雇われない強さを身につける

完璧主義は終わらないだけ|6割スタートの人の成功が早い理由





多くの方を指導させてもらっていて感じることの1つとして、完璧主義で仕事が進まない人が意外と多いなと。

自分もそのような時期があったし気持ちはすごくわかるのですが、結局のところ時間だけが過ぎていってしまうようなケースも少なくないんですよね。

ただ終わらないだけって非常に虚しいので、成功するためには6割スタートを意識すべき!ということをこの記事ではお伝えしていきたいと思います。

完璧主義の自覚がある人はもちろん、ない場合にも「努力を無駄にしない」という考え方が参考になれば幸いです。

 

完璧主義は終わらないだけ

完璧はドンドン変わっていく

完璧というと何か明確なGOALがありそうなイメージがありますが、基本的にそこには明確な基準は存在せず、大半の場合は自分にとっての完璧を追い求めているに過ぎません。

実際に「完璧」という基準自体が自分の成長と共に変わっていきますし、過去に自信を持って終えた仕事や成果物を見ても「まだまだだな」と感じることも珍しくないのではないでしょうか?

ブログにしても「初めの頃に書いた文章を見返すと全然足りない」という人がいて、僕は「これだけしっかり書いたんだからそんなことはないだろう」と思っていましたが今見返すと確かに色々あります(笑)

完璧が変わっていくものである以上、それを追っても終わらないだけになってしまうのは必然のように感じますね。

こだわりすぎるとキリがない

完璧に仕事をこなそうと思っても何をもって「完璧」とするかは人によって違いますし、細かいところをこだわればキリがありません。

細かいところを拘るからこそ「そこに魂が宿る」という言葉もありますが、そこまで入魂して仕上げなければいけないモノって意外と少ないんですよね。

特にビジネスでは相手が求めるものを満たしていることが重要なわけで、自己満足を追求することにはさほど意味がないとも言えます。

クリエイティブな思考って絶対に必要だとは思うのですが、いつまでも仕事が進まないことの方が問題ですので。スピード感といった観点も大事にしていきましょう。

 

完璧主義で終わらないのは無意味

止まってしまう信号

反応が取れない

ひとまずある程度の出来でも出してしまわなければ反応を得ることができないですし、個人で完璧を追ったところで世に出さなければ改善点を見つけることもできません。

一生懸命に時間をかけたとしても、それが良いか悪いかの判断はあくまで主観になってしまうという点も気を付けたいところ。

かつて「Windows95」の発売時には約3,500個のバグがあったという話は良い例だと思いますが、サービスにおいての深刻な問題がなければまずは世に出して反応をみてみる、という方法がより良いサービスや商品を作るための近道なのだと感じます。

不確かな感覚を頼るよりも目に見える反応から改善点を探るのは、成功への難易度を下げることにも繋がりますので…!

方向性が合っているかもわからない

前述の内容とも近いのですが、自身が完璧を求めている方向性がそもそも合っているのか?というところも非常に重要です。

実際に自身が思う最高傑作を創り上げたとしても

・そもそものコンセプトが合っていない
・ニーズがない部分に注力していた

など、成果にまったく繋がらないものだったというケースも十分にありえるわけですから、「そもそも時間をかけるべきところなのか?」と方向性について判断するタイミングがないと時間を浪費する可能性が高くなってしまいますよね。

やったことが無駄にならないよう、その都度、方向性を確認するプロセスは大事にしていきましょう。

自分の完璧と人の完璧は違う

単に終わらない仕事を続けるだけではもったいないと思う理由として、「完璧」に対する尺度はそれぞれで違うということも挙げられます。

こちらとしてはまだ納得できていない段階でも相手の反応が思いのほか良かった、なんてことも実際によくあることです。もちろんこれは逆も然り。

つまり自分の完璧が必ずしも相手の満足とイコールで結ばれるわけではないということで、この辺の感覚を養えると仕事にスピード感も出てきます。

自分の完璧が相手にとっても価値のあるものだというのはただの思い込みですし、完璧にすることだけを求めてユーザー目線がなくなることは気をつけないといけませんね。

完璧のレベルはすぐに上がる

先ほども軽く触れたように、自分が書いた文章など過去のコンテンツを見て物足りなさを感じることは珍しくないと思います。

反対に「お、いいこと言ってる」なんてこともありえるわけですが(笑)向上心を持っていれば自分自身のレベルは普通に上がっていきますし、そこまで拘りすぎなくても良いかとは思います。

もちろん「手抜きをしろ」という話ではないものの、仕事が進まないことの方が危険性が高いという点は念頭に置いていきましょう。

参考:頑張りたいけど不安?そんな状況はチャンスでしかないから強気でいい

 

完璧主義より6割スタートの方が成功が早い理由

スピード感に溢れる映像

完璧主義で仕事が終わらない人よりも成功するのが圧倒的に早いのが「6割」で走り出してしまう人です。

数打てば当たる…という話ではなく根拠も明確ですので、その理由もご覧ください!

改善点を明確にできる

最初の段階では6割でのスタートだとしても、反応を見てから改善することはいくらでもできます。それこそ「失敗」という概念もなく結果を受け入れられるんですよね。

実際に表に出してみてわかること・感じることはたくさんありますし、良かれと思って実践したことがダメで、逆に意外なところが上手くいくということも頻繁に起こりえます。

自分目線でしか考えられず改善点がわからないままでは成功は遠のいてしまいますから、改善を繰り返してプロダクトの完成度を高めることが顧客の満足にも繋がっていくのだと思います。

結果が出る

一度スタートを切ると、良くも悪くも「結果」というカタチで評価されますので、その結果を基にして今後の動きを考えることが可能になります。

・このまま進むのか
・軌道修正するのか

おぼろげな自分自身の「完璧」を追ったところで、こういったものには行き着かないですよね…。

やらないと結果が出ないというのは当然ですが、頭の中でいくら考えてシミュレーションをしたとしても実際の結果はわかりません。

ビジネスの世界でよく言われることですが、「動きながら考える」「考えながら動く」ことが、世の中の流れが速くなる現代で重要視されてくるのは間違いないでしょう。

参考:大切な人を守る方法|強くなりたい人が今の時代にやるべきこととは

成長が実感できる

実際に結果を認識することによって、最初の頃と比較して成長が感じられるというのも重要なポイントです。

そもそも比較対象がない状態では「自分の活動が良い方向に向かっているのか?」という点にも確信が持てないですし、それでは成長を感じることができません。

また成長過程を見せることで、自分だけでなく周囲の人たちが自分に対して成長を感じてくれるという効果もありますね!

実際に僕が情報発信を始めた2016年頃からずっと読んでくれている方々も「成長のスピードが凄いです!」という言葉をかけてくれます。

最初の頃はどれだけ拙い文章だったんだろう。

モチベーションが高まる

ただ一人で活動していると、時に虚しさが押し寄せるのは僕だけでしょうか(笑)

でも実際のところ見えないGOALを目指しているときって結構しんどくて、「反応があるから頑張れる」みたいなところは絶対にあると思うんですよね。修行僧じゃないので。

モチベーションに頼らないことが大事だ、という記事を以前書いたことがありますが、それが上がる要素は当然ほしいですし、誰にも見られず一人でなにかを実践するのってつらいです…。

学生時代の部活動にしても試合があるから練習を頑張れるわけなので、試合の回数が多い人の方が高いモチベーションで成功していくのも当然なのではないでしょうか。

参考:モチベーションはいらない|無理なやる気に頼らない仕事効率の上げ方

 

まとめ:努力を無駄にしないために

一発勝負のプレゼンや大事な勝負時など、確かに完璧に仕上げなければいけないタイミングもあるのは間違いありません。

ただ、多くの場合は完璧主義が自分を満たすためだけのものになってしまっており、仕事が前に進まない弊害が生じていることがほとんど。

それであれば6割の出来でもまずはスタートしてしまった方がダメージも少ない上に時間の浪費もせずに済みますから、ぜひこの考え方はトライしてみてください。

間違った方向へひたすら努力しても成果に繋がらないため、これほどもったいないことはありませんので…。

トライ&エラーを繰り返すことを前提として、小さくても歩を進める努力をしていきたいですね!

 

月収15万円⇒月収500万円

僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。

むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。

人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。

そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。

「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。





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