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意識なんて変えなくてよくない?





こんばんは、井上直哉です。

昨日は昔働いてた百貨店に買い物に行ってきたのですが、もう売り場のメインはコートですね…!

欲しかったアウターはサイズがなくて取り寄せになったので、到着を楽しみにしつつ頑張りたいと思います。

 

さて!さっそく本題に入ります。

よくビジネス系の発信で「行動を変えたいなら意識を変えるべき」みたいなことが言われていますよね。

意識を変えること自体はめちゃくちゃ大事だと思いますし、高い志があるに越したことはありません。

 

一方で僕は、今日のタイトルにも書いたとおり

「別に意識を変える必要ってなくない?」

とも思うんです。

 

意識から変えよう!といったメッセージは基本的に

・内面があってこそ
・行動にも表れる

といった主張ですよね。ざっくり言うと。

 

強い意思を持っているからこそ食事制限もしてダイエットに成功できる!

みたいなことは自然は話で、確かに内面から行動がデザインされる側面は大いにあるでしょう。

 

ただ内面と行動って、必ずしもイコールであるとは限りません。

 

たとえば、優しい人は周囲から好かれる傾向にあるじゃないですか。

じゃあ以下の2つのうち、どちらが人に好かれると思いますか?

 

【A】
内面はすごく優しいけど、人を頭ごなしに批判したり、自分の利益を最優先に考える人

【B】
内面はぜんぜん優しくないけど、相手の意見をしっかり聞いて、ガンガン自分もGIVEしていく人

 

…まあ言うまでもなくBですよね。

内面って結局は表に出ないし、出せないなら相手に伝わるはずもありません。

 

だとしたら「行動」が一番重要であって、意識の高低ってあまり関係ないんじゃないかと思うわけです。

 

また、最近読んだ本にはこんなデータもありました。

 

「対象企業で意識改革を行った結果、
2年後に行動が変わったのはわずか8%だった」

 

つまり、2年間もかけて上司が一生懸命に

・意識を高くして働くのが大事だ!
・意識が変わらんと行動も変わらんぞ!

と叫び続けたにも関わらず、全体の1割も行動に変化がなかったと。

 

ちなみに18,000人が調査対象なので、実に約16,500人がなにも変わってません。

学校のクラスでいうと廊下側の1列にさえも影響がない感じです…!

 

頑張った上司からしたら

「2年間なんだったのよ?」

と虚しくなっても不思議じゃないし、逆に社員たちからしても

「うるせえよ全然響かねえよ」

ってことじゃないですか。

 

いや、まあまあな悲劇ですよね(笑)

 

・内面と行動はイコールじゃない
・ひとの内面を変えるのは超難しい

こういった現実がある以上、

 

■シンプルに行動から変えていく

ほうが効果的なアプローチだと僕は思います。

 

意識が低い人は成功できない!みたいな論調はもはや個人的には意味がわかりません。

 

それに行動からスタートさせることで、新しい気付きを得ることだって珍しくないです。

 

これまでの人生で一度くらいありませんでしたか?

乗り気じゃないけどいったイベントが思いのほか楽しくてはしゃいでしまった、みたいな経験は。

 

予定の段階では面倒だったもののいざ行ってみたら超楽しかった。

旅行でも飲み会でも合コンでもなんでもいいんですけど、案外よくある話だと思うんですよね。

 

あるいはビジネスを始めても、行動によって救われることは多々あります。

 

僕も初心者の頃、コミュニティで初の懇親会に行くのはぶっちゃけ超億劫でした。

月商500万円みたいな人たちが大勢いるのに、ド素人がなに話せばいいのよ…嫌だよ…みたいな感じで、ぜんぜん気乗りしなかったことを記憶しています。

 

だけど、そこに参加したから繋がりが出来、繋がりがあるから情報がガンガン得られるようになりました。

今利益がとれる商品のシェアや、今どのジャンルが熱いかなどなど、、半年で月30万円を稼げるようになったのも繋がりナシではありえなかったんですね。

 

会社を辞めて6年目になりますが、行動から変えてなかったらこんな未来は100%掴めなかったと思います。

 

ということで!

いろいろお伝えしたものをひと言でまとめると、

 

■意識を変えるよりも行動を優先しよう

ってことです。

 

・意識を変えてから
・行動に移していく

よく言われているこの方程式はファーストステップが超ハードだし、だったら行動を優先していくほうが気軽にスタートできる上に成長も速いと思うんですよね。

 

で!

とはいえ行動するって簡単じゃないよな…なんて感じたときにおすすめなのが

「二重人格」

です。

 

架空の自分をでっち上げてしまうことで、普段とは違う行動をとりやすくなるものだから。

 

たとえば矢沢永吉さんが

「俺はいいけどYAZAWAはどうかな?」

と言ったのは有名な話です。

(スタッフがミスした時に言ったらしい?)

 

あるいは本田圭佑さんも移籍の際、

「リトルホンダがミランを選んだ」

と答えていましたね。

 

YAZAWAもリトルホンダも実在するか?というと微妙だけど、たしかに意思としては存在しているわけです。

 

こんな感じで自分の本音をキャッチしてあげて、別人格として走らせていく。

そうすると普段の行動と違う、新しいチャレンジはしやすくなりますよ!

収入を自分で決めれたり、いつでも好きに休める未来も結局は動いた先で掴めるものです。

意識を高くしようとして無理で、かえってギャップに苛まれている人も少なくない気がします。

 

だとしたら「意識なんて変えなくてよくね?」のテンションもたまに大事にしてみると、もっと気楽に頑張れるんじゃないかと思う次第です。

 

ではでは、今日はこのへんで。

またメールします!





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