ヤフオク

ヤフオク手数料の計算方法|送料無料の勘違いで損した実話も伝えます





ヤフオクを使う上でまず知っておくべきことってあると思っているのですが、その1つとして手数料の計算方法については必要不可欠ですよね。

手数料に関して知っておかないことには販売する際にも最適な出品価格を判断できませんし、せっかく売れたのに損をしてしまうようなことも。。

僕も実体験として、手数料の計算方法を勘違いしていたおかげで失敗したことがあります(笑)

ということで、この記事ではヤフオクの手数料の計算方法に加えて、送料無料の失敗談についてもシェアさせていただきます。

ヤフオクで販売していく上で必ず必要な知識ですので、この記事を読んで理解を深めていただければと思います。

ヤフオクの出品手数料について

プレミアム会員か否か

ヤフオクの出品手数料はプレミアム会員に登録しているかどうかで変わります。商品が売れたときにかかる手数料には2パターンある、ということですね!

具体的には以下のようになります。

ヤフオクの手数料について

プレミアム会員の場合は手数料が安くなりますが、上記の手数料とは別に毎月498円(税込み)が掛かることは把握しておきましょう。

プレミアム会員費は毎月

プレミアム会員の会費はヤフオク利用の有無にかかわらず、毎月かかってくるものになります。

毎月安定して出品がある場合はプレミアム会員の方が安くなるため僕はプレミアム会員として出品していますが、

・今回だけ利用したい
・毎月使うわけではない

といった場合には、特に登録する必要はないかなと。

アップデートによって一般ユーザーでもオークション・フリマ出品が利用できるようになったという背景もありますし、状況にあわせて使い分けていきましょう。

 

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ヤフオク手数料の計算方法

手数料を計算する道具

ヤフオクで出品した商品が落札された際に上記の手数料が適用されるわけですが、そのときの計算方法について実例を用いて説明させてください。

プレミアム会員登録をしたユーザーの通常出品と、登録をしていないユーザーのフリマ出品を例にとって見ていきましょう。

通常出品で5,000円の商品が落札された場合

プレミアム会員に登録して出品した場合、落札された際に8.64%の手数料がかかります。
※正式にはこれを落札システム利用料と言います。

計算方法としては「商品代金×8.64%」という単純計算で問題ないため特に難しいことはありませんので、落札された商品代金を基にして計算していきましょう。

<例>
5,000円(商品代金)×8.64%(手数料)=¥432円

前述の通り、僕はプレミアム会員として出品しているのですが、基本的には計算しやすいように10%で考えています。いちいち電卓アプリのお世話になるのも手間なので(笑)

フリマ出品で5,000円の商品が落札された場合

プレミアム会員に登録せずにフリマ出品した場合は10%の手数料がかかります。

計算方法としては上記、プレミアム会員として出品する場合と変わらずですね。

<例>
5,000円(商品代金)×10%(手数料)=¥500円

落札された際には確実に手数料が課されるので、商品代金がそのまま入金されると勘違いしないようにしましょう。

参考:落札システム利用料について

特定のカテゴリーは別

基本的には上記2パターンの計算方法となるヤフオクの手数料ですが、車やバイクなど、特定のカテゴリーによっては出品するだけで3,024円かかるというものもあります。

出品した時点で出品システム料が掛かりますので、仮に以下のカテゴリーを出品する場合は注意するようにしてください。

ヤフオクの特別な手数料

僕は現時点ではこれらのカテゴリーで出品した経験はなく、周りを見てもそういった出品者は今のところいないため、あまり多くはないと思うのですが…!

参考:出品者にかかる利用料

出品取り消し手数料

ヤフオクでは出品した商品に誤りがあったり、手元に在庫がないことに気付いたときなどは出品の取り消しが可能です。

通常であれば無料で取り消しが可能なのですが、入札が1件でも入ってる商品の出品を取り消した場合には出品取り消し手数料が540円かかります。

オークション形式で出品した場合など、入札された金額が希望額に届かないために取り消そうと考える出品者も多いのですが、「入札者がいる」という時点で手数料が発生するので注意してください。

参考:ヤフオク入札の取り消し|出品者側の対処法とペナルティーの考え方

オプション利用で手数料は増える

最後にもう1つ、ヤフオクでは有料のオプションも利用可能になっています。

オプションによって出品している商品を目立たせ、

・落札される確率
・高利益での販売

など、出品における可能性を大きくしていくための施策。

使い方次第で効果的なものもありますが、使いすぎると手数料が増えすぎてしまうので(笑)この辺りはバランス感覚を持って進めていけると良いですね。

ちなみに僕は基本的に「注目のオークション」しか利用していません。

売れなくて悩む…といったことも特にないので現状のまま進めていこうと思いますが、種類としては以下のようなものがあります。

最低落札価格 1個あたり108円
注目のオークション 1出品/1日あたり21.6円~
太字テキスト 1出品あたり10.8円
背景色 1出品あたり32.4円
目立ちアイコン 1出品あたり21.6円
贈答品アイコン 1出品あたり32.4円

参考:オプション設定について

ヤフオク送料無料で手数料を勘違いした話

失敗して落ち込む女性

手数料の対象は落札金額

さて、ここからは失敗談です(笑)

これは僕が実際に勘違いしていた話なのですが、落札された際の手数料は「落札金額の合計」にかかるという点は注意しましょう。

送料無料で出品した場合は、その「送料込みの金額」に対して手数料が掛かります。

つまり「手数料を計算する際の母数が大きくなってしまう=出品者の手数料が増える」ということ。

<例:商品代金1万円+送料1000円の場合>
送料無料:11,000×8.64%=924
落札者負担:10,000×8.64%=864

上記のケースで計算しても、前者(出品者負担)の場合に手数料が60円ほど高くなるのがおわかりいただけますでしょうか?

「いや、たった60円やん!」と思われるかもしれませんが、実際にはボディーブローのように効いてきます。

なんせ月間の取引数が仮に100だとして、この差だけで6,000円は違ってきますから…。

普通に送料無料で月300件以上取引していた当時、いくら損をしたのかは未だ計算できずにおります。恐い。

送料無料で高く売れるなら有効

送料無料にすると手数料が高くなってしまうという事実はあるものの、だからと言って「送料無料は無意味か?」と聞かれるとそうでもありません。

実際に「送料無料」の方が響きが良くてユーザーへの訴求として有効なのは確かですし、

・お得感がある
・計算が面倒

など、初めから送料無料の出品者から選ぶユーザーも存在していますね。

僕が失敗したのは「送料無料にも関わらず価格は相場のままだった」という点なので、通常よりも高く販売できる場合には利用価値があると言えます。

ジャンルやユーザーの層に応じて、臨機応変に使い分けていきましょう。

おまけ:落札者のヤフオク手数料は?

ここまで出品者の手数料について書いてきましたので、最後に落札者側としての視点にも触れていきたいと思います。

まあ、言うほど計算するようなケースはないのですが…!

基本的には無料

ヤフオクの落札では一部のカテゴリーを除き、基本的に手数料はかかりません。
※一部のカテゴリーに関しては後述します。

以前は落札金額の振込手数料などが加算された場合もあったのですが、決済方法が「Yahoo!かんたん決済」に統一されたことでそういった負担もなくなりました。

もちろん落札側としてもヤフオクは利用しているので、手数料を計算するような煩わしいプロセスがないのは単純に有難いなと!

手数料がかかるケース

手数料の仕組みが違う特定のカテゴリーでは手数料が発生します。

正確に言うと落札者の手数料ではないのですが、支払い方法によっては振込手数料がかかるということですね。

ヤフオクで手数料がかかる一部のカテゴリー

参考:落札者の手数料一覧

基本的に扱うことはあまりないかもしれませんが、実際にそういったケースもありえることは頭の片隅においておきましょう。

まとめ:自ら首を絞めるのは避けよう

ヤフオクの手数料に関して書いてきましたが、難しい計算は必要ないので利用する側として「特に不便を感じることはない」というのが雑感です。

ただ、出品者としての送料無料は考えどころ。自ら利益を圧迫して首を絞めていたのでは笑えないですからね…。

余談ですが、どの販路を利用するとしても手数料とは付き合っていくことになりますし、売上規模が大きくなるとそれに乗じて手数料の金額も大きくなっていきます。

当たり前のことではあるのですが、案外「売れることだけ」を考えていて手元にお金が残らないというケースも少なくないので、基礎知識として理解した上で、しっかりと利益を確保していきましょう。

 

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