すぐに褒められたがる人は仕事ができないと言われがちですが個人的には真逆で、褒められたい気持ちがあると仕事ってうまくいくと思っています。
極端に言うと、それだけがあれば十分なんじゃないかと思うほどに。
褒められたい願望って普通に大事なもので、それを望まないのはむしろ不自然な気もしますし、自分のモチベーションを上手に管理していく上でもすごく有効だと感じます。
そんな主張と共に、一般的に言われている「仕事ができない人」と一線を画す方法についてもこの記事では触れていきますので、ぜひ参考にしていただけたら!
なんとなくディスられる風潮のなかで「褒められたくて良くね?」と感じていた方は特に、です。
褒められたい人は仕事ができないと言われる
素直に「褒められる」ことは喜ばしいと思うのですが、褒められることが目標になってしまっている人は一般的に「仕事ができない」と言われがち。
まずはその主な理由を2つ挙げたいと思います。
褒めてほしがる基準が低い
大したことをしていないのに「褒めてくれオーラ」を全開にしてくるパターン。
当たり前に出来ることをやっただけでドヤ顔をしては「ウザ…」という、あの何とも言えない空気が場に充満するのは無理もありません。
以前アパレル販売員として百貨店に立っていたときにも
・閉店後に畳みを終えた
・顧客カルテを記入した
ということを完了して「どうですか?」とスタッフに自慢気な顔をされた際、普通に「で?」と返したことがあります。今思えば大人げなかったのですけど(笑)単に欲しがるだけなのは注意が必要だなと。
褒められる基準を高くしていくことで、自ずと仕事のレベルも上がっていきますしね!
評価が目的になっている
褒められたい気持ちはあって良いものだと思うのですが、仕事の目的はあくまで「価値を提供すること」なので、ただ評価されることが目的になってしまうと「仕事ができない」烙印を押されてしまうことに…。
何かするごとに「あれ?褒めてくれないの?」と評価を欲しがり過ぎてモチベーションを下げる人もいるため、ただ面倒な存在として受け取られることも珍しくありませんよね。
なんのために仕事してるの?という「そもそも論」にも発展してしまう部分なので、バランス感覚は大事にしたいところです。ぶっちゃけ行き過ぎると「ただ面倒な奴」ですから。
褒められたい気持ちは超大事
嬉しいことを望むのは普通
上記を踏まえた上で言いたいこととして、褒められたい気持ちってめちゃくちゃ大事です。
人として生きていれば嬉しいことを望むのは当然ですし、頑張ったときほど褒めてもらいたい気持ちが生まれるのもごく自然なこと。
「褒められたいです!」と声高に叫ぶのも大人になるほど難しくなる気はしますが(笑)人の当たり前の感情として存在しているわけなので、それを無理に封じ込む必要はないのではないでしょうか。
ちなみに僕はビジネスコミュニティーに所属するときなどは「主宰者に褒められる」ということをとても大事にしています。
ええ。超欲しがっています。
わかりやすくモチベーションになる
モチベーションが上がる瞬間って人それぞれあるはずで、僕にとって「褒められる」はまさにその1つなんですよね。わかりやすくやる気が出ます。
というか、褒められたことによってモチベーションが下がった、という人は果たしているのか…?
基本的に仕事をする上で「モチベーション」というものはアテにしていない僕ですが、とはいえ上がる要素があるのなら多い方が良いのは間違いないわけで。モチベーションが上がることが仕事をする上でマイナスに働くことは皆無と言っていいのではないかと思います。
余談ですが、組織のモチベーションがなかなか上がらずに困っている上司・リーダーも多いという話を聞いていつも感じるのは「褒める」ことを取り入れることで上手くいくことも多いのではないかと。
成功して当たり前
失敗したらボッコボコ
こんな状況が当たり前になっているのはどう考えても健全じゃないし、ちょっとした工夫=褒めるというアクションが及ぼす影響は本当に大きいと思う。
参考:モチベーションはいらない|無理なやる気に頼らない仕事効率の上げ方
褒められたいだけで仕事がうまくいく理由
パフォーマンスが上がる
モチベーションが及ぼす好影響とも言えますが、褒められたいと思うことで仕事のパフォーマンスは確実に上がります。
僕は幼い頃から野球をやっていて、褒められるとわかりやすくテンションが上がっていましたし、それが次の結果につながるということもよくありました。
結果が出る
↓
褒められる
↓
次の結果に繋がる
この良いサイクルを回していけたら、気持ちよく成長していけますよね…!
ビジネスは淡々とこなしていくことが重要なのは間違いないですが僕たちはロボットではないわけで、「褒められたい!」という想いを上手に利用しながら活動を進めていくのは非常に有効だと僕は思います。
自分だけじゃなく、褒められたことによってパフォーマンスがUPしている人は何人も見てきたので、これはもう間違いないんじゃないかと。
自分が満たされるとGIVEも増える
「成功したければまずは人に与えなさい」というようなことは起業家界隈でよく言われていますが、ハッキリ言ってビジネス初心者の僕はそんな気持ちは1ミリもありませんでした。
本当に一切の誇張なく、自分のことでいっぱいいっぱいで。
実際のところ、自分が満たされていなければ人にGIVEをしようという発想には至らないと思いますし、それは経済的な側面だけじゃなく精神的な部分も大いに影響するんですよね。
初めて副業で月収10万円を稼げたとき、収入が増えたという事実はもちろんだけども
「おめでとう!」
「頑張りましたね!」
という周囲のメンバーからの声が嬉しくて嬉しくて。
承認欲求がどれほど仕事の活力になるかは人それぞれなのでしょうが、僕のビジネスが上手くいくようになった要因として「褒められたい」という願望が定期的に満たされていることは間違いなく重要な1つだと思っています。
「もっと褒めてくれ…」と震える、スラムダンクの福ちゃんに共感する人は絶対に多いはずだ。
仕事ができない人と一線を画す方法
最後に「仕事ができない人」にならないための方法をお伝えします。
冷静な表情をしながら内心「褒められたい!」と思いまくっているあなたはぜひ参考にしていただけたら。
褒められたい人を決める
まず大事なのが「褒められたい人を決める」というアクション。褒められたいというのが、ただちやほやされたいというだけではぶっちゃけ何の意味もありません。
参考までに僕が決めるときの考え方としては
・自分が尊敬する人
・目指すべき存在
など、褒められたいと心から思える人を選ぶようにしています。
仕事ができないと揶揄される人はここが不明確で、誰にでも褒めてほしがるからおかしなことになるのだと思う。
「未来の自分に褒められたい」という視点も良いかと思いますが、これは時間軸的に近い未来ではもらえないので…実在する人にすることをおすすめします(笑)
褒められることを切望する
褒められたがりな大人って少し恥ずかしいイメージがあるからか、基本的に皆あまり声高に「褒めてほしい」と言わないですよね。
当たり前だろ!と言われそうだけど、語弊を恐れずに言うと僕は褒められたくて仕方がありません。いや、マジで。
素直にそう思うし、それによってエネルギーが最大化されて結果に繋がっていくことも実体験として知っているからです。
次に褒められるためにはどんな結果?
自分はそのために何ができる?
といった思考を常に働かせていくことで、その人=褒めてほしい人の言動にも注意を払うことになり細かいところまで意識するようになるため、その人の良いところを最大限盗めるというメリットもあります。
結果が出ている人を徹底的に真似る(TTP:徹底的にパクる)ことにより思考を近づけていくことが成功への近道であるのは間違いないですから、「褒められたい」を強く想うことは想像以上に効果があると考えるべきかと…!
参考:本気で生きるために考える3つのこと|楽してそれなりで本当にいいの?
媚びを売るのは無意味
褒められたがる強さをお伝えしてきましたが、ただ媚びて褒められようと思うのはそもそもの意味合いが全然違いますし、ご機嫌をとって「めんこ」になればいいというわけではまったくありません。
まあ、そういうことを好む人もいますが僕はそういう人物を「褒めてほしい人」としていないので、ものすごく大前提の話ではありますが。
たとえ媚びを売って褒められたとしてもそのやりとりは空虚だし、自分の成長に繋がらないだけでなく「結果」も出ないと思うんですね。
あくまで成果を出した上で認めてもらえるわけで、そこを間違うと一気に「仕事ができない人」になってしまうので念頭に置いておきましょう。
事実として「とりあえず持ち上げよう」という行動に出る人も少なくないですが、ぶっちゃけそんなものはすぐに気付くし、表層的なやりとりほど無意味なものはないので。
参考:新しいことを拒絶したときの二択が人生を変えると起業して気付いた
社会人として大切にしたいもの
ビジネス成功者は褒められることを求めていない、という話もあって、それよりも批判的な意見を待っているという人もいます。その方が自分の改善点が見つかり、さらに上を目指せるからと。
確かにこれは一理あると思う反面、経験上、最初からそんな崇高な思考には行き着かないというか…
しっかりと自分の頑張りを認められるプロセスがあった方が仕事は加速していくと思うし、素直な想いを大切にしながらそれを原動力にしていくことが成功を手にするための近道だと僕は思います。
ていうか、「褒められるためにやってないんでえ~」とか言うヤツは絶対嘘だw
大人になって褒められる機会って圧倒的に少なくなっているし、社会人として生きていく上でも本当に大切なテーマだと思うので、「褒める側」「褒められる側」双方の視点を大事にしていきたいですね。
褒めてくれオーラ全開でレベルの高いことをやっていきましょう。
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。
むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。
人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。
そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
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