物販ビジネス

転売に疲れた時の方向転換×続けられない精神崩壊の前にやるべき対処法





結果が出やすい転売で稼げるようにはなる人は多いものの、悲しいかな労働型のビジネスになってしまった結果「疲れた」という声を耳にすることは少なくありません。

だからと言って手を止める訳にもいかずいつの間にかルーティーン作業に追われて、自分の時間が作れないという方も…。

僕自身もその経験があるため理解できるのですが、そうなってしまった理由として考えられるのが「目先の利益ばかり優先しすぎていた」ということであったり、「自分の身体を空けるための努力をしてこなかった」といった点が挙げられます。

こういう穴にハマってしまっている人が多いため転売は労働収益だというイメージを持たれがちで、精神が崩壊して続けられないという人も多いですが、しっかり戦略的に取り組んでいくことで組織化や自動化も含め、「収益が上がるほど疲れる」状況からは脱することは十分に可能です。

「継続できない=稼げない」といった状況に陥る前に、やるべきことを見据えてしっかりと対処していきましょう。

転売に疲れる理由

転売に疲れてしまった男性

まずは、なぜ転売に疲れる人が後を絶たないのか?という点について。

言わば転売ビジネスのデメリットとも置き換えられる部分になるので、その理由について見ていきましょう。

出品がしんどい

転売の出品作業で言うと商品登録や写真の撮影、出品説明文を考えるなどのプロセスが挙げられます。

説明文に関してはある程度テンプレート化できるものの、毎回コピペするだけでも数が多いとしんどいですし、差別化のポイントになる部分でもあるので工夫をしないと売れないというケースも。

ただ当然ながら出品をしないと商品は売れませんので、どれだけ面倒で時間がかかるものであっても省くことができません。

発送作業が面倒

販売したあと商品を発送するためには封筒や箱の準備に加え、梱包や宛名書きなどの作業が必要になります。

こちらも出品と同様に取扱数量が多くなればなるほど面倒だと感じる作業でしょう。

実際のところルーティーン化して効率よく捌くことは可能なのでやり方・考え方次第だと個人的には思いますが、梱包発送で疲れる人が多いのは事実です。

仕入が大変

商品を販売する上で仕入は欠かせないため、転売ではとても重要な作業の一つですが、稼ぐための肝になる分ここに神経を使うことは間違いありません。

店舗仕入の場合は店頭でのリサーチが必要になりますし、ネット(電脳)仕入であってもパソコンの画面を見つめる時間が長くなることは避けられないのが現実です。

休めない

一人で回している場合の転売は基本的に、自分が作業をやめてしまうと収入が止まってしまいます。

ラーメン屋がスープを作らなくなると営業できないのと理屈は一緒だと思うのですが(笑)、これを理由に疲れたという人も多いですね。

当然ながら、継続して収益を上げていくためには自分が活動し続ける必要があります。

厄介なユーザーの対応が嫌

商品の販売を行っていると、ごく稀に「クレーマー」と呼ばれるような人に当たることがあります。

こちらがしっかりとした対応をしていても聞く耳を持たず、自分の意見ばかり主張してくるような方もいますね(笑)

ただこれまで何千件(何万?)の取引をしてきていますがクレーム対応をしたことは数える程度で、個人的にはさほど気にしていないのですが、疲れる理由としては挙げられるのかなと思います。

 

転売で疲れた時の方向転換について

転売で疲れて眠る人

転売に疲れる理由を列挙してみた雑感としては「どのビジネスでも一緒だな」というのが率直なところですが、対処法に関して結論から言うと二通りの選択肢があります。

転売を辞める

1つのビジネスで結果を出せれば、その思考や経験が他のビジネスでも活かせるケースは十分にありえるため、転売を辞めて他のビジネスを始めるのも考え方としてはひとつです。

しかし新しいビジネスに0から挑戦するとなると、作業に慣れて収益化するまでには時間がかかりますし、転売のスピード感を知ってしまっている以上は成果を待てるのかが微妙なところでもありますね。

というのも、実際にそういう人は何人も見てきましたが、転売から逃げるように他のビジネスへ行くのは少々甘いかなとも感じるところがあります…。

それで成功している事例があまりに少ないということも付け加えておきます。

もし他のビジネスを始めるのであれば、成果が出るまで継続する覚悟はもちろん、自身の資金面とも相談してからスタートさせることをおすすめします。

転売の先へ踏み込む

もう1つの選択肢は、これまで培ってきたスキルを活かして「転売+α」を作っていくという道です。

普通に考えてこれまでのスキルを活用できる方が成果に繋がりやすいわけで、結果が早いのは間違いなくこちらでしょう。

単刀直入に僕はこちらの選択がBESTだと考えているのでこのあと詳しくお伝えしますが、そのまま何もしないとジリ貧になってしまうため、自分の現状を踏まえた上で進むべき道を選択しましょう。

 

転売で疲れた人におすすめの道

単純転売だけでも月収100万円程度であれば十分に可能ではあるものの、やはりどこかで体力的にも精神的にも限界がきてしまいます。

繰り返しになりますがそこで「転売に疲れたから辞める」という決断もひとつなのでしょうが、結論から言うと、転売の先へ踏み込むことを強くおすすめします。

その理由として、今まで転売ビジネスに取り組んできた中で身に付けたスキルを活かさないのは非常にもったいないですし、昔から存在しているビジネスモデルである物販を柱に据えるのは安定性も高いんですよね。

少し別の視点で見てみても、プロ野球選手も引退したあとには監督やコーチ、もしくは解説やインストラクターなど今までのスキルを活かせる道を選択している人が多いですよね?

フィギュアスケートで日本中を虜にした浅田真央選手も、引退してからはアイスショーでファンを沸かせています。

もちろん事例として挙げると例外は存在しますが、これまで学んできたこと・培ってきたものを活かして次の道を模索するのは成功法則のひとつとして考えて間違いないでしょう。

 

転売から抜け出して物販へ

転売から抜け出そうと希望をもつ人

転売の先に進むということは「転売」から「物販」へステージを上げるということです。

転売と物販の境界線について語り出すと長くなるので割愛しますが、より「事業」としての意味合いが強くなると考えていただけたら良いと思います。

もっと言うと、転売で疲れた要素を1つずつ消していくための一手ともとらえられますね。

実際に自身のステージを上げるためにはどのような方法があるのか、具体的な要素を見ていきましょう。

外注化&組織化

外注スタッフに仕事を依頼するなど、転売ビジネスを組織化していくことで自分の手を空けることができ、多販路展開など別の手法に取り組んだり、取引先を増やしていくことで事業拡大に繋げていくことが可能になります。

一番メジャーなところでいうと梱包や発送を外注化するということがあると思いますが、こういった組織化の取り組みがもたらす効果は思っている以上に大きいです。

僕も出品や発送の作業はスタッフにお願いしているので、転売で疲れると思っていた要素が解消されていますし、そうなると辞める選択肢など微塵もありません(笑)

また人に業務をお願いするために必要になるマニュアルの作成をするなどの取り組みは、自分のビジネスを見直すきっかけにもなります。

卸取引開拓

卸業者やメーカーと取引を行っていくことで仕入に安定感が出ます。

こういった取引先ができると、これまで仕入をしていた小売店から仕入れるより安い価格で商品を確保することができるため利益増にも繋がり、収益も伸ばしやすくなることもメリットですね。

仕入が大変だという人の多くは繰り返し販売できるリピート商品を持っていなかったり、行き当たりばったりな要素に苛まれている傾向がありますから、取引先の構築をすることで仕入の不安定さは解消されます。

メールやFAX1通で発注が完了する上に商品が自動的に届くので、常に来月の仕入に頭を悩ませていることを考えると着手しない理由がないです。

・・難しいイメージが先行してしばらく取り組めずに過ごしたことは、一旦棚に上げておきます(笑)

融資を引く

物販ビジネスのメリットとして売上がわかりやすいという点もあり、年商など過去に取り組んできた実績がしっかりしていれば融資が通りやすいです。

僕自身がそうだったように融資というと借金のイメージを持ってしまう方が多いですが、超低金利である今の金利を考えるとそれは大きな勘違いでしかないですし、このように大多数がハードルを感じる部分に着手することで周囲との差をつけられます。

わかりやすい事例で言うと、もう少し待てば高値で売れるのに支払いが気になって泣く泣く売り切るしかなかった、という場面はおそらく誰もが経験していると思いますので、それが余裕をもって構えていられると自ずと利益率は高くなりますよね?

また販売サイクルが長め(ロングテール)の商品も扱えるようになったり、卸取引の際に大きなロット数にも対応できたりと、物販事業を拡大していく上ではかなり意味を持つことになります。

資金に余裕があることでそもそもの仕入対象や購入数が変わるので横綱相撲がとりやすくなりますから、単純転売に疲れた方はぜひ検討して頂きたいアクションプランです。

自動化を進める

自分が直接携わらなくても収益が上がるような仕組みを作るのが自動化ですが、自分が実践してきたことを人に任せることができれば物販の自動化は可能です。

外注化・組織化ともリンクする部分が大きいですし、転売で疲れる理由をひと言でいうなら「全部自分でやっているから」という人が大半なんですよね。

自動化することで時間的な余裕ができるのは大きなメリットであり、流れ作業が仕組みにしやすい物販ビジネスは特に自動収益をつくりやすいといえます。

 

転売で稼げなくなる前にやるべき対処法

対処法を知って喜ぶ人

自動化するための資産構築

最初は当然自分で実践することになるのですが、その中でも常に自動化を意識してビジネスを進めていくことが後に大きな差を生むことになります。

資産構築は一朝一夕にはできないため、時間軸を味方につけて中長期視点で進めていきましょう。

具体的な例を1つ挙げると、リサーチしたキーワードをExcelなどに残してリスト化しておくことは自動化のための第一歩です。

というのも、リスト化されたキーワードをリサーチするだけで商品が見つかるようになれば自分で仕入を行う必要はなくなりますし、外注スタッフに検索をお願いするだけでリサーチと仕入が完了します。

売ったら売りっぱなしというセラーがとても多いため、「未来の自分を助けてあげる」という資産構築の心構えは大切にしていきましょう。

外注化を予め視野に入れた戦略

マインドセットにも関わってきますが、予め外注化を視野にいれておくことでいずれは人に任せることが前提になるため、日々の作業の中でも意識するポイントが変わってきます。

例えば発送作業の場合、できるだけ簡単に作業が済ませられるように梱包の効率化を考えたり、大きさや厚さなど基準を明確にしておくことで人にも任せやすくなります。

どうしても感覚的な部分が大きくなってしまいがちですが、のちの外注化を意識しているのとそうでないのとでは同じ業務を行っていてもまったく別物になりますし、実際に任せようとしたときに困るのはそもそもスタート時から人に任せる意識が抜け落ちているからです。

ビジネス全般に言えることとして、思い立っていきなり形にできるものは少ないですし可能だとしても尋常じゃない労力を要することになりますよね?

小さな積み重ねもぜひ大切に考えてみてください。

取引先の開拓

取引先を開拓するのはつまり、仕入が安定することを指します。

収益を安定させる要素が少ないから振り回されて疲れてしまうわけなので、そんな状況になる前に早い段階から取引先の開拓には着手することをおすすめします。メリットしかないです(笑)

ちなみに「取引先の開拓」と聞くと、メーカーや卸取引をイメージされる方が多いと思います。

いわゆる上流仕入と呼ばれているもので、そういった取引交渉はもちろんなのですが、ヤフオクやメルカリなど個人間でのパイプづくりもバカにできません。

むしろ卸取引よりも個人間取引の方が利益が取れるといったケースも往々にしてありえますので、上流仕入へのハードルを感じる方はここから取り組んでみるのも良いかと思います。

 

疲れず稼ぎ続ける物販は普通に可能

転売に疲れた人が多いという現状からこの記事を書いてきましたが、個人的な想いとしては「疲れた」と感じることを特に悲観する必要はまったくないと思っています。

なぜなら、そういった感覚が生じたときって言わば1つの「転機」なんですよね。スケールが大きくなっているとも言えます。

僕自身の実体験を振り返ってみても以下のようなフェーズがありました。

〇初心者の頃:仕入れられる商品が見つからずに疲れる

〇月収10万円:稼げることが楽しくて疲れを忘れる

〇月収30万円:副業の収入が本業を超えた喜びがたまらん

〇月収50万円:脱サラしてとにかくやるしかない(疲れたとか言ってられない)

〇月収100万円:睡眠時間を削ってパワープレイで達成!

・・とこんな感じなのですが(笑)、やっぱり月収100万円を超えたときはほぼすべてを一人で行っていたので疲れました。

そして、「もう同じことはしたくない」と思いました。

なので偉業だし超余裕が生まれると思っていた月収100万円は、僕にとっては1つの鬼門であったとも言えます。

今思うと笑えますが、残酷すぎる現実と対峙した瞬間でしたね(笑)

夢であり目標であった100万円を初めて突破した感想が「疲れた」って普通に悲しいですし、転売で疲れる気持ちを知っているからこそ、続けられない要因はしっかりと潰していきたいなと感じます。

また、僕が指導しているコンサル生たちが余裕を持って進めている姿を見ると特にそう思ったりします。

ちなみに単純転売からの脱却に関しては「いつになったらやろう」とかないです。月収100万円を突破したら・・と思っていても結局やりません。(実体験)

ですから、疲れる前に対策を練って日々実践していきましょう。

しっかりと先を見据えたうえで力をかけて、自分自身を助けてあげる仕組みをつくっていく。

そうやって創り上げたビジネスこそ本物の「楽」だと思うし、疲れて続けられないような悩みとも無縁になれる最高の方法だと思います。

 

月収15万円⇒月収500万円

僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。

むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。

人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。

そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。

「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。





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