起業をするというと「イチかバチかの賭け」という風に思われがちで、売上がゼロだったらどうしよう…という不安も耳にする機会があります。
そんな事態に陥ったことを考えると足がすくんでしまいそうですが、ただ実際には起業って博打でも何でもなくて、スタート時のリスクも今では極限まで低くすることが可能なんですよね。
僕自身も起業して5年目に突入しようとしていますが、この記事では「起業して売上ゼロ」というような状況とは無縁になるための方法について書いていきます。
ビジネスの原理原則にも触れていきますので、起業を考える際の参考にしていただけたら!
起業して売上ゼロは恐い
余計なリスクは要らない
起業にはリスクが付き物だというのは確かにその通りで、厳密に言うと誰がやっても「100%成功するビジネス」なんてものは存在しないと思います。
だからこそ起業という挑戦の意味合いが大きいと感じるのも事実ではあるのですが、ただそこには「取らなくていいリスク」も確実に存在しているわけで、余計なリスクまで背負う必要はまったくありません。
それこそ「売上ゼロ」の危険性と隣り合わせだと普通に恐いですからね…。
使えるリソースを上手に使いながら体制を整えていく、そんな観点も持っておくと良いですね。
起業は博打じゃない
何のスキルも人脈もないゼロの状態からいきなり会社を辞めて起業し、一発逆転を狙う…!
そんなストーリーはドラマや映画でいかにも重宝されそうですが(笑)世間のイメージとは裏腹に、そもそも起業は博打ではありません。
ビジネス初心者からでもできる成功しやすいビジネスモデルもすでに存在していますし、必ずしもすべてをゼロから作らなくてはいけないなんてルールもないんですよね。
売上が0か100か、みたいな、そんな恐いものではないという事実は、自身の経験からも間違いないとお伝え出来ます。
参考:起業に失敗の不安など無い理由とは?20代で独立して見えた真実
起業して売上ゼロになる理由
とはいえ、先日弊社担当の税理士と話をしていたところ、起業直後に売上がゼロの状態でもがく人も実在するそうです。
自分もアパレルで起業しようと考えたことがあっただけに他人事として聞けなかったのですが、売上がゼロになる理由についても見ていきましょう。
集客ができない
まず大前提として、いくら良いプロダクト(商品)を持っていたとしても顧客がいなければ売上を上げることはできません。
その顧客を集めるため、大手企業でさえ集客用に自社サイトの構築や広告などに莫大な費用をかけていますよね?具体的にはWebマーケティング専門の会社に依頼をしたり広告代理店に依頼をするなど、とにかく集客にコストを掛けています。
個人で起業するような場合は資金ではまったく勝負になりませんから、集客を無視してビジネスをスタートさせても売上が立たないのは当然、という状況も考えられます。
売る商品(サービス)がない
起業したいけど何をしたら良いかわからない!という悩みは意外と多いのですが、このように売る商品がないというのは致命的です。
・スキルを活かしたサービス
・開発した商品
など基本的にどのビジネスでも何かしらを販売して売上を上げているわけで、売り物がなければ売上はゼロです。ものすごく当たり前の話なのですが(笑)
コンサルティングでは業務改善の提案をし企画会社は企画を作るなど、それが無形のサービスだとしても明確に売るものは存在していますよね。
自分が提供することが出来る価値=商品は何なのか?といった視点も、売上をつくる上では非常に重要になります。
すべてゼロから立ち上げようとする
起業と言うとまっさらな状態から新しいビジネスを立ち上げようと考える人も多いのですが、そもそもビジネス自体が初めてのところに前代未聞の事業を興すってハードルが異常なほど高くなっていますよね…?
言わばこれも「必要のないリスク」だと思いますし、オリジナリティーは後からいくらでも出せます。
全部をゼロからやる必要ってまるでないのですが、どうしても思考がそういう方向へ向かっていくのはなんとなく理解できる気もします。。
参考:自己投資が起業に必要な理由|稼げないまま失敗に終わる人の共通点とは
起業後に売上ゼロとは無縁になる方法
最低限の準備をしてから起業しよう
起業の準備と言うと資金や人脈に目が向けられがちですが、最低限の準備=自分で収益を発生させられるスキルだと思っています。
自分で売上をつくるスキルがあれば、変な話いつでも売上を上げることが出来るわけで、正直、これさえあれば売上ゼロなんてまずありえません。
基本的にビジネスは売上を上げることで回っていきますから、最低限の自分で収益を発生させるスキルは起業前に持っておくと安心。
今では個人でビジネスを持つことの難易度は低くなっていますし、なにも準備なく特攻して売上ゼロの可能性を背負うことを考えると「まずやっておくべきこと」としてマストであるとも感じます。
自分の経験から言っても副業で本業収入以上が確保できた状態で決断したわけで、周りの起業家を見てもそれは一緒です。
既存のビジネスモデルに乗っかろう
売上を上げるためには自分のスキルを高めていくことももちろん必要なのですが、その前段階として「どのビジネスに取り組むのか」も非常に大事なポイントです。
それによって自分で収益を生み出せるようになるまでの期間にも関わってきますし、必要な作業量や求められるスキルも当然変わってきますよね?
そのため初めは難易度が低い既存のビジネスモデルから始めることをおすすめします。
僕もネットビジネス(物販)から始めたことで1年もかからずに独立という選択ができましたが、初心者の頃に独自ビジネスなんてやろうものなら未だに売上ゼロだったかもしれません。
仮になにか具体的なやりたいビジネスがあるとしても、売上が立つ柱を一本持っておくことは精神的にすごく落ち着くので(笑)ぜひ視野に入れてみてください。
後出しじゃんけんがおすすめ
僕は起業のきっかけとして物販ビジネスを推奨していますが、主な理由としては初心者が始める際に以下の2つの大きなメリットがあるからです。
集客:強力なプラットフォームがやってくれる
物販ビジネスを実践する上では自社サイトを構築したりネットショップを運営する方法もあるのですが、初期段階ではヤフオクやメルカリ、Amazonといったプラットフォームを使っていくのがおすすめです。
それぞれ大きな集客力があるプラットフォームでユーザーが多数いるため、自分の商品を多くの人に見てもらうことが可能。売上がゼロになる原因の1つである「集客」の問題を潰すことができます。
販売:売れるとわかっているものだけを仕入れる
物販ビジネスでは売れた履歴やデータを見てから仕入れることが可能です。
実際に販売してみないと売れ行きがわからないような商品はそもそも扱う必要がなく、いわば「後出しじゃんけん」のような戦い方が出来るので、売上ゼロなんて状況はそもそも考えられないうえ売れ残りのリスクもほぼありません。
以上、「集客」と「販売」に関してはビジネスを行う上での大前提ですから、ぜひ押さえていきましょう。
参考:ヤフオクでおすすめの転売術|副業で月30万円は現実的に可能だった
まとめ:希望的観測は必要ない
起業しても売上が立たないという状況は、準備次第でいくらでも避けることができます。
起業初期の頃ってそもそも経験値が足りないわけで「こうすればうまくいきそうだ」という希望的観測は空振りに終わることがほとんどですし、起業は危ない!なんていう人はおそらく起業に対してのイメージがこういった形で固まっているのでしょう。
ただ事実として、僕はビジネスを始めてから売上ゼロの危機と隣り合わせになったことは一度もありません。これは「僕だから」とかではまったくなくて、単にビジネスモデルの恩恵でしかないんですよね、残念ながら(笑)
でも僕の周りでもコンサル生の25歳が脱サラするなど起業組は増えていますが、基本的に売上が立たないリスクは皆無の状態ですし、ある意味「出来レース」のような形には持っていきやすいのでぜひ参考にしてみてください。
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。
むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。
人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。
そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
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