通勤時間が長いということがサラリーマンとして働く上での大きなストレスになっているという方も多く、それが苦痛で仕事を辞めたいという話もよく耳にします。
人によっては通勤の際に長時間立ちっぱなしだったり満員電車に毎日揺られるような状況であることも珍しくないですし、職場に着いたら既にヘトヘトという事例も。
それを解消するには引っ越しを考えるか仕事を辞めるかといった選択になってくるのでしょうが、職場の近くに家を移せば家賃が上がることも多いでしょうし、仕事を辞めるためには本業以外の収入の柱を作る必要があります。
そういった現実を考えることすらストレスになったりすると思うのですが、この記事では通勤時間を有効に使うための方法や、仕事を辞めても仕事に困らない方法などについて書いていきたいと思います。
通勤時間が長いことによるストレスの種類
朝早く起きなければいけない
通勤時間が長いことによるストレスで一番キツイ原因とも言えるのがこれでしょう。
朝が弱いという人でなくとも毎日の早起きはしんどいですよね…。
夜遅くまで残業というケースではなくとも、早起きしようとすると睡眠時間が短くなる場合が多く、仕事中も眠気との戦いになることは珍しくありません。
眠いというだけでミスが増えたりすると、それがまたストレスになったり悪循環に陥ることもありますね。。
電車で座れないのがキツイ
僕の周りにも往復3時間をかけて通勤しているサラリーマンがいますが、1時間以上立ちっぱなしになると体力的にかなり辛いという話を聞きます。当然ですよね…
座れれば眠ることもできますし場合によってはパソコンで仕事をすることも可能になるものの、毎日上手く座れるかというと難しいのが実状でしょう。
全力で席を取りに行くサラリーマンには正直引きますが(笑)、その気持ちもわからなくはないです。。
満員電車で疲れる
改めて言うまでもないですが、満員電車は想像以上に気力・体力を奪われます。
人が降りるたびにホームに一度降りなければいけないときもありますし、電車が動いているときもかなり無理な体勢で耐えなければならない状況も。
これが嫌で転職を考える人もいるくらいなので、満員電車によるストレスはサラリーマンとしては大きな課題でしょう。
出来ることが限られる
スマートフォンの普及によって出来ることが増えたとはいえ移動中に出来ることは限られていますので、そうなるとどうしても簡単に開けるSNSを見たり、YouTubeで動画を視聴するといった時間が増えてしまうもの。
それもリフレッシュとして大切なのかと感じる一方で、「通勤時間が短ければもっと有効に時間を使えるのに」という気持ちもストレスとして積み重なっていきます。
帰宅時間が遅くなる
通勤時間が長いとそれに比例するように帰宅時間も遅くなり、ご飯やお風呂の時間を除くとプライベートな自分の時間がほとんど取れないというケースも多いです。
そのため帰宅後の自由な時間を増やすために寝る時間を遅くして、結果として睡眠時間が短くなって睡眠不足のサイクルにはまってしまう方も…。
自由な時間が取れないというストレスも、会社を辞めたい1つの要因と言えるでしょう。
長い通勤時間がどうしても無駄に感じてしまう
僕も会社に勤めているときには通勤時間を有効活用するために色々な方法を試したりして研究をしましたが、どうしても通勤時間を無駄に感じてしまうジレンマからは抜けられませんでした。
通勤時間の過ごし方についてはそれぞれの研究結果が飲み会でも多く議論されていましたね(笑)
前述したようなストレスがあるのは間違いないですし、通勤時間がなければもっと自由な時間が増えて充実した人生を送れるのでは?という気持ちが「通勤時間=無駄」いう思考に繋がってしまうのは何ら不思議なことではありません。
通勤時間が長いのが嫌で会社を辞めたい理由
通勤時間の長さを理由に会社を辞めたいと願う人は実際にどんな想いを抱いているのか?
そういったリアルな声にも目を向けてみましょう。
通勤が短ければ人生の時間が増える
時間はお金と並んで永遠のテーマともいえる大切なものですが、自由に使える時間さえ増えれば、自分の好きなことに使える時間や家族と過ごす時間に充てることができます。
それだけで人生の幸福度が上がるというのは事実としてありますので、通勤時間は短いに越したことはありませんよね。
通勤時間がネックになって会社を辞めたいと感じている人は少なくないですから、非常にシビアな問題だといえます。
そこまでしてやりたい仕事じゃない
自分がどうしてもやりたい仕事であれば、通勤時間が長かったとしても続ける方法を探すはずです。
もしくは、通勤時間などデメリットに感じなくて済むかもしれません。
しかしそうではないということは言い方を変えると、その仕事にそこまでやりがいを感じてないということの裏返しとも受け取れますね。
僕自身、社会人になってすぐのときにはやりたい仕事すらわかっていませんでしたし…。
長い通勤時間を我慢してまで今の仕事を続けなくても、という声が多いのもある意味では必然なのかもしれません。
プライベートな誘いに乗れない
通勤時間が長い状況は自由に使える時間と体力が削られることに直結するので、そういった懸念材料を考慮するとプライベートな誘いにも参加しずらいのが正直なところでしょう。
もし参加したとしても参加が遅れたり、終電で早く帰らなくてはいけないなどの事情から、100%楽しめないということも。
こうしてみていくと、通勤時間が長いことによる損失は思っている以上に大きいような気がしますね…。
仕事を辞めてもお金に困らない方法
通勤時間を利用して副業を始める
仕事を辞めることを見据えての対策になりますが、現状、どう考えても副業を開始するのが一番良い方法です。
副業を始めることで無駄に感じている通勤時間を有効に活用できますし、デメリットとしてしか見られなかった部分がプラスに転じるため、将来的に会社を辞めても大丈夫な状況を作ることができます。
退職したいという想いを具現化できるような状況を作れれば精神衛生的にもプラスに働きますので、まさに一石二鳥と呼べるような最適解だと考えます。
通勤時間をスキルアップに費やす
副業と並んでもう1つの方法としては、通勤時間でスキルアップをして退職後に備えることです。
一度身に付けたスキルは裏切らないですし、潰しが利くスキルを磨けば食べていけなくなることはありません。
ただ、仮に資格を取ったからといって収入に直結するかというと微妙であるのは確かですので、相対的に考えると自身のスキルが収入として跳ね返ってくる副業の方が、人生にもたらすプラスの効果は大きいようにも感じます。
長い通勤時間が苦痛なら辞めたっていい
仕事を辞めたいと周囲に話す際、その理由を問われて「通勤時間が長いのが苦痛だから」と伝えたらどんな反応をされるでしょうか?
おそらくですが「そんなことくらいで辞めるな」「仕事に対して甘い」などと批判的な意見の方が多いように思いますし、事実としてそういった意見が気になって退職や転職に踏み切れない方はたくさんいます。
日本人は様々な思い込みに囚われていることが多く、仕事は辞めてはいけないというのもそのひとつといえますね。
ただ終身雇用が難しくなっている今の時代、新卒で入社した企業で定年まで勤めるという方が圧倒的に少数ですし、そもそも限られている人生の時間ですから、無駄に感じてしまうような時間は減らす努力をした方が絶対に豊かな人生が手に入ると僕は思います。
個人でも稼ぎやすい時代なのでもちろん副業も選択肢に入ってきますし、仮に退職したとしてもお金に困らなくて済む体制は自分でつくることが可能です。
逆にそんな時代に、毎日通勤に何時間もかけて職場に通うという選択肢しか持たないのはもったいないという気がします。。
別に今の会社を辞めることだけがすべてではないとは思いますが、不満や願望にただ蓋をするのは逆に不自然とも感じるので、自身の人生に潤いを持たせるために今何ができるのかは絶えず考えていきたいですね!
長い通勤時間に悩むあなたの参考になれば幸いです。