなるのは人生がつまらないのと同意だと思います。
「自分が好き」というとどうしてもナルシスト感が強いかもしれないけど普通に大切なことなので、そんな視点から自分を見つめ直してあげるのも良いかもしれません。
参考:自信を持ちたい人がやるべき仕事|時代を味方につけて強くなるために
起業して気付いた、人生を変える二択
拒絶したときがチャンス
新しいことは拒絶したくなるものですが、その感情は絶対に大事にしてください。
というのも「うわ、めんどくせえー」と感じたときってすごくチャンスで、そもそも何も感じていなければまったく気にもならないはずなんですよね。
僕も起業してからは言ってみれば「やるもやらないもすべて自分で決められる」わけですが、新しいことを面倒に感じるタイミングは当たり前にあります。
なんなら会社を設立するときにも手続きが面倒でという理由で先延ばしたりもしました。
ただ、こういうタイミングにこそチャンスは眠っているので、「めんどくさい」に敏感であることは非常に重要だと思います。
拒絶したときの二択は自由
拒絶=やらないというのが普通ですが、そういう反応が出たことを認識した際にどういうアクションをとるかは自由です。
・気になるけど今はスルーする
・拒絶したいけどチャレンジしてみる
ここで前者の選択をすると今までと変わりませんが、後者の選択をすれば確実に変化が起きることになりますよね。
結果がどうであれ前へ進みます。
また起業家界隈ではよく「緊急度が低く重要度が高いことに時間を使え」と言われますが、拒絶するようなことはそれに当てはまることが大半だったりもしますので。
「拒絶=やらない」という既存の感覚を壊してやるのも大きな一手として頭に置いておきましょう。
起業してリアルに感じたコト
先ほども書いたように起業すると「すべてを自分で決められる」というのが大きなメリットである一方で、「嫌なことをスルー出来てしまう」ということが必ずしも良いかと言うと微妙な部分もあります。
新しいことを拒絶し続けると確実に衰退していきますし、一度の成功に胡坐をかいて消えていく人もたくさん見てきました。
別に大それたことばかりをやる必要はないので「普段やらないこと」をあえて実践してみるなど、そんなライトな感覚も大切にしていきたいなと。
極論、やる・やらないの二択でしか人生は変わらないですし、僕も過去の自分のような保守的な姿勢では起業して毎日が楽しい「今」は確実に手に入りませんでした。
かっこつけて「起業家」とか言ったところで新しいことを拒絶している起業家なんてただのおっさん(おばさん)ですからね。
好奇心旺盛に頑張っていきたいと思います。
拒絶したときの選択が人生を変える
冒頭でもお話しした通り、新しいことって基本的に面倒に感じることが多いものです。
今では手放せないスマホにしても、ガラケーが主だった時代には機種変更するのを躊躇したものです。
今ではもう覚えていないですが、おそらく新しい操作を覚えることが億劫だったり「変えなきゃよかった」なんてことになるのを恐れていたハズ。
そこで踏み込まなければ今のこの快適な世界は覗けなかったわけで、新しいことをやるってものすごく意味が大きいことなんだと思います。
恐怖心や億劫な気持ちの裏側にはチャンスが待っているものなので「拒絶したときの二択が人生を変える」ということはぜひ覚えておいていただけたら!
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。
むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。
人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。
そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。