これまでの人生において少なからず「チャンスを逃した」という経験は誰しもあるのではないでしょうか?
後悔先に立たずとは言うものの、「あのときもっとこうしていれば…」なんて想いに駆られるときもあるかもしれません。
チャンスを掴む人と逃す人は紙一重だと言われていますが実際のところ、何が違うのか?チャンスを逃がす人の特徴を踏まえてみていきましょう。
また、チャンスを逃すのは行動できないからだ、と世間でよく言われていることに対して「勇気」はそこまで問題じゃないという持論も投げさせてください。
人生でチャンスを逃がした瞬間の実例
チャンスを逃すといっても様々なケースがあるため、まずはどういった事象がありえるのか?実例から見ていきましょう。
転勤で悩んでしまった
出世がかかった場面で会社から転勤を打診されたものの、決めかねて悩んでいる間に他の社員が決まってしまった…。
家族のことなども考慮すると難しい決断だったのでしょうが、こういった事例は意外と多いようです。
会社へ持ち帰って検討した
仕事関連でみていくと、こちらも即決できなかったために他社に案件をさらわれてしまった事例です。
プレゼンの場で決めかねる事象においては、一度持ち帰って上司の指示を仰ぐというのが1つのパターンになっている気がしますが、その間にも仕事は動いているということですね。
好きな人に告白しなかった
チャンスを逃した事例をみていくと仕事の他に「恋愛」もありました。
学生時代、臆病風に吹かれて好きな人に告白することが出来ないまま卒業することになり、よくよく聞いてみると両想いだった…。
そんな苦い経験をしている人は意外と多いのかもしれません。
参考:学生時代に戻りたい社会人におすすめの働き方を本気で考えてみた
買わないうちに売り切れてしまった
ショッピングでの体験談ですが、最近ではネットショップなどを利用してのケースも多くなっているでしょうね。
購入するか否かを迷っている際に残数を見ながら「まだ大丈夫」などと考えていたら気付いたときには売り切れていた。このケースも案外多いのではないでしょうか?
優先順位を間違えた
転職活動など、やらなければいけないとわかっていてもいざ行動に移すとなると腰が重くなり、特に重要でない楽な方へ動いてしまう。優先順位を誤ったばかりに本来つかめたはずのチャンスを逃がしたという人も多くいました。
挙げだせばまだまだ出てくるかと思いますが、なんとなく傾向としては掴めてきましたね。上記を踏まえた上で、特徴を洗い出していきましょう。
人生のチャンスを逃す人の特徴
決断力に欠ける
前述の実例で一番感じたのは「決断力」ではなかったでしょうか?即断即決することは難しいですが、決断するための準備を日頃からしておくことの重要性を感じます。
目に見えないスキルってたくさんありますが、「決断力」もそのひとつですよね。
少々抽象的なので、決断力に関してはここからもう一歩掘り下げてみましょう。
失敗したくないという気持ち
すぐに決断できない理由として「失敗を恐れている」というのは1つ大きな要因として間違いないと思います。
失敗を極度に恐がって身動きがとれなくなるような場面も少なくありませんよね。
僕もかなり保守的だった時期があるためわかりますが、失敗を回避するための動きこそがチャンスを逃すことに直結していて本末転倒だった感も否定できません(笑)
先入観や思い込みが強い
これは失敗に関しても言えることで、人は「怒られるんじゃないか」とか「現状が崩れるんじゃないか」などと思い込みが強くなってしまいがちです。
それ以外にも先入観はたくさんあって、たとえば僕はビジネスを始めるまでは「お金を稼ぐことは悪だ」といった想いがありました。
同じような想いの方は多いと思いますが冷静に考えて、大切な人になにかあったときに選択肢を提示するためにはお金が必要だと気付いたんですよね。
・・と、この話は別の機会にするとして、物事を決める際に先入観というフィルターが障壁になっている場面は多いです。
たとえば、ネットで起業するのも決して難しくない時代にもうなっています。
参考:特技なしで起業する方法とは?好きなことがない人こそ挑戦しよう!
遠慮する
これは国民性も関係しているかもしれませんが、自分の前にあるチャンスを他人に譲ってしまう人は少なくありません。
本心を隠して遠慮したり我慢する場面に遭遇したことがある人もいるのではないでしょうか?
自分を正当化して言い訳する
自分のとった行動を正当化して守りに入ってしまった経験は僕もあるものの、やはり出来なかったことを嘆いているだけではチャンスは掴めません。
何にせよ言い訳がましい人は機会損失が非常に多いと思います。
何をするにも腰が重い
面倒くさがったり、億劫な態度であったりと腰が重いのは当然、チャンスを逃す可能性が高くなります。
世の中で成功している人たちを思い浮かべても大体フットワークが軽いですよね。
チャレンジする回数が多ければ勝機は増えますし、確率論として考えても妥当な話だと感じます。
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行動できないのは勇気がないからじゃない
チャンスを逃す人は行動できない人
人生でチャンスを逃す人の特徴について書いてきましたが、大きな括りで言うとやはり「行動できない」ということに尽きると思います。
ビジネス書や自己啓発の書籍でも結局のところ「今動き出そう」という結論に帰結するものが多いですし、チャンスを掴むためには行動することが不可欠だというのは言うまでもありません。
今まで通りの生活を送っていながら劇的な変化が起こったとしたら、それはBADニュースである方が圧倒的に多いでしょう…。
参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ
行動と勇気は関係ない
思っていることはあってもなかなか動き出せないという事例はたくさん転がっていますし、僕自身も元々はそういう慎重派の人間なので気持ちはわかります。
そういうときって決まって
・勇気をもって!
・一歩踏み出しましょう!
なんて言葉が投げかけられるんだけど、それってちょっと違うんですよね。
たとえば異性に告白するときのことを思い浮かべてほしいのですが、告白することを躊躇する理由を考えたときに「振られるのが恐い」というのが圧倒的に強いじゃないですか?
逆に言うと「振られない確信」があればいいわけで、だとしたらここに勇気なんか関係ないんですよね。
共通の友人に頼むでも何でもいいから「相手の本心」がわかればいい。
「あ、向こうもあなたのことが好きみたいよ?」となれば、告白(行動)できない理由なんて無に帰すわけです。
もしくは「好きじゃない」という事実を知れば、またそれはそれで退くのか玉砕覚悟でスッキリしたいのかといった選択も出来るようになりますよね。
相手の本心がわからないからこそ恋愛は楽しいんだ!なんて話をし出すとキリがないので置いておくとして(笑)、いずれにしても知ることさえできれば行動できない理由は消えます。
つまり何が言いたいかというと、「情報」さえあれば圧倒的に行動に移しやすくなるということ。
起業したいのに出来ないという人も勇気がないわけじゃないです。近くに起業家がいなくてリアルな話を聞けなかったり、「情報」がないから踏み出せずにいるだけ。
この辺は人気ビジネス書・キングコング西野さんの「革命のファンファーレ」にも書かれていて、ものすごく腑に落ちました。
参考:人生諦めるのは自由だけど、自分に対して失礼すぎないかい?
人生のチャンスを逃さないために
勇気とか気合とか日本人はとにかく精神論が大好きです。ちなみに幼いころから野球部で育った僕も精神論は大好きですし、お酒を飲みながらいくらでも語れます(笑)
ただ、人生のチャンスを掴めない・決断できないときって情報量が足りないことが非常に多いんですね。
転勤だって、同じような境遇の先輩10人からその後をヒアリングできれば状況は全然違ってくるのは目に見えています。
特に今の時代はブログやTwitter・FacebookといったSNSをはじめインターネットが普及していて、コンタクトをとろうと思えばいくらでも可能な時代です。
チャンスを逃さない人になるためには確実に「情報」が役に立ちますので、ぜひそういった点も日頃から意識していきましょう。