こんばんは、井上直哉です。
窓の外がすっかり雪景色になった北海道の事務所からお届けします。
(たまにはこんな入りも!)
さて先週末は東京出張で、
コンサル(学ぶ側)
セミナー(学ぶ側)
コンサル(やる側)
セミナー(やる側)
みたいな怒涛の4日間を過ごしてきました。
めちゃくちゃ勉強した後、一気にアウトプットしたのでかなり濃い時間が出来たと感じています。
その「やる側」に関しては、上位コースに参加してくれているコンサル生たちと勉強会をしてきました。
カラフルな椅子が並ぶ渋谷の一室で4時間ほど。
肉バルで始まった懇親会も含め、まあ楽しかったです、本当に!
こうして会える仲間がいて、お互いにエネルギーを共有できるのは今の時代に感謝する瞬間ですね。
そのメンバーの1人に最近会社を辞めたTさんがいて、
「独立してどんな感じですか?」
と先輩メンバーが聞いていたんですよ。
するとその彼はちょっと恥ずかしそうに笑いながら
「ずっとYouTube見てます」と。
時間を気にせずに過ごせる快感から、苦手中の苦手だった朝も今では勝手に目が覚めるらしいです(笑)
初めて彼と会ったのが2018年の11月18日。
僕が1年前にセミナーを開催した日です。
ちょうど1年前にビジネスを始め、そこから一緒に頑張ってきて、なんだか感慨深いものがありました。
新卒の頃は「石の上にも三年」なんて言葉を妙に意識したりもしていたけど、人生変わるのって一瞬なんですよね。本当に。
まあビジネスって、正しい方向に適切な努力をすれば結果はついてくるものです。
そういう意味では必然でもあるのだけど、とはいえ「よく頑張ったな」と強く思います。
情報発信でも楽しみなキャラクターなので、どこかのタイミングでまた紹介しますね!
でも彼と話していて感じたのは
「すべては過去の決断で決まる」
ということです。
振り返れば僕がアパレルで働いていた頃、満たされない気持ちを多く抱えていました。
頑張りが正当に評価されてないと感じて仕事への情熱を失ったり。
経済的な厳しさから消極的になって、昼休みに飲みたいカフェオレを躊躇したりもしました。
130円が出せない自分、なんて情けないんだ…
と自己嫌悪に陥った経験も一度や二度の話ではありません。
あの頃の闇を語り始めるとキリがないくらい色々あった気がしますが、なんもしてなかったんですよね。
「いつもと違う決断」を。
普段と同じ時間に家を出て、いつも通りの電車に乗るのはまだいいです。
だけど、
いつもと同じテレビを観て
いつもと同じ同僚と飲みに出て
いつもと同じカップ麺をすすって
いつもと同じゲームで時間を潰して。
なにか変化を起こす動きもせずに「そのうちチャンスが来る!」なんて、割と本気で思っていました。
逆にそれでどうやって人生が変わるのか?
タイムスリップ出来るとしたらぜひ聞いてみたいんですけど、言い方を変えると
「今まで通りの不満と付き合う決断」
を常にしていたわけです。
変わらない現状に苛まれつつ、変わらない未来を自ら引き寄せていた。
なんとも言い難いジレンマですが、当時の僕はそんな感じでした。
一方で1年前のTさんはどうか。
接客の仕事で夜遅くに帰宅するなか、このままの人生で終わりたくない!と個人で副業することを決めました。
情報収集する中で僕のブログを見つけて、メルマガに登録してみました。
片道2時間かけてセミナーに参加して、半年50万円のコンサル企画に申し込みました。
そして副業で会社員の給料以上の収入を安定的につくれるようになり、夏頃から雇われない生活をするようになりました…!
出会った後の頑張りは言うまでもないですが、そもそも決断しまくってるわけですよ。
きっと本音では
「何もしないで飲みに行きたい」
「疲れた…今日はもう寝ようかな」
みたいな日だってあったでしょう。
コンサル期間中の僕のアドバイスに「わかってるけど出来ないんだよ!」とムカついた日もあるかもしれません(笑)
でも、
彼は1年以内に会社を辞めると決めて副業を最優先に行動していたし、改めて取り組みを振り返ってみると変化が起きない理由が見当たりません。
土曜の公休希望で上司に嫌な顔をされた、あのときの懇親会が懐かしいなと…!
普段温厚な人が苛立っているのは周りとしては少し面白かったりもします。
ここまで頑張っている人に結果を出させてあげられなかったら、僕にコンサルタントとしての価値はないと思いました。
待ってるだけで動かなかった当時の僕と、変えると決めてゴールを目指したTさん。
誰がどう見てもその先の未来は雲泥の差ですよね…!
新しいことに挑戦するとき。
何も痛みを伴わない程度の取り組みでも、時間をかければ未来は良くなるのかもしれません。
お金や時間が足りなくて不満だとしても、我慢すればどうにかなるのかもしれません。
でも、ぶっちゃけ僕はつまんかったんですよね。
縛りだらけの現実は。
熱くなれず何に対しても諦めるような、そんな人生は耐え難かった。
だから早く変えたかった。
Tさんもきっと同じような気持ちをどうにかしたくて必死だったんだと思います。
ここで頑張った結果として、重い身体を叩き起こすこともなくなり、職場で上司の顔色を気にする毎日も手放した。
他人に収入の上限を決められない上に、好きなときに仕事をする時間的な余裕も出来た。
文字通り自分を救ったわけで、ただただカッコイイなと!
そういう「誇れる過去」の数だけ、僕らは前に進めるんだろうなと感じた次第です。
結局のところ、今日も明日になれば過去です。
こないだ雑煮を食べたはずが、もう雪が降って2019年も終盤です。
あっという間に過ぎる人生だからこそ、1つ1つの決断を大切にしていきましょう。
自分に感謝できる過去は、今しかつくれないから。
将来「あの頃」として振り返ったとき、自分を好きになれる今を送れるといいですね。
それではまた!