雇われない強さを身につける

嫉妬は必要だから悪くない|ビジネス成功者の健全な嫉妬の仕方とは?





仕事やプライベートがうまくいっている人を見たり自分にないものを持っている人と出会ったときなど、人生において嫉妬という感情が出ることは珍しくないと思います。

嫉妬しやすい自分に対して「なんでいつもこうなんだ…」と嫌悪感を抱いた経験がある人も多いでしょうが、そもそも嫉妬すること自体は悪くないんですよね。むしろそういった感情がある方が健全というか。

実際にビジネスの成功者も嫉妬の感情を利用しているのを見ると「必要なもの」だと思いますし、上手な嫉妬の仕方について書いてみたいと思います。

自己嫌悪に陥る必要はまったくないので、ぜひ試してみてください!

嫉妬は必要な感情である

すべてを兼ね備えた人間はいない

人はどこまでいっても「ないものねだり」をする生き物なので、嫉妬をまったくしないということ自体が無理な話だと思います。

たとえば独身のうちは結婚願望が強かったのに、実際に結婚してみたら自由だった独身時代を回想して独身の人を羨むというのもよくあることですよね。

自分にないものを持っている人に対して「いいなあ」という感情を持つこと自体は普通ですし、すべてを兼ね備えた人間なんて存在しません。

だから嫉妬することは自然。無理に消そうとするより「必要なもの」としてその感情を受け取る方が大事なのではないでしょうか。

自分にないものはあっていい

無意識に他人と自分を比べることは少なくないと思うのですが、自分にないものを持っている人を見ると劣等感を覚えてしまうケースもあったりします。

高校球児だった頃にも、僕がめちゃくちゃ練習してようやく出来ることをセンスでこなす天才肌がチームメイトにいて、彼が打席に立つ際には「お願いだからデッドボール当たってください」と天に祈ったものです。冗談です。

このように自分にないものを認識したときって、それだけで自分の存在価値が低くなったような気分になったりするわけですが、一旦「ないものがあるのは当たり前のこと」だとして受け取りましょう。

小栗旬でも竹内涼真でもきっと「自分にないもの」はあるわけで、嫉妬はその「ないもの」を得るための原動力として自分に好影響を与えてくれるものだったりもしますから。

人と比べないってよく言われるけどそれは無理があると思うし、仮に人と比べて嫉妬することがなかったら僕みたいな「自分にアメを与えまくるタイプ」は、ただの堕落した人間になっていく気がします。大事、嫉妬。

悪い嫉妬の種類とは?

同僚に嫉妬する女性

この絶対的に必要な感情も、悪く作用してしまうときが確かにあります。

大半の人が「嫉妬=悪いもの」だと認識してそれを避けたがるのはそのためだと思うので、悪い嫉妬の種類についても見ていきましょう。

嫉妬したときにこうならなければいいという指針としても参考にしていただけたら。

卑屈になる

相手に嫉妬するときというのは自分と相手を比較しているときなので、「いいなあ」という感情から「自分なんて…」と卑屈になるのは一種の王道パターンといっても良いでしょう。

そんな入口から自分の悪いところや持っていないものばかりに意識が向いてしまい、どんどん落ちていって自己嫌悪にまみれ塞ぎ込んでしまうケースは珍しくありません。これを人々は「闇落ち」と呼びます。

傾向として多いのは以下の2つかなと。

・相手の「あるもの」と自分の「ないもの」を比較
・そもそもの舞台を見誤っている

ブログを始めたときってもちろん最初はアクセスが少ないんですけど、そんなときに「キングコング西野さんのブログは2017年の時点で月間500万PV」という情報を聞き「モノが違い過ぎる…」と、やや卑屈になりかけました。

これは完全に後者のパターンで、あらためて聞くと「当たり前じゃん」という話。

でも、幼稚園児が甲子園で高校球児とは戦えないという構図にハマっている人は思いのほか多いです。

イライラする

他人の才能が羨ましくて妬ましくて「アイツさえいなければ…」とイライラしてしまうこともありますよね。

好きな子が他の男子と話しているのが嫌で嫌で仕方ない、みたいな。

学生時代にはそんなウブな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

ビジネスでも何をやっても上手くいっている風な人を見てイライラするときもあるでしょうし、この類の嫉妬は個人的には一番イヤです。時間が経てば冷静になれるのはわかっていますが、イライラしているときに何かしらのアクションをするとロクなことがないですからね…。

1つ例を挙げると、TwitterなどのSNSで「なんでアイツだけいいね!があんなに多いんだよ!」という嫉妬から怒りに任せてムダにエッジのきいた投稿をすると十中八九スベります。

自分を過小評価する

自分が持っていないものや自分が劣っているように感じたときには自分に自信が持てなくなり、実際の能力よりも自分を低く見積もってしまうケースも。

こういう状況に陥ったときにはとにかく自信がなくなり、

・チャンスに飛び込めない
・思い切った行動ができない

など、ただただ機会損失が多くなってしまいます。

日常的に自分を過小評価していると、その思い込みから本来出来ることまで不可能になってしまったりもするので気を付けたいところ。

元々は他人と比較した際の嫉妬から始まることが多いと思うので、ドツボにハマらないために客観的な視点も大切にしていきましょう。

ビジネス成功者の健全な嫉妬の仕方

嫉妬をパワーに変える女性

自分が欲しいものを素直に受け取る

自分が嫉妬に気付いたときには「あ、自分はこういうものが欲しいんだ」と認識して、それを素直に受け取ることが嫉妬の感情をプラスに働かせるために必要なことだと感じます。

一歩引いて客観的に自分を見るイメージというか、新しい自分の一面を把握するような感覚で。

自分を客観視することで様々なものが見えてきますし、そもそもの話し

・欲しいもの
・手に入れたい未来

って、顕在化されていないことも多々あります。

たとえば僕はビジネスを始めた当初から「起業したい」と思っていたわけではないですが、自由な生き方をしている人を見て「いいなあ」「ああなりたい」という想いを認識してからそこを目指すようになりました。

嫉妬したときにはぜひ「なにが羨ましいのか?」にも目を向けてみてください。自分が蓋をしている欲求に気付くチャンスです。

参考:会社の駒で終わりたくない!解決するための2つの選択肢とは?

エネルギーに変える

前述のように、誰かに嫉妬したときには「その人が欲しいものを持っている」と置き換えることができると思います。

海外移住願望が特にない僕はそういった姿には特段惹かれませんが、一方で会社に雇われない生き方をしている人にはモロに嫉妬を抱きましたし、それがエネルギーになって起業家としての道が拓けたと言っても過言ではありません。

動機は不純かもしれないけど人それぞれ響くポイントはあると思うんですよね。

また、こうして負の感情をエネルギーに変えるのってすごく力が出るので、嫉妬の感情はそういう意味では最適なんじゃないかなと。

変に押さえ込むのではなく欲しいものを手に入れるための原動力として活かしていく。

ビジネスマンの間では「成長したければ居心地が悪い場所に身を置け」とよく言われますが、自分より優れた人たちへの嫉妬をエネルギーにして自分をそのステージに近付けていくのは非常に有効なのでガンガン利用していきましょう。

負けない強みを磨く

ビジネスで結果を出していくために自分のスキルを磨くことが欠かせないのは言うまでもないですが、ここでも嫉妬はメリットとして働いてくれます。

というのも、嫉妬対象の相手が何か自分に無いものを持っているのだとしたら、自分も匹敵する「何か」をつくってしまえばいいんですよね。

仮に相手が自分にはないスキルを持っていたとしても、その嫉妬をエネルギーに変えて自分の長所を磨くことに使い「自分はこっちでは負けん!」と頑張ることで、逆に相手を嫉妬させるくらいの存在になることは十分に可能です。

そういった強みが自分で自信を持てるレベルになれば確実に収入はアップしていきますし、発奮材料としてとらえてあげると嫉妬は途端に自分の成長を支える要素に姿を変えます。

嫉妬を感じたときこそ自分のスキルを磨くことに集中して、他者を圧倒するレベルにまで引き上げるような動きをしていきましょう。

嫉妬しまくって成長すればいい

一般的に嫉妬は「悪いもの」として扱われることが多いのですが、少なからず嫉妬する場面ってあると思うんですね。

経済的にも精神的にも満足には程遠かったアパレル販売員の頃と比べると圧倒的に少なくはなりましたが、それでも普通に羨ましいと思うことはたくさんあるし今後それがゼロになる気もあまりしません(笑)

だったら100%思えなくてもいいから、嫉妬は必要なものであり「メリット」としてとらえるような考え方もあっていいんじゃないかなと。

実際にこれまで起業家の集う場所だったりビジネスを学ぶコミュニティーには幾つも参加してきましたが、成果が出ている場所にはしっかりと「健全な嫉妬」が存在しているんですよね。

それによって良い形でのライバル意識もお互いに芽生えて「うお!自分も頑張らないと!」と刺激を与え合えるような好循環に入っていくわけで、頑なに「嫉妬してる暇あったら仕事しろ」という方向だけでなくても良いように感じます。

嫉妬しまくたってその都度エネルギーにしていけば決してその感情はマイナスだけに働くことはないですから、ぜひ上手く利用しながら成長していきましょう。





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