こんばんは、井上直哉です。
今年も早かったな〜なんて、ありきたりな気持ちで今日を迎えました(笑)
色々ありましたが2019年最後のメルマガは「失敗」をテーマにお届けさせてください。
新年のスタートもそうだし、これから始める挑戦においても
「失敗の定義」
はキーポイントになると思います。
まずは今年独立を果たしたコンサル生のタケユキさんからのメッセージを一部抜粋しますね。
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僕はこれまでと同じように勤め人として、給料をもらいながら暮らすこともできたと思います。
でも、個人の力で稼ぐという青天井の世界を選んだ。
そして今、見たこともないような世界を目の当たりにしている。
自分の選択は間違ってなかった、と改めて実感しています。
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出会ったときは自分のことをしきりに
「負け組」
と表現するほど自信なさげで疲れきっていたところから1年。
マジで1年で人生って変わるんだよなと、なんだか感慨深い気持ちになりました。
ちなみに、彼が以前10万円を突破したときの記事がこちら。
・少しでも給料の足しにしたかった
・月に1万円ほどで挫折寸前だった
みたいな背景もすごくリアルだし、スタートする段階での実例としてもぜひ参考にしてみてほしいんですけど、
彼の取り組みを振り返り、失敗が勝負を分けるよなと改めて実感しました。
あなたにとって、「失敗」ってなんですか?
彼がコンサル企画に参加してくれた当時。
失敗したくない!という気持ちが強く出ていたことを覚えているのですが、実際に失敗したくない人って多いじゃないですか。
なんだか惨めな気持ちになったりするし、自分に対して「デキない奴」みたいなレッテルは貼りたくない。
ムダな時間を費やしてしまった…みたいなバッドエンドも普通に嫌です。
せっかく意気込んで挑戦を始めたのに、失敗によってフェードアウトなんてのはどう考えても避けたいですよね。
そんな闇を想起して、臆病な気持ちになるのは当然なのかもしれません。
ただ、失敗しないって逆に超リスクなんですよ。
一般的な社会人生活では仕事でミスをしたら叱責を受け、徐々に失敗を避けるのが通例じゃないですか?
僕も会社に勤めていた頃にはまさにこの道を辿りました。
なにか意見があっても言わず、議論の土俵は徹底的に避けるスタンス。
波風を立てずに1日をやり過ごすのが、決まった給料に対して一番コスパが良い過ごし方だったからです。
でも、これって安全策である一方で、提案やチャレンジの意欲を奪うんですよね。
結果なにが一番ヤバイかと言うと、「成長機会を失う」ことです。
最低限の業務をこなしているだけでスキルが伸びるわけもないし。
成長していない自覚がありながら、自信なんて持てるわけがないですからね…!
失敗しないことは僕らが歩む道において、大して重要ではありません。
特に個人のビジネスにおいては、失敗してナンボです。
ミス0での成功なんて目指さなくて良くて、そんな無理な話よりも
「今回の経験をいかに次に活かせるか」。
個人で稼ぐ仕事では、この考え方が未来を分かつと言っても過言ではありません。
冒頭のタケユキさんが成功したのもまさに「失敗」の捉え方の変化でしたね!
普通はヘコみそうなものですが、(実際にたくさん打ちひしがれたはずですが笑)上手くいかないときこそコンサルに来て何度もすり合わせをしたのが印象的です。
だからいち早く会社員以上の収入を個人で生み出せるようになりました。
上司の顔色を伺いながらやりたいことも意見も押し殺して、フラストレーションが溜まる毎日を抜け出しました。
組織に頼らず個人で稼げる、新しい生き方を掴むまでにたった1年です。
もちろん独立は通過点でしかないですが、人生を年表にしてみたときには2019年は圧倒的に太字なんじゃないかと!
それに月収100万円クラスの収入だって十分にこれから得られるような仕事です。
失敗する恐さなんて霞むくらい、どデカイ可能性がある世界なんですよね。
ただそうは言っても
「躓いてばかりで次に繋がらない」
なんてのはやってられないから(笑)指導を受けて軌道修正するのが賢い選択だと思います。
もちろん僕もコンサルに申し込んで現在進行形で学び続けているし、2020年以降もそのスタンスは変わりません。
失敗をプラスに変換するのって一人の視点じゃ引き出しが足りなくてツライですから…。
きっとみんな自分の「普通」を持っていて、その常識のなかで当たり障りなく生きていくだけならイージーでしょう。
でも、「普通」とか「なんとなく」では何か足りなくて、イマイチ楽しくなくて。
そんなに不満じゃないけど全然満足じゃない
みたいな状況がつまらなくて、新しいチャレンジを始めると思います。
外注化したり情報発信を始めるときもそう。
みんな次のステップに行けば初心者で、失敗を避けようと無意識に考えるじゃないですか。
「人生に失敗なんてない」
なんてのは結局のところあとから感じられるものです。
実際に対峙しているときには必死こいて立ち向かう以外になくて、
結果としてその必死の取り組みが、経験でありスキルに昇華されていくわけですよね。
もちろん躓くことなくストレートに成功できたらかっこいいと思うし理想かもしれません。
僕だって何もかも順調に進んでほしいです(笑)
だけど、
ぶっちゃけ何の苦労もしてない人の成功した自慢話ほど退屈なものはない、と個人的には思います。
人としての深みや言葉の重み、なにより
「これだけやった揺るぎない自信」
みたいなものは失敗の向こう側にあるんじゃないでしょうか。
失敗を恐がるな!なんて言われても尻込みしてしまうものだから、
「ビビりながらも少しずつ前に進むこと」
これがめっちゃ大事だと思います。
ときに心が折られそうになりながら、ときにボロボロになって仲間を頼りながら。
臆病風に吹かれながらも前を向いて、今より上の自分になっていけたらいいですね。
ということで!
大晦日に「今年もまだ時間ある」とか言うのも野暮なので(笑)
思い思いの2019年を満喫していきましょう。
それでは、良いお年を!!