物販ビジネス

せどりで稼いだ人の二極化|現状維持をしたいなら進化しないと無理





せどりは取り組みやすく結果がでるのも早いため初心者におすすめのビジネスなのですが、一度稼いだ後にそのまま右肩上がりに行ける人と、逆に稼げなくなってしまう人にわかりやすく二極化します。

稼げた安心感から現状維持に走る気持ちもわからなくはないものの、これほど結果に明白な差が出るのであれば後者のようにはなりたくないですよね。

この記事では稼いだ後すぐに稼げなくなる人の特徴と、そうならないための対処法について書いていきます。

せっかく稼ぐことが出来てもそれが一時的なものになっては稼いだ意味が半減してしまうので、その辺りのポイントを参考にしていただけたら幸いです。

せどりで稼いだ人は二極化する

ビジネスの多角化は夢しかない

まずはせどりをきっかけに組織化や情報発信など、ビジネスを多角化展開して大きくする人たち。

そのまま右肩上がりに伸びていくことが多いわけですが、このようなフェーズに入ると

「転売は違法じゃないの?」
「ネットビジネスは怪しい」

といったような、初期の頃に言われがちなフレーズとは無縁になります。

組織化をすることで自分がそこまで動かなくても収益が上がるようになりますし、情報発信でも自分の活動にレバレッジがかかり収益も飛躍的に伸びる上に、仕組みを作ることで自動収益化も十分に可能です。

即金性の高いせどりを足掛かりに、小遣い稼ぎから「事業」へシフトしていくのは王道であり最も効率的なビジネスの拡大だと思います。

稼げなくなる人も普通にいる

上記のようにせどりをきっかけにビジネスを大きくしていく人がいる一方で、徐々に稼げなくなっていくというケースも普通に存在します。

1つの商品や1つのプラットフォームに依存しているとその危険性が増すわけですが、それ以上に、稼いだことによる慢心や油断といった側面が大きく影響しているのは間違いないでしょう。

実際にアイコスや任天堂Swithなどは一時期飛ぶように高利益で売れていましたが、このようなヒット商品を扱ったときには実力以上に利益が上がることも十分にありえます。

稼いだあとに「あの人は今?」状態にならないようにはくれぐれも気を付けましょう。

せどりで稼いだときに起こりがちなこと

稼いで浮かれる男性

一生安泰な気分

会社から受け取る給料とはまた違って個人で稼ぐ喜びは格別ですし、結果が出せたときには「個人で稼ぐスキルさえあれば生きていける」というような気持ちも芽生えます。

ただ当然ながらビジネスは単月の勝負ではないわけで、個人で稼ぎ続ける難しさも存在しているんですよね。

勘違いしがちですがずっと同じ手法が通じるわけでもないです。

・競合が増えることもありえる
・プラットフォームの規約が変わる
・同じ商品をずっと仕入れられる保証はない
・一生売れ筋の商品が確保できるほど甘くない

上記のような事例は「可能性」ではなく「事実」として起こっているわけで、せどりで稼いだときに感じる「これで一生安泰」のような錯覚には注意が必要です。

参考:今の仕事で将来が不安な人は安泰|現状維持で安定が続くわけがない

基準値の低下

ビジネスに取り組む上で「どれくらいやればいいのか」という基準値はとても大事ですよね。

頑張ったつもりでいてもそれが足りていないという事実に気付いていなければ、結果が出ないというのはよくある話です。

稼いだときにはある程度の基準値を持っているのだと思いますが、それが逆効果となり「今の数字をキープすればいいや」といった思考に陥り、基準値が下がってしまう事例も珍しくありません。

基準値の低下によって懸念されることとしては

・必死に作業をして稼いだことを忘れる
・新しい挑戦が億劫になる
・今日はいいか!が延々と続く

まだまだキリがないほどあるのですが(笑)こうして作業量と共にモチベーションも落ち、ビジネスの優先順位までも下がってしまうと稼げない悪循環にハマっていくのは言わば当然とも言えますね。

参考:モチベーションはいらない|無理なやる気に頼らない仕事効率の上げ方

せどりで稼いだあとに現状維持を望むなら

いつもの道を歩く男性

サラリーマン時代の月収の2倍だとか月収100万円だとか、ある程度稼いだときには「これくらいでいい」という感情は付き物だと思います。

シャカリキになって働いて常に最高年収を更新!というのを目指す人ばかりでないことは理解していますし、そういうライフスタイルも大いにアリですよね。

ただ「現状維持」って、言うほど簡単ではないという事実は覚えておきましょう。

現状維持を望むうえで少なくとも押さえるべきポイントを記載していきます。

時代は変わることの理解

現時点では稼げていたとしても「時代は変わる」ということは頭に入れておきましょう。

今とまったく同じ条件でずっと戦えるわけではないですし、せどりで稼ぐための環境もここ数年で大きく変化しました。

・手数料の値上げ
・メーカー出品規制の増加
・送料値上げによる利益圧迫
・ツールの取り締まり強化

など、以前は稼げた手法が通用しなくなっている事例はいくらでも挙げられますから、ただ同じことをやっていても現状維持が難しいということは言うまでもありません。

まあでもこれはせどりに限らず、トレンドブログやYouTube・広告関連も過去とはまったく状況が違うのでジャンル問わず言えることだとは感じますが…。

参考:せどりは飽和状態 転売は稼げないとか嘘だから気にしなくていい

新しいチャレンジは必須

上記の事実からもわかるように、同じことだけをやっていても現状維持は難しく、手元に残る収益は徐々に(あるいは一気に)下がっていくでしょう。

自転車だって同じスピードをキープしたければペダルを漕ぐことが必要になりますよね?

現状維持のためには新しい挑戦が必要になるため

・外注化を始める
・メーカー仕入に挑戦
・キャッシュポイントを増やす

上記は僕が行ってきたほんの一例ですが、何かしらの策を講じていくことはマストになります。

参考までに僕は情報発信ビジネスに着手していますが、利益率も高いし(ほぼ利益)資産として残るしで最高のビジネスモデルです。

僕は仕事が楽しくて仕方がないので現状維持をするつもりはないですが(笑)せどりで稼いだあとには視野に入れてみることをおすすめします。

耳障りの良い言葉は無視

情報発信者のメルマガやブログに触れていると「せどりは一生稼げるので大丈夫ですよ~」という人もいるのですけど、実際にはそんな甘くないというのが僕の意見です。

というより「一生稼げる」に対しての情報が乏しいというか、こういう言葉を都合よく解釈して「今と同じでずっと大丈夫なんだ」なんてとらえ方をしてしまうと本当に危険なので気を付けましょう。

先ほどもお伝えした通り、せどりに限らず自身の成長なしに存続するビジネスなんて1つもありません。あったらどの会社も倒産しないですから。

不安があったり現実逃避したいときって耳障りの良い言葉に振り回されがちですが、しっかり本質的な考え方をしていくことが大事です。

まとめ:稼いですぐ消える人にならないために

せどりで稼いだあとの二極化を改めて考えて思ったのは、手抜きの反動は必ず自分に降りかかってくるということです。

もし今ラクに収益を得られているとしたらそれは過去の自分が頑張った産物でしかなくて、今の自分が頑張らないと未来でつらい想いをするのは必然とも言えますよね。

人は恒常性の生き物ですから現状維持を望むというのは悪いことではなく、むしろ当たり前のことです。

ただ「現状維持のために進化する」という思考は絶対的に必要になってくるので、ぜひ念頭に置いておきましょう。

稼いだ後はもちろん自分を褒めてあげてほしいのですが、そこで油断しすぎないように、という自戒も込めて記事にしてみました。

「勝って兜の緒を締めよ」

ぜひ意識して、ビジネスを楽しんでいきましょう。





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