起業家仲間がこぞって絶賛しているAmazonプライムの「バチェラージャパン」を観てみたところ、あっけなくどハマりしたのですが、ここまで人気の理由は何なんだろう?と。
今更感があってちょっとな…と思っていたのが嘘のように、シーズン1を一気見してしまったので、逆に考えさせられました(笑)
シーズン2はまだ少ししか見ていないので、シーズン1を観た感想を軸に記事を書いてみようと思いますが、初代バチェラーの久保裕丈さんが凄いんですよね。
彼の行動から成功法則も紐解いてみようと思いますので、ぜひこの記事をきっかけにバチェラーを観ていただけたら!
・・と、イイ感じで回し者感が出たところで早速まいりましょう。
バチェラーは面白いのでおすすめ!
ネタバレについて
まず、この記事では極力ネタバレは避けますが、若干触れないことには記事が書けないので、その点はご了承ください。
というのも僕の経験談をお伝えすると、バチェラーを観ている最中に初代バチェラーの久保裕丈さんが気になって彼について調べようと思ったんですね。
そのときの気持ちとしては大学とか今の仕事とか、その程度の前情報で十分でした。
しかし、調べたときに飛び込んできたのは
「最終回で〇〇さんを射止めた久保さんですが」
という超絶ネタバレの前段…!あれはさすがにスマホを観ながら舌打ちをしました。つまり僕は、結果がわかりながら残り5話ほどを観ることになりました。
そんなことは避けて頂くべく可能な限りネタバレは避けますが、若干含むよ!ということをご理解いただけたら。
バチェラージャパンとは
ということで、バチェラーをご存知ない方もいらっしゃるかと思うので軽く説明を。
「バチェラージャパン」とは端的に言うと、全米で話題となった人気恋愛リアリティ番組の日本版ということになります。
全世界225カ国以上で放送されているとのことで、「恋愛以外はすべてを手に入れている」という1人のイケメンエリートの心を奪うために参加女性たちが激しい戦いを繰り広げる番組です。(シーズン1では25名)
2ヶ月ほどの月日をかけてグループデート・ツーショットデートを繰り返していくのですが、最初のパーティーで即脱落してしまう数名はほんの数時間で終了なのでマジで気の毒です。(持ってきた荷物……)
以下の特集ページをご覧になると雰囲気が掴めるかと。
バチェラーが人気の理由
挙げだすとキリがないので出来るだけ厳選して書いていきますが、予めお伝えすると以下の点は抜きました。
豪華デートで夢が見れる
今田耕司の副音声が面白すぎる
それでも余りあるので早速、バチェラーが人気の理由をみていきましょう。
脱落のスリル
「あいのり」や「テラスハウス」も僕はよく見ていたのですが、バチェラーでは以下のような点が違ったように思います。
・アプローチの対象が1人
・脱落したら即終了
今後も旅を続けたい人へバチェラーからバラが渡される儀式(ローズセレモニー)が毎回行われるのですが、このタイミングで毎回必ず脱落者が出ます。
参加25名に対して、用意されたバラは20本。つまり選ばれなかった5名はその場で終わり、という感じで。
このスリルがたまらないというか、余裕をかましていたら不完全燃焼のまま去ることになるので皆がガチなんですよね。
「うおお!わかるー!」
「久保さんセンスないわー」
という、2種類の感情が味わえるローズセレモニーは、バチェラー人気の理由として間違いなく欠かせないものだと思います。
リアルな人間味が出まくっている
ローズセレモニーとも密接に関係していると思うのですが「いつ切られるかわからない」という緊張感が女性陣に常にあるため、言動にすごく人間味が出ます。
このリアリティーもバチェラーの面白さとしては大きいですね。
ストーリーが進んでいくのと並行して「あのときこう思っていた」という本人の回想シーンが差し込まれるのは企画した人が天才かと思います。
「あの子嫌い」
「ほんとムカつきました」
「ざまあみろって感じです。てへぺろ」
こんな感じの本音のコメントが聞けるのは、良くも悪くも感情が刺激されます。
美男美女は目の保養に最高
とりあえずこれは早い段階で触れなきゃいけないと思うのですけど、そもそも美男美女しか登場しないので目の保養的に最高です。はい。
「いやー、バチェラーなりてえ~」
「でもあのプレッシャーはエグイな」
こんな自問自答を経験した男性は僕だけではないハズ。
応援する楽しさ
登場人物が多いために感情移入しやすいというのも欠かせないポイントだと思います。どのタイミングからか自然と「ゆきぽよ」を応援している自分に気付いたときには驚きました。
W杯やオリンピックでもそうなのですが「人を応援する」って本当に楽しいし嬉しいことなんだなと実感。
まさかのタイミングであの子が脱落したことは未だに納得しておりません。(7話か8話だったかな?)
悪役がイイ感じにやらかす
悪役という響きが悪くて申し訳ないのですが、観た人は納得してくれるはず。全員イイ子じゃ普通につまらなかったと思います。
回想シーンで流れる独特の音楽もマッチしていて「闇」を感じられるのでツボに入りますし、「ありえねえだろう!」ということが頻繁に起こるんですよね…。
その後に起こる女のバチバチがまた面白いと思ったとき、人間の野次馬根性を自覚しました。ホームで喧嘩している人がいるとつい見てしまう、あの感じです。
坂東さんが良すぎる
上手く言えないのですが、司会進行役の坂東工さんがいちいち絶妙なんですよね…!
「間」なのか何なのか。しっかり言語化できるようになったら追記しようと思います。
バチェラーが人気の理由は久保さんに尽きる
上記に記載したものはもちろんなのですが、バチェラーはなんで人気なんだろう?と理由を考えたときに真っ先に上がったのが久保裕丈さんの存在でした。
「久保さんすげえな」と何度思ったかわからないので、その辺りも少し。
自分だったらビビってやれない
久保さんの何が凄いかというと、
・オシャレ
・イケメン
・東京大学大学院卒
・若手起業家
など色々あるのでしょうが、結論から言うと、初代バチェラーとしての出演を快諾したところです。
今でこそバチェラーは日本でも人気で、それぞれバラエティー番組やドラマにも出演したり活躍の場を広げていますが、久保さんの元に話がきたときには未知数だったわけで。
もちろん勝算はあったでしょうが、断る理由を考えたら山ほどあったであろうことは想像に難くありません。
新しいチャレンジをしたかった、というのが純粋にかっこいいと思います。
事実、自分に出演資格があったと仮定しても、ビビってやれない人の方が圧倒的に多いでしょう。もちろん僕も恐い(笑)
バランス感覚が優れまくっている
シーズン2の小柳津林太郎さんもそうなのですが、バチェラーはバランス感覚が物凄いんですよね。
もちろん番組ということを除いても、自分だと明らかに態度に出たりしそうですし女性陣への切り返しとかが抜群に上手だなと。
起業家として活動しているからなのでしょうが、コミュニケーション能力って本当に大事だなと感じましたし学べることが毎回たくさんありました。
完璧すぎない一面が最高
久保さんが自分でも口にしていたのですが、ダメな一面があるというのはただただ魅力的だなと。
あれだけハイスペックな人だとただでさえ完璧なイメージがあるので、下手したら「高飛車な人」で終わりそうだけどとんでもない。
僕の周りの起業仲間と話していてもみんな彼のことが好きだったし、嫌味なく同性に好かれること自体が素敵なことだと思います。
あれがただのマウンティング野郎だったら、バチェラーはここまで人気になっていないでしょう。
・・ちょっといい人すぎたので、逆に悪顔の部分がもうちょっと欲しいです(笑)
バチェラー久保裕丈から学ぶ成功法則
久保さんがいなければバチェラーは成立しなかったわけで、そういう意味ではバチェラーが人気の理由と久保さんの成功って「≒(ニアリーイコール)」だと思うんですけど、学べることは本当に多いんですよね。
最後にその辺りを紐解いて、この記事を締めたいと思います。
リスクを恐れず新しいチャレンジを
まず、何事も挑戦することには大きな意味があるという点。
一人の決断からここまでの人気番組が誕生したといっても過言ではないと思うので、「決断」そして「挑戦」って成功する上では欠かせないものなのではないでしょうか?
・美女に囲まれたい
・有名になれるかも
こういう下心を差っ引いたとしても、久保さんの言葉を借りると「お世辞にも上品な番組ではない」わけで、リスクを感じる人の方が多いと思います。
それでなくても自分の恋愛を人前に晒すなんて嫌だ(笑)
でもそういった障壁を越えたからこそ、また新しい成功を打ち立てたと考えると素晴らしいですよね。
人を楽しませられる人間最強説
ぶっちゃけ「何で私じゃないのよ!」と25人中24人が思っていてもおかしくない状況だと思うのですが(笑)ほとんどの女性陣が楽しめたはずです。
恋愛は成就しなかったとしても、得られたものはたくさんあったんだろうなと。
ここはどうしても長く残った人にアドバンテージがありますけど、あれだけの人を楽しませることが出来るって本当に才能ですよね。
たとえ「番組」だとしても、期間中は四六時中、相手のことを考えていただろうし、ルール上は仕方ない部分がありつつも可能な限り良い思い出を持って帰ってほしい。そんな心情は随所で見受けられました。
ビジネスというか「人生」で成功する人って、人を楽しませることに意識を向けられる人なんだと思う。
弱さを隠さない人間に人は惹かれる
大半の大人は部下や自分より弱い立場の人間を見つけては
・黙って言うとおりにしろ
・俺の方が凄いだろ
・俺は昔ワルかったぜ~
と無意味なマウンティングを繰り返し、自分を強く見せることに必死で逆に信頼を失っています。
そういう光景を見てきたことも多かったからか、自分の弱い部分をさらけ出せる人ってやっぱりかっこいいなと感じましたね。
女性陣は恋人としてバチェラーを見ていたことと思いますが「年上の同性」という観点で見ると
「もしサラリーマンに戻ったとしたら、こういう人が上司だったらいいなあ」
なんて想いも普通に出ました。
成功している人が醸し出すナチュラルな感じというか、自然体でいられるのは絶対条件の1つだと思うので。かっこいい大人であるための振る舞いも学べたような気がしますね!
バチェラーは人気の理由も納得のおもしろさ
バチェラーに関して思ったことをつらつらと書き連ねてみましたが、めちゃめちゃ短時間で書けたことに驚きました。本当に面白かったんでしょうね(笑)
「推しメンはあの子!」
「あの場面マジでありえなかったよね?」
みたいな話をしだすとあっという間に朝になりそうな感じですが、すごく感じたのは「周りの人たちが好きなのがわかるな~」と。
久保さんが起業家として成功している人だからというのもあって、本当に勉強になることも多かったんですよね。僕も含め、特にコミュニティー運営をしている人たちはこぞって唸っていました(笑)
やや堅苦しい部分もあったかと思いますが「バチェラー」という共通言語ができるのは非常に楽しいことだと思うので、本当におすすめです。