何に取り組むにせよ「継続」が大事なのは間違いないと思いますが、それができないことに悩んでいる人は少なくありません。
実際のところ、今回こそは絶対にやるぞ!なんて思っていても簡単じゃないし、続けられなかった経験は誰しもあったりするものですよね。
ただ同時に、継続できないことを克服したい!との気持ちがあるのも確かじゃないでしょうか。
この記事では「継続できない」を克服するための対処法を1つお伝えします。
僕自身も仕事の分野において起業したり、毎日続けられるものが出来て成果が倍増したので、参考にしていただけたら幸いです。
目次
「継続できない」を克服するには完璧主義を捨てよう
継続できないことを克服する上で必要なアクションですが、結論から言うと「完璧主義をやめる」ことをおすすめします。
思うに継続できない人の多くは
・しっかりやらなきゃいけない
・この程度は継続に入らない
みたいな独自の基準を持っていて、それはまったく悪いことではありません。むしろ何かを成し遂げるには重要なことでもあります。
ただ、それによって肝心の継続ができずモチベーションを下げてしまうのは非常にもったいないですよね…!
事実として、ハードルを下げれば継続は難しくないので。
「別に完璧主義じゃないんだけど」という場合も、継続できないときには、より簡単なステップを用意することは意識していきましょう。
継続できない人が本当に危機感を覚えるべきことは?
「低い基準で継続できたところで無意味じゃない?」
ここまでの話でそんな疑問が浮かぶかもしれませんが、確かにその通りだと思います。いかに継続が大事とはいえ、1日10本程度の素振りでプロ野球になるのはまず不可能でしょう。
でも考えてみてほしいのは、継続できないときに何が良くないって「成果が出ないこと」ではないんです。
それよりも、自己肯定感が下がることに危機感を覚えるべきだと強く思います。
継続できなかった事実を思い返して自己肯定感が下がり、「自分はなんで出来ないんだろう」とネガティブに襲われたり。
続けられなかった過去と今を結び付けて、これを繰り返しているうちに、本来できるはずの継続も「自分には無理」と思い込んだりしてしまいます。この損失はハンパないですよね…。
だからこそハードルを低く設定してでも続けることで、まず「できる人」のラベルを自分に貼ってあげる。
これができるか否かで雲泥の差だと僕は思います。
「継続できない」を克服するメリット①自信
人はネガティブを上塗りしている
さて継続に対するネガティブな思い込みを克服するメリットについてですが、まずわかりやすく自信が持てるようになります。
継続に対してコンプレックスがあるときって、自ずと「できない」が上塗りされていくじゃないですか。
知らず知らずのうちにこういう状態になっている人は少なくないし、ただ一度失敗しただけなのに「またダメだった」みたいな思考になるのも、その典型的な例です。
ベースを「できる」にする意味
一方で小さなことでも継続できるようになると、ベースが「できる」になり、たとえハードルが低かったとしても達成感を得るプロセスで自信がついてくるものです。
できない前提で始めようとしても、つい腰が重くなってしまうため、新しい挑戦においてもフットワークが軽くなったりもします。
もしこれまで継続が苦手だったとしても、その苦手意識があるほどに克服した自信も大きくなりますからね!
完璧なんて捨て、6割くらいのハードル設定から始めることをおすすめします。
「継続できない」を克服するメリット②スキル
続けるたびにラクになる
ハードルを低くして継続に成功する。ここで得られるのは「続けられた自信」だけではありません。
というのも、最初は6割のつもりで始めたことも、続けていれば徐々に軽くなってくるんですよね。つまり継続するなかでスキルは自然と上がっていくんですよ。
たとえば元々文章が得意じゃなかった僕は、ブログを始めたとき「毎日1000文字でもいいから書こう」と考えていました。
数年前はそれを仕上げるのに半日かかったりもしたけど、今では30分もあれば十分です。
あの頃ハードルを高くして続けられてなかったら、こうして記事を書いている今もなかったわけで、「継続は力なり」はリアルだなと!
継続自体がスキル
また対外的な部分で言うと、冒頭でも述べた通り「継続できない」がコンプレックスになっている人は多いです。
反対に、継続が得意です!みたいな話ってほとんど聞かないですよね。
だから小さなことだとしても継続していれば、自然と「上位数パーセントが持つスキル」は身に付くんです。
そう考えると、やってみる価値はあるように感じませんか?
「継続できない」を克服するメリット③可能性
自己評価が低い人はきっかけをスルーしがち
できなかった継続を克服して自信を掴み、スキルが身に付くと、昔とは違った可能性に気付くことが出来ます。
この記事で一番お伝えしたいのは実はコレで、継続できないことを理由に自己評価が低くなると「本来ある可能性」をガンガン潰しているんですよね。
僕も会社に勤めていたときには英会話もカラーコーディネーターも挫折して、何かにつけて「そんなの無理でしょ」と諦めがちでした。
普通に考えてネガティブな意見ばかりの人に面白い話は回ってこないし、人生を変えるようなインパクトを与えるのは難しいですよね…!
180度変わる未来がある
反対に、自信がある状態でスキルも身に付いているとどうでしょう。
・単純に出来ることが多くなり
・挑戦したくなる回数も増える
小さな継続を重ねただけで、これほど180度変わってしまうのも珍しくないですか…!
仕事柄、個人でビジネスを始める人が周りに多いのですが、副業を続けた先で可能性に気付き、会社を辞めて起業する人もたくさんいます。
自分の可能性を広げるうえでも、完璧主義を捨てて継続にコミットする意味は大きいので、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。
継続できないレッテルは、そろそろはがしてあげよう
継続できない理由として「完璧主義」をテーマにお届けしてきましたが、主宰しているビジネスコミュニティーでも成果は実証済みなのでぜひ試してみてください。
逆に、それだけハードルを下げても継続できないことは、さほど重要じゃないという判断を下してもいいんじゃないかと!
「継続が苦手なんで…」との言葉はよく耳にしましたが、言ってしまえばそれは既に過去の話ですし、いらないレッテルはこれを機にはがしてあげていいと思います。
継続できないこれまでを克服するために、参考になるものがあれば幸いです。