転売の未来

転売で会社設立した結果起きた変化|節税だけで考えなくていいと思う


法人化してからというもの、転売をきっかけにビジネスをスタートさせた人たちから会社設立について聞かれる場面が増えましたが、そのような形で事業を大きくすることは普通に可能です。

法人化することによるメリット・デメリットなどは各々の状況や目指すものにもよるので、専門家に相談するのが一番かとは思うのですが、とはいえひと足先に経験した者として参考になることもあるかなと。

この記事では実際に株式会社を設立して起きた変化に加え、法人化を考えたタイミングなどもリアルな経験談としてお伝えしてみようと思いますので、ひとつの参考事例として受け取っていただけたら幸いです。

 

転売で会社設立した理由

会社をつくろうか悩んでいる起業家

まずは会社設立に踏み切った理由について。

正直、かなり先延ばししたのですがその辺りは後述するとして、僕が株式会社を設立するに至った要因を3つお伝えします。

社会的信用のため

まず会社を設立した理由として、転売ビジネスをしていく上で直面した課題から考え始めたというのが背景としてありました。

個人で転売に取り組んでいく上で、月収100万円くらいであれば十分可能なことは僕だけでなくコミュニティーのメンバーの実績からも間違いないのですが、僕はさらに収益を拡大・安定させるために取引先の構築に取り組んだんですね。

いわゆる「上流仕入」と呼ばれているもので

・メーカー
・卸問屋

などと直接取引をするために契約を交わす手法です。

このときに自分が「株式会社」であることによって社会的信用の面で大きくメリットになる(契約しやすくなる)ことを知り、それであれば会社を設立した方が今後のビジネスにプラスになるのではないかと。

会社設立のきっかけはそんな想いからだったことを記憶しています。

参考:卸業者との取引開拓って本当にやる意味あるの?美味しいの?

自身の経験のため

取引先構築を円滑に進めるために考え始めた会社設立でしたが、色々と調べているうちに単純な願望が湧き上がってきたんですね。「やってみたいな」と。

そんなことかよ!という感じですが(笑)初めてのことにチャレンジすることには大きな意味があるし、経験によって自分の幅が広がることは個人事業主として活動している中で痛感していることでもあります。

現に転売ビジネスから法人化したことによって微力ながらそういった相談にも乗れるようにはなったので、コミュニティーメンバーや読者の皆さんの反応を考慮しても、素直な想いも大事にして良かったかなと。

消費税対策

年間売上が1,000万円を超えた個人事業主は3年目から消費税の納税義務が生じます。
※ここを細かく綴ると尋常じゃなく長くなるので詳細はお調べを…!

会社を設立すると新たに2年の免除期間が設けられることになり、そのため課税対象となる3年目に法人化を考える人が多いわけですが、僕はしっかりその3年目をスルーしてしまい普通に消費税を支払うこととなりました(爆)

だから正直、消費税の面はそこまで大きな要因にはなっておりません。

ただ理由として考えたことがあるのは確かなので、念のため記載しておこうかなと…!

 

転売で会社設立した結果起きた変化

成功を手に入れた人

取引契約しやすくなった

取引先との契約をしやすくするため、という想いからスタートしたとも言える会社設立ですが、実際のところ株式会社を持ったことによって契約はしやすくなりました。

正確に言うと「メーカーに断られる要素が1つ減った」ということになりますね。

・会社を設立していれば全部OK
・個人事業主では完全NG

という極端な話ではなく、個人でも契約可能な取引先はあるためそこは勘違いのないよう。

ただ「せどりで稼いでます」というよりは「会社の代表で事業として物販を行っております」の方が相手に与える印象としてのメリットはあります。やっぱり。

一番ビックリしたのは会社設立から3日目のある日、契約している配送業者から「もうこれ以上は厳しいっすね~」という送料の話をされた際に「会社を設立したのですが」と言った瞬間に一気に形成が逆転したこと。

費用も手間もかかるけど「こんなに対応が違うのか」といきなり感じさせていただきました。それで変わるような人と付き合いたくないけど、ビジネス的には大きい(笑)

参考:せどりで稼いだ人の二極化|現状維持をしたいなら進化しないと無理

周りの見る目が変わった

転売で生計を立てられるスキルってものすごく価値が大きいと思っているのですけど、そんな想いとは裏腹に世間からの評価は決して高いとは言えません。これは個人事業主全般に言えるかと思います。

世間から高評価を受けることがビジネスの目的ではないという本音もある一方で、応援してもらえたり自分のような働き方を目指してくれる人がいることは素直に嬉しいですよね。

アパレル販売員は見栄っ張りだと言われていますが僕もその典型であることは自覚がありますし(笑)そういう意味でも会社を設立した意味は大きかったなと。

最初は自意識過剰の勘違いかとも思ったものの明らかに周囲の自分を見る目が変わり、起業する際には僕を批判していたような人たちも「自分にもビジネスを教えてほしい」と口にする機会が増えたりという影響も出てきているのが現状です。

ビジネスを頑張る動機として「認められたい」とか「自信を持ちたい」とか、表には出さないとしてもそういった闘志を秘めている人って実は多いですし、社会的信用によって得られる恩恵は内面にも影響を及ぼすと感じます。

参考:本気で生きるために考える3つのこと|楽してそれなりで本当にいいの?

自覚も変わった

3つ目は単純に自分自身の心持ちの変化なのですけど、なんだかんだ「代表取締役」って違います、色んな意味で。

個人事業主のときに言われていた「社長」はどこか冷やかしを含んでいた気がしますが、会社を設立したら普通に取引先からもそのように呼ばれますし、経営者としての自覚を考えさせられる場面は多いです。

・自己投資をするとき
・面倒なことに対処するとき
・取引先とやりとりするとき

など、個人であれば簡単に逃げられるような場面でも「待て待て、曲がりなりにも株式会社の代表だぞ」と思うことで自分を奮い立たせることが出来たり。

結局のところビジネスをしていく上で「マインド」が重要なのは間違いなくて、むしろそれで大半のことが片付くことは疑いの余地がないのですが、自分のケツを叩く要素としても非常に大きな役割を担っている実感があります。

偉そうなことを言っておいてアレですが、たまの二日酔いは許してください。

 

転売で会社設立を考えるタイミングは?

初めて設立した会社

売上1,000万円以上になった3年目

先ほどもお伝えした通り、消費税の課税対象となる3年目を迎えるあたりは1つのタイミングであるかと思います。

最終的に逃げられない問題なので「先延ばししても仕方ない」という意見があるのは確かではあるものの、ビジネスを軌道に乗せていくためにやはり初期段階が大変なのは言うまでもありませんよね。

参考までに僕の経験を1つの事例としてお伝えしておくと

「消費税、来年からだな~。そろそろ考えないとな~」

と思ってはいながら、手続きについて調べることや、今はそこに手間をかける余裕がないということを言い訳にして結局3年目を普通にやり過ごすという結末を迎えました。

さほど後悔しているわけでもないので良いですが言い方を変えると「よし、このとき!」というタイミングってあまりないんですよね。自分の想い次第というか。

そういった理由からも、消費税の課税対象となる時期に考えてみるのはひとつかと思います。

参考:やるべきことを可視化するメリット|仕事に追われる焦りをなくす方法

事業としてビジネスを大きくしたいと思ったとき

転売から始めてビジネスを大きくしていくとなると、徐々に組織化したり融資を検討するような時期がいずれやってきます。

融資はさほど会社設立による影響はない(と言われている)ので今回は理由として記載しませんでしたが、そういった「事業として大きくしたい」というタイミングで会社を立ち上げて本腰を入れていくという考え方はやはり1つですね。

僕も取引先構築に力を入れたいと思った背景には「売上のベースを引き上げたい」という想いがあったし、卸業者やメーカーと契約をしたりスタッフを増員するなど本格的に事業拡大を考えるときは転機になりやすいかと思います。

余談ですが、「転売」と「物販」の違いはなんだ?という話題は定期的に出ますが個人的には「事業として世間に認められるか」という点は大きいのかなと。

税理士と相談して納得したとき

最後に、専門家に相談することも有効な手段だと言うことはお伝えさせてください。

こうやって聞くと当たり前のことだけど、実際に税理士に相談しにいく人は多くありません。すごく大事なことなのになぜかネット上の情報に頼る(笑)

年間で800万円以上の利益が出るようになったとき、だとか、節税に有効な会社設立のタイミングに関しては色々な説があるのですけど、それも一概に言えないというか…。

そもそも「自分がどういうスタンスで行きたいか?」という大前提の部分から人それぞれなわけで、極端に言うと消費税とか関係なく早々に法人化することだって可能です。

経営状況や目指すものを踏まえた上で専門家の意見を取り入れて、納得した時点で踏み切るという選択肢もあって良いのかと思います。

 

まとめ:節税だけで考えなくていいと思う

転売に限らずかとは思いますが、会社設立を考えるときって「節税対策」という部分は間違いなく大きいと思います。当然僕もその部分は相談しました。

単に法人化して大きく損をするようなことは当たり前に避けたいわけで、思考のプロセスとしては当然かと思います。

ただ個人的には、会社を設立するって節税だけじゃないと思うんですよね。

青臭いけれど僕はそこに「ロマン」とかを感じてしまうタイプです。

漠然と「社長になりたい」という夢はずっと持っていたし、自分で会社が持てることでモチベーションが上がったりもしました。

だからこそ、会社設立によって自分の内面にどんな好影響があるか?といった視点も大事にしてほしいなというのが僕の意見としてあり、そんな夢を叶えることも可能になる転売ビジネスの可能性はドンドンお伝えしていけたらと思っている次第です。

いち経験者のリアルな想いとして、参考になるものがあれば幸いです。

会社設立に関する志があるって素晴らしいことだと思うので、ぜひ頑張っていきましょう。

 

月収15万円⇒月収500万円

僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。

むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。

人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。

そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。

「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。