会社で一生を終える未来に疑問を感じたり、一度は起業を考えたことがある人は少なくないですよね。
実際のところ、雇われない生き方がしやすい時代であることは間違いないし、そんな気持ちが芽生えるのは不思議なことではありません。
ただ、独立したいけど何をしたら良いかわからないとか、経験がない道のりに不安を感じるのはよくある話だったりもします。事実、僕も過去には独立に尻込みした一人です。
この記事では、独立したいけどまだ不安な気持ちがある人に向けて、初心者時代にやってみて「あれは良かった!」と今感じていることを3点お伝えさせてください。
実体験をベースにお届けしますので、これから独立を目指して挑戦する際の参考になれば幸いです!
独立したいけど不安なのは普通
まず、独立に対して不安を感じたりするのは当たり前だということは前提として置いておきましょう。
リアルに独立を考え始めると何から手をつけたら良いのか?迷ってしまったり、
「なんで自分は勇気が出ないんだろう」
「独立する器ではないんじゃないか」
みたいな自責の念に駆られたりもするものですよね。
僕自身も独立したいけど具体的な道のりが見えず、何年も悶々とした気持ちで会社に勤めていたりしました。
でもそんなのは言ってしまえば「当たり前」なんですよね。まだやったことがないわけだから。
中学校に入学するとき、なんとなく不安を感じたりとか、初めて飛行機に乗るときにも「大丈夫かな…」みたいな気持ちになったりしたじゃないですか?
イメージ的にはアレと一緒で、未知の体験には多かれ少なかれ不安は付き物です。
むしろ何かを始めないかぎり感じられないワクワクの裏返しでもあるので、「独立したいけど口だけだ…」なんてことは、さほど気にしなくて良いかと!
独立したいけど不安だった頃にやって良かったこと
初心者でも稼げる方法を探した
独立したいけど何をしたら良いかわからなかった頃、一番不安だったのは経済面でした。
好きなことが出来たところで収入がなかったらどうしよう…みたいな感じで。
独立に不安を感じる人の多くが心配な要素だと思うんですけど、言い方を変えると、「稼げる自分」になっていれば問題ないんですよね。
会社員時代と同等くらいの収入が見込めていれば、さほど躊躇する理由がなくなるわけです。
だから僕は初心者でも稼げる方法を探して、ネットを利用した副業を始めたのですが、これが独立の直接的なきっかけになったと言っても過言ではありません。
実際に会社以外の収入源を持つことで、独立したいけど恐い…と躊躇しているときに一番懸念していた「経済的な不安」を潰せたんですよね。
会社を辞めたあとの収入源に目を向けてみると一気にハードルを下げられるので、独立の一歩目として、個人で収入の柱を作ってしまうのは非常にオススメです。
参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ
独立が当たり前の場所に身を置いた
次に、すでに独立している人からの情報をたくさん受け取れるような環境を作りました。
というのも、独立したいけど身近に一歩先を行くような存在はいなかったし、リアルな情報をもっと聞いてみたかったんですよね。
これまでの人生は会社に勤めることが当たり前だったけど、ひょっとしたらそうじゃない仕事の仕方もあるんじゃないか、と。
ちなみに当時の具体的な行動としては大きく2点で、
・起業家のメルマガに登録してみる
・ビジネスコミュニティーに参加する
会社を辞めて独立した人が多く集う場所に身を置くことで「当たり前」が塗り替えられたことはめちゃくちゃ大きかったです。
甲子園常連校には相応の常識があるし、逆に万年一回戦負けのチームにも「基準」はありますよね。
人生を変えるためには環境を変えろ、とはよく言いますが、目指す理想を手にしている人たちの思考や言動は、独立したい僕のすべての基準を変えてくれました。
独立に詳しくなり過ぎないようにした
独立をただの夢物語にしないために上記2つのアクションが必要でしたが、一方で「知り過ぎなかった」ことも大事でした。
独立するために必要なステップを0から100まで把握したところで、ゴールが遠すぎて目指せないと思ったからです。
たとえば美容師になりたい人だって、ドラマに影響されたとかオシャレな雑誌・店頭での華やかさなどが入口になっているはずじゃないですか。
美容師に限らず、何をするにしても最初は表面的な部分に夢を抱くものだし、多少の浅はかさみたいなものはあって当たり前です。
もちろん現実を知った上で挑戦を決めた方が賢明かもしれませんが、
・スタイリストになるには早くて5年
・毎日深夜までカットの練習をする
・初めはシャンプーばかり
みたいに、初めから現実を知り過ぎることにさほど意味はないんじゃないか?と個人的には思います。
情熱さえ持てていれば壁は越えられるものだし、その気持ちを膨らませることを優先した方がいいタイミングって絶対にあるんじゃないかと!
独立したい人は小さなステップから始めよう
僕が初心者の頃にやって良かったと感じる上記3点を見てみると、ぶっちゃけ大したことはしていないです。
独立したいなら覚悟を決めろ!みたいな空気感はなんとなくわかりますが、いきなり大きな事業に手を出さずとも独立って可能なんですよね。
特に「独立したいけど今の自分では…」と思ってたときには、お金がないことを理由に躊躇していました。
ただ、あるとき「じゃあ1億円あったら何が出来るの?」と言われてハッとしたんです。大金を手にしたところで何も出来ないから、単にお金の問題だけじゃないぞと…!
それよりも独立を身近なものとして捉えるとか、個人で稼げるスキルを付けるとか。小さなステップを着実にクリアしていくことで、どんどん独立する自分が現実的になっていきました。
会社を辞めることがすべてではないけど独立した後の方が圧倒的に人生が楽しいし、本気になれる仕事があるのも幸せなことだと感じます。
すべて素人からの体験談をベースにお伝えしましたので、独立したいけど身動きがとれないときには、ぜひ意識していただけたらと思います。