起業の始め方

勢いで起業して失敗する人は何が足りない?最低限これだけは押さえて!





起業するには勢いが必要だ、という話はよく耳にしますよね。実際に起業家って勢いがある人が多いですし、大切な要素のひとつであることは間違いありません。

ただ、勢いだけで起業して失敗する人がいるのも事実。ムダに危ない橋を渡りたくない気持ちは少なからず誰しも同じでしょう。

では勢いで起業して失敗するケースは何が足りないのか?失敗例を交えつつ、最低限、準備するべきことについてこの記事でお伝えしていきます。

ただの特攻隊になって散らない戦略だけは、あらかじめ持っておきましょう!

起業する人に勢いがあるのは事実

まず起業するにあたって、ある程度「勢い」の要素があるのは間違いありません。

そもそも起業にチャレンジする人の心理状況として

  1. なにかやりたいことがある
  2. 絶対に抜け出したい現状がある

いずれかのケースが多く(僕は後者でした)、ゆるやか〜に人生を変えていくほうが珍しいというか。短期的にエネルギーを爆発させて、勢いそのままに起業の道を駆け上がっていくほうが自然だと思うんですね。

ただ、その勢いを「無謀」な方向で捉えて突っ走ってしまうと、なにも掴めずに悲惨な結末を迎えることになりかねません。

【実例】勢いで起業して失敗するのは何が足りない?

勢いで起業した失敗例①とりあえず会社を辞めた

具体的な失敗例の1つ目として、とりあえず勢いだけで会社を辞めたパターンです。

「なるほど起業には勢いが必要なのか」

「よし、とりあえず会社辞めるぜ!」

ってケースはそんなに多くないとは思いつつ、実際に聞いたことは何度もあります。

特に拘束時間が長い人なんかは「会社を辞めたら何かできる」と思ってしまいがちですが、辞めたからといって自分のスキルが瀑上がりするわけではありません。(当たり前ですよね…!)

個人的な雑感としては「こうすれば起業できる」といった知識が豊富な人にありがちでしょうか。

腹筋を割るための筋トレ方法を知っていても実際できるかは別なのと同様に、起業に向けた行動をせず会社だけ辞めてしまうのは相当にハードです。

勢いで起業した失敗例②変化に対応できない

また失敗例の2つ目として、変化への対応力がなくてジリ貧になっていくケースも挙げられます。

起業初期はある程度の収益があったものの、時代の流れや変化スピードに着いていけず勢いを失っていくようなイメージ。たとえばタピオカ店のオープンで一発当てたのは素晴らしいけど、それだけで一生食べていこうとするのはちょっと現実的じゃないですよね!

勢いで起業して最初うまくいっていると、実力を過信してしまい徐々に時代遅れになるのも珍しくありません。

 

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勢いで起業するのに最低限準備するべきこと

収入が見込めるだけの助走

上記の失敗例を踏まえつつ、勢いで起業するにも最低限の準備はしておくといいと思います。

まず1つ目は、起業して収入が見込める状態をつくっておくこと。

個人的にこれは助走レベルでも構わないと思っていて、たとえば起業(会社を辞めて独立)する前に月10万円ほどの収益を上げられていたとするじゃないですか。

5万円でも20万円でもいいんですけど、そういった起業の準備が少し出来ていると

・このくらい労力をかけたら3倍になる
・時間があれば軌道に乗せられる

といったリアルな見通しが立てられるようになります。

つまり勢いで起業したとて「収入がゼロ」「なんも仕事がない」といったリスクは回避できるわけで、起業してから慌てて通帳とにらめっこする必要もありません。

勢いだけで起業したものの何をしたらいいかわからない、そして結局は選択を間違えてドツボにハマっていく…みたいな事例はよく聞くので、正常な判断ができるうちに助走をつけておくことをおすすめします。

参考:起業1年目でも赤字にならないやり方!リスクを回避する戦略とは?

起業家との繋がり

そしてもうひとつ、起業家との繋がりを持っておくこともおすすめしたいです。

僕自身、起業当初は「一人で稼いで生きていけるとか最高だ」なんて思っていました。会社で上司の評価を得るためにヘコヘコすることに疲れたからです。

でも実際に起業してみると…

●自分の情報量じゃ置いてかれる
→時代の変化が早すぎる

●繋がりからの急加速が凄い
→経験の情報交換でビジネスは伸びる

●一人で仕事するのは案外孤独
→普通に寂しい笑

などなど、普通に一人でビジネスしていくのってキツイんですよね。特に時代が猛スピードで変化していく昨今、起業家も何かしらチームやコミュニティで動いているケースが大半です。

勢いで起業すると一匹狼になりたがる人が多い(気持ちはわかる!)のですが、ゆえに自分の首を絞めてしまうのはぜひ避けていきましょう。

起業家との繋がりがあって且つ自分もしっかりとスキルを磨いていけば、万が一なにか危機に陥ったとしても何かしらの仕事がもらえる可能性だってありますので。

参考:とにかく起業したい人のロードマップ|初心者は何からやればいい?

「勢いで起業」も、勇気と無謀は違う

よく「起業には勢いが必要」と言われていて、最終的に勢いで起業したのは事実かもしれません。ただ、何の準備もなしに勢いだけで成功したかというと、ほとんどの場合そうでもないんですよね。

勇気と無謀は違うわけで、最低限の準備があってこそ起業は軌道に乗せていけるんじゃないかと思います。

ちなみに、起業の準備では「1年分の生活費」なんてことも言われたりしますが、会社に勤めていたころ月給15万円だった僕は到底そんな貯蓄は無理でした。というか、そんなに余裕があったら起業とか考えなかった気がします(笑)

だからほぼ資金なんてなかったので、それでもネットを利用して起業できる今の時代で本当にラッキーだったなと。

勢いで起業するにも最低限の準備は行動次第で整えやすいのが今の時代の大きなメリットです。

勢いだけで無謀な特攻をするよりも確実に未来は明るくなると思うので、起業にチャレンジする際の参考になれば嬉しいです!





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