人生を変えるために大事なのは捨てることだとは起業家界隈ではよく言われていますが、正直なところ僕はビジネス初心者の頃、この意味がわかりませんでした。
事実として今までの自分の価値観を変えたり捨てたりすることは「簡単ではない」と思う人が多いものの、独立して4年目となった今になって言えるのは、本気で変化を起こすためには色んな意味で「捨てる」というのが重要になるということです。
この記事では「人生を変えたい」と強く思っている方へ向けて、人生を変えるために効果的な方法として、7つの「捨てるべきこと」についてお伝えしていきます。
新たな一歩を踏み出してより良い人生を送るきっかけになるよう書いていきますので、参考にして頂けたらと思います。
人生を変えるために捨てるべきこと7選
早速ですが「人生を変えるために捨てるべきこと7選」と題して大切なことをお伝えしたいと思います。
断捨離が流行ったりもしていますが、新しい風を吹かせる上では間違いなく「捨てる」という行動は重要になってきますので、ひとつずつ見ていきましょう。
プライドを捨てる
人生を変えたいと口では言っていても、プライドが先行するあまり素直に行動ができなくなって結果的に変われない…という人をたくさん見てきました。
たとえばビジネスを始めるときにも、
・どのビジネスに取り組むのかを選り好みする
・泥臭いことを敬遠しすぎるあまり結果が遅い
などといった事例も珍しくありません。
ジャンルに限らず成功している人は少なからず下積みと呼ばれるような時代を過ごしているのがほとんどですし、自分のプライドを優先するよりも目的から考えて最適な取り組みを選択しています。
何をするにしても第一のハードルとしてプライドを捨てることができないと、人生を変えることは難しくなるでしょう。
既存の常識を捨てる
自分の人生を変えるためには、絶対的に自分とは別の価値観が必要になります。
今まで自分の常識に従って選択を繰り返してきた結果が現状なので、それを変えるためには今までと違う価値観をもとに選択をしなければいけないというのはすごく当たり前のことのように思います。
長年培ってきた固定観念はなかなか変えることが難しいと言うのも事実としてあるのはわかりますが、過去の延長線上を歩いたところで「手に入れたい未来」に辿り着くことはまずないでしょう。
自分の常識を捨てて成功者の価値観に思いきり染まってみるというのが、自分に変化を起こすための近道であるといって間違いありません。
他人軸を捨てる
自分の人生を変えたいと願う人に多い傾向としては、常に人の目を気にして生きてきたり誰かに言われたことをそのまま鵜呑みにしてきた…というのがあります。
自分の人生でありながらどこか自分軸で生きていないことに悩んでいるケースは少なくないですし、誰かの顔色を伺いながらの人生は心から楽しめていると言えない部分も大きいですよね。
上司や友達に飲み会などに誘われたら絶対に参加する、というのもその典型的な例で、嫌われたくない感情の裏返しといえるでしょう。
人生を変えるために不可欠な「行動」に関しても他人の目を気にしていては一歩踏み出せないことが多いですから、自身の想いに素直になってあげることも大いに今後に影響してくるものと思います。
いいとこどりを捨てる
ビジネスやスポーツなど何においてもそうですが、いいとこどりをしようとするとどれも中途半端になってうまくいかないことが多いです。
たとえばラーメン屋の修行中にそば打ちも習得しようとしたところで難しいでしょうし、色んな要素のいいとこどりが出来るのは相当センスが良い人にしか無理だと思います。
隣の芝生が青く見えるのは気持ちとしてすごく共感する部分ではあるものの、実はいいとこどりこそが自分の首を絞めているということも。
全部に手を付けて全部が少しだけ前進したところで人生にはさほど影響がありませんから、一点集中の意識を大切にするときも大事なのは間違いないでしょう。
受け手の立ち位置を捨てる
「いつか何かが起こるのではないか…」と淡い期待を抱いている方も多いですが、常に受け身の姿勢でいて人生が変わることは基本的にありえません。これは経験談として(笑)
そういった姿勢でいると、同じ経験をしたとしても自分が得られるものも少なくなってしまいますし、そもそも外的要因に期待していて人生が好転した人は見たことがないですよね。
どの業界においても能動的に動ける人が成功していくように、取り組んだことで結果を出す上でもこういった姿勢の違いで今後の人生は大きく左右されていきます。
現状を捨てる
現状を維持しようとすることは、言い方を変えると今までの行動を繰り返すことになるわけなので、自分が変化を起こさずに何かが良くなることを願うのはあまりに無謀だと言わざるを得ません。
実際のところ、ビジネスに取り組む人と多く接してきましたが「人生を変えたい」と口にしていても内心では今の自分を守りたい気持ちが勝つ人の方が圧倒的に多いんですね。
現状を捨ててでも変えたいという気持ちがないというのは、そこまで人生を変えたいと願っていないという証拠。
人気漫画・キングダムの主人公である信が「今のままでイイや」というスタンスであれば、飛信隊が大きくなることもなければ大将軍なんて夢物語で終わるのは明らかですよね?
何かを手放さなければ新しいものは手に入りませんので、本気で人生を変えたいのであれば今あるものは何かしら捨てる覚悟を持つべきだと言えるでしょう。
努力への逃避を捨てる
人生を変えたいから努力しよう、というのは言わば当たり前の話なのですが、「頑張っている自負」だけではあまり意味がありません。
自分が努力しているつもりでもその基準値が低ければ人生が良くなっていくことは無いですし、上手くいかないときに現実を直視せずに「頑張っている自分」へ逃げるのは無駄な時間を過ごしていることと同意です。
東京から大阪へ行きたいのに北海道の方へ歩き出していたら、いくら頑張っていても目的地に到着することはありません。桃鉄で言う「ぶっとびカード」のようなものがあれば別ですが(笑)
頑張っていると思うことで現状に満足してしまい結果にフォーカスしなければ、人生を変えることはできませんから、必要なことは自己満足の努力ではなく、冷静に現状を分析して成功するためのアクションを起こすこと。
間違った方向へいくら努力しても結果は出ないということは念頭に置いておきましょう。
人生を変えたいのに捨てられない人の特徴
本当は変わりたくない
コンフォートゾーンという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、人は基本的には今のままが居心地がいいと感じる生き物です。これは本能的なものでもあるので仕方がありません。
そのため、無意識にする選択は現状を維持するためのものである傾向が強いといえますよね。
・いつもの居酒屋
・いつものメンバー
・いつものブランド etc…
特に意識するでもなく普段と同じ行動パターンに当て込むのが普通です。
あれだけ会社の愚痴を言っていたのに、いざ転職をしようとすると途端に足がすくんでみたりするのも言わば現状への固執と言えるでしょう。
成長のためには居心地が悪いところに居たほうが良いとよく言われますが、何も捨てられない人というのは心の奥底では変わりたくないと思っていて、今の位置にとどまることを選択するため結果的に人生が変わらないということなんだと思います。
変わりたいと言っている自分が好き
「意識高い系」と揶揄されることもありますが、向上心があるような発言をしている自分に酔っているというのも現状を捨てられないタイプの典型です。
意識が高いこと自体はもちろん良いことなのですが、実際の行動が伴っていないとその発言の価値は半減してしまいますよね。
ツイッターなどSNSで発言しているだけで満足している人も多いですが、ときに痛みを伴ってでも実際に変わっていくことに意味がありますので、アクションを起こすことは常に念頭に置いておくべきでしょう。
捨てることを勘違いしている
「捨てる」と言うと今までやってきたことすべてが無駄になるような気持ちになるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。
例えば「現状を捨てる」ことにおいて、友人との飲み会をキャンセルするようなタイミングがあったとして。
言ってしまえば飲み会の時間を捨てることになるわけですが、この行為が友好関係までも捨てるかといえばそんなことはないです。
僕もビジネスを始めた当初はそんな時期があったものの、大切な人は誰一人として関係が悪化しませんでしたし、変わろうとしている人に現状維持を求めるのは自分のエゴでしかないと思います。
本物は残ると言いますが本当にそうで、未来で捨てなきゃいけないものが多い方がよほどイヤですから、本当に大切なものを守るために然るべきアクションなんだと考えるのが健全な気がします。
人生を変えるために捨てるのが効果的な理由
過去の自分のままではいけない
人生を変えたいのに自分が変わらないままでは、普通に考えて未来が変わっていくことはありえないですよね。
過去に自分がした決断の集合体が現状を作り上げたとも言えるわけで、自分の選択の基準を変えない限り結果を変えることはできません。
そう考えると上記7つの「捨てること」はわかりやすく効果的に働くと思いますし、先ほどお伝えしたように、捨てるからと言ってこれまでのすべてを手放すことに…なんてことはありませんので。
素直に新しい一歩を
ビジネスでも「素直な人は稼げる」ということがよく言われていますが、これはどのジャンルにおいても同様のことが言えるでしょう。
結果が出ている人から教わったことや言われたことを、自分の価値観で否定することなくまずはやってみること。
それが一番の近道である場合が多いですし、仮にダメだったとしてもその経験は無駄になることなく次へ繋げていくことができます。
本当に過去の自分に教えてあげたいことでもありますが(笑)なんでも斜に構えて行動をしないでいても、目の前が明るくなるどころか曇りが増す一方です。
新しいものを受け入れるスペースを空けるといったイメージで、素直に一歩踏み出すためにも「捨てる」というのは非常に効果的であると言えます。
最後に
参考までに、僕が結果を出せていないときは何ひとつ捨てきれない状態でした。
それこそ変なプライドだけが先行していましたし、他人にどう思われるか以外アタマになかったんじゃないか?というくらいに(笑)
ただ、結局のところ成功者の思考や行動サイクルへ自分を近付けていくことが近道なわけで、プライドを捨てるプライドがあった方が圧倒的に結果が速いんですよね。
人生を変えたいと思っていても、今までの現状に縛られて変われない人はたくさんいますし漏れなく自分自身がそうでした。
だからこそ上記7つのことを捨てる意味合いに関しては自信を持ってお伝えすることができますので、人生を変えるために参考になるものがあれば幸いです。
月収15万円⇒月収500万円
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