こんばんは、井上直哉です。
1週間前くらいから夏風邪をこじらせてようやく回復してきました。
39度の熱はめっちゃしんどいですね…
病院へ行って点滴してもらったとき毛布をもってきてくれた看護師さんが
「これでもダメだったら言って!スーパー湯たんぽがあるから!」
と言ってくれたのが今になって笑えてきますが(笑)寒くて怠くてただ震えていました。
セミナーや家族の諸用でこの週末は出張なので、ひとまずどうにかなりそうで良かったです。
もはや相当に説得力がないですが、皆さんも体調にはお気を付けて…!
だいぶ回復してきたので、布団の中で感じたことをお伝えさせてください。
単刀直入に、
「自分のエネルギーの重要性」
です。
これを今回強く感じました。
まずは自分からでいい
高校までずっと野球をしてきた僕ですが、日常の何気ないことでも実はかなりエネルギーを使うんだなと。
食事を摂ることもそうだし、風呂に入ることも同様です。
今回で特にそれを感じたのは子どもを見ることでした。
平成が終わる頃に生まれた息子も100日を過ぎて順調に成長し、笑ったり声を出す頻度が増えました。
そしてめっちゃ泣くんですよね(笑)
僕がどんなに高熱だろうと当然ながら泣き声が止むことはありません。
だから何か手を差し伸べたいのだけど、もうピーク時は身体がしんどすぎて普通に動けませんでした。。
残るのは妻と息子に対する「ごめんよ~」という申し訳なさのみ。
具合の悪さに追い打ちをかけるように、やるせない感情が残りました。
程度は小さい話かもしれないけど、やっぱりこんな「無力感」ってできれば味わいたくないものです。
ちょうど最近もブログからメルマガ登録してくれた方が立て続けに
「もうすぐ30歳で将来が不安です」
「20代後半に差し掛かって危機感が…」
とメッセージをくださりましたが、実際色々考える年齢だと思うんですよね。
年が云々という考え方はあまり好きではないですが、僕もいよいよヤバイと思って副業を始めたのが27の頃。
「考えるべきタイミング」なのではないかとも感じています。
それこそアラサーになると、子どもが出来たり家族が増える一方で、親や親族もそれなりの年齢じゃないですか。
病気なんかも含めて色んなことが起こりやすくなる時期ではあるでしょう。
あまり考えたくないことではあるものの、現実問題として。
気になって調べてみたら育児と介護を同時に行うことを「ダブルケア」と言うんですね。
ダブルケアをするママたちは……
みたいな記事が並んでいたけど、それってちょっと古いというか。
普通に男性も考えるべきだと思います。
それはさておき実際のところ、ビジネスをする動機として
「家族のために」
「大切な人を守りたくて」
ということを挙げる人は多いです。
めちゃくちゃ大事なことだし、むしろそれが全てだと言っても過言ではないのかもしれません。
だけどもう少し突き詰めると、ダメなんですよ。
まず自分がエネルギーに満ちた状態でないと。
誰かのために自分が動ける状況(状態)を今から作っておかなければ、結局なにも出来ず佇むことになります。
経済的・精神的に余裕をつくっていくこと。
その一歩目として「まずは自分を満たしてあげる」ために今という時間を使うこと。
自分から強くなればいい、と許可をあげること。
これらは人生において超大切なミッションだと僕は思います。
家族のためを想うからこそ
先日、情報発信をしている起業家仲間がこんなテーマを振ってきました。
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家族がいるから自己投資できないと
返信が来たんですけど、どう思います?
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これを聞いたときにまず思ったのが
「いや違うだろ!!」
でした。
まるで正反対というか、全然違う。
家族や大切な人を守るためにも絶対的に必要なのが「自己投資」なんじゃないの?と。
そもそも家族を幸せにするために自分が成長するのは当たり前だし、ちょっと何を言ってるかわかりませんでした。
まあ家族が増えたり色々ある中で「手元のお金を減らしたくない」と考えるのは普通かもしれないし、どこかで「自分の都合だけで使えない」みたいな気持ちがあるかもしれません。
でもだからこそ、
まず自分が強くなること。
これだけにフォーカスしたらいいのにと思います。
持っているリソース(資源)はそのためにつぎ込んだらいい。
それが回りまわって「家族のため」になるからです。
僕は副業を始めた2014年、貯金なんてものはほぼありませんでした。
将来を考えると得体の知れない不安がいつも襲いかかってきて、人生がつまらないとも感じました。
だから個人でビジネスを始めるときも、いきなり大きな希望が持てたわけでもないし。
初めての自己投資だって大いに躊躇したものです。
ただ1つ明らかだったのは「今の自分のままじゃヤバイ」ということ。
もし結婚して子どもが出来たとき、父親が人生つまらないと思っていて何を教えることができるんだろう??
本気でそんなことを考えたりしたんですよね。
夢に向かって一生懸命がんばれ!
みたいなカッコイイ言葉を自分はどんな顔で言うんだ?と。
本当に子どものためを想うなら、自分が一生懸命に走って背中を見せるべき。
それを見て立派に育ってくれたら本望じゃないですか。
いつも口だけの親に対して「かっこいい」とはきっと思いません。
そんな危機的な未来と比べたら
「今の口座残高が減ることはさほど大した問題じゃない」
ということに気が付きました。
2年後・3年後に今のままでいる方がよほど危ないと認識してから、自然とやらない選択肢は消えた気がします。
思うに大人は自己犠牲というか、「自分が我慢すればいい」みたいな感覚の人が多くて、願望を閉じ込めがちじゃないですか。
自分を後回しにしておけばある程度その場は片付くのも、もしかしたら現実かもしれません。
ただ「自分が我慢しない」ことで周りに与えられる影響も大いにあると僕は思います。
そのための手段として今の時代は個人でビジネスすることができる。
自分のために始めたことがゆくゆくは家族のためになるわけで、「現時点の口座残高」だけに縛られるのはもったいないと思います。
少なくともネットビジネスでの自己投資に関しては、よほど間違えたり早々に諦めない限りスキルでプラスに変わりますしね…!
今回は風邪によってマジで使い物にならなかったですが(笑)
毎日息子と風呂に入れるとか、親の旅行を手配してあげられるとか。
「あのときは出来なかったこと」が実現しているとすごく自信になるものです。
もし仮に「何かやらなきゃな…」と思いながら悶々としているとしたら、2019年は「ビジネスの秋」も良いかもしれませんね!
それではまた!