どんなに仕事ができたとしても、仕事できない人と同じ時給で働かなければいけない。そんな現実を前にして、やる気が出なかったりしていないですか?
頑張るだけ損だと感じて、仕事に本気になれないかもしれません。
この記事では仕事ができない人と同じ時給 の状況が危険な理由を明確にしつつ、頑張るのが損にならない働き方を考えていきましょう。
仕事ができる人こそ真剣に考えないと、失うものがマジで多すぎると思います。
目次
仕事できない人と同じ時給なら頑張るだけ損
いくら頑張ってもどうせ同じ時給だと考えると、会社で本気になれなかったりしますよね。
むしろ仕事ができなくても給料はもらえるわけだから、頑張るだけ損だと感じてしまうときもあるんじゃないでしょうか。
僕も百貨店で販売員として働いていたときには、
- 頑張って売らなきゃ!
- でも時給にしたらどうせ同じだよな
と、2つの感情のあいだでイマイチ仕事に身が入らなかった時期がありました。
「仕事できない人」なんて言うと高飛車なようにも感じつつ、現実問題として能力の差があるのも事実ですし。がむしゃらに一生懸命やっても同じ時給なら、頑張るだけ損だからそれなりでいいや…なんて悪循環にハマってしまうんですよね。
同じようなジレンマを抱えて、憂鬱な気分のまま会社に行く経験があったりしませんか?
仕事ができない人と同じ時給で働くのが危険な理由
仕事のモチベーションが下がる
そんな風に仕事できない人と同じ時給で働くのは、正直「危険」だと思います。というのも、気づかないだけで失うものが多いんですよね。
まずわかりやすく、仕事のモチベーションが下がるじゃないですか。
モチベーションが下がるということは当然ながら会社でのパフォーマンスも落ちるわけで、本来得られるべき成果を掴めない結末に繋がりやすいです。
また、仕事にやる気がなかろうと明日も来週も出勤はしなければいけない。
そう考えるとゲンナリして、仕事だけでなく人生に対するモチベーションまで徐々に失っていったりしませんか?
時給が低いから収入が増えない
また同じ時給ということは、自ずと収入が増えにくくなる点も見逃せません。
時給が1000円だろうと1万円だろうと「同じ1時間」を僕らは差し出す必要があるわけで、人生において一番貴重なもの=時間を浪費している感がハンパないですよね…。
- テキトーに働いて時給1000円
- 本気で仕事して時給1万円
たとえ仕事ができない人でも時給1000円もらえる素晴らしさがある一方で、本音では後者のように一生懸命やって収入もたくさん欲しかったりしませんか。
僕は「仕事できない人と同じ時給か…」と感じてしまった当時、この手抜きしている時間が、生涯年収にナンボほどマイナスになるのか?が異常に怖かった記憶があります。
もっと稼げるチャンスを今この瞬間にも失っていると思うと、ものすごくもったいない気がしますよね。
デキる気持ちと実力が反比例
そんな状況で仕事をしていると、自分の気持ちと実力が反比例してしまうのも危険だと思います。
●自分の気持ちでは
→仕事がデキる気でいる
●自分の実情は
→手抜きして段々できない人に
仕事できない人を横目にモチベーションが下がっている状態は、言わば成長のチャンスも同時に手放しているとも言い換えられますよね。
こうして結局、自分もいつの間にか「仕事できない人」になってしまう。
なんでできない人と同じ時給なんだよ!と思っているうちはいいですが、徐々に「自分の価値ってこんなもんなのか…?」と自信を喪失していくのも大きな損失だと思います。
仕事できない人と同じ時給が嫌ならどうすればいい?
成果で時給を決めてみた結果
仕事ができない人と同じ時給で働くリスクを見てきましたが、じゃあどうすればいいのか。
まず会社の評価制度(なぜ時給なんて採用してんのよ?)を冷静に見てみるとアクションを考えやすいと思います。
参考までに、僕も起業してから「成果報酬」でスタッフに仕事をしてもらおうと考えたことがありました。仕事ができない人と同じ時給が嫌だと自分自身が思っていたから、そこを解消して働いてもらうと考えたことがありました。
その結果どうなったかというと、、
●仕事できる人が成果を上げる
→時給が上がって思惑どおり
●仕事できる人も結果だせない時がある
→収入が減って焦るから悪循環にハマる
みたいな感じで、ビビるほどに超リアルな結末になりました…!
試験的な話だったので結局は時給計算とトントンくらいで終えものの、働く人たちとしては「こんな不安定なら一定の時給でいいわ!」と感じる人の方が多いんじゃないかっていう。
言わば「時給」という制度は最低を保証されているわけで、やっぱ一般的には好まれるんだろうなと腑に落ちた次第です。(プラス成果型にすると、会社側も計算やモチベーションの管理が困難)
つまり「時給は色々と合理的」ではあるため、仕事できない人と同じ時給が嫌なら会社での解決は難しいと考えるほうが自然だと思うんですよね。
たったひとつの絶対条件
だから仕事ができない人と同じ時給のとき、この不満を解消するには1つだけ絶対条件があります。会社側の意図もなんとなく汲んだうえで絶対に欠かせないこと。
そう。勘のいい方はお察しの通り「会社とは別の収入源をつくること」ですね!
だって会社では無理だから。僕がやってみたことが100%だとは言いませんが、もし仮にあなたが経営者になったとしてもスタッフには「時給」で働いてもらう方が簡単な気はします。
となると厄介なことに、この「同じ時給問題」は会社では解決しようがないわけです。
今の場所=会社でもがいたところでそもそも厳しいのに、毎日不満を抱えながらイライラするのはちょっと自分に対して優しくない。
だから絶対条件として、「会社とは別の収入源」でしか解決しないことは押さえておきましょう。
頑張るのが損にならない仕事は会社の外にある
正当な時給の仕事
仕事できない人と同じ時給じゃなく、自分の能力に見合った時給で働きたい。
本気でそう思ったら会社以外で収入をつくるのがおすすめです。
「正当な時給の仕事」って会社の外にあって、個人でビジネスを持てばダイレクトに自分の能力が収入に跳ね返ってきます。
- 仕事できる人が潤い
- 仕事できない人が苦労する
これはものすごく雑な表現をしていますが、他人と同じ時給が嫌な人が望んでいる世界って直接的に言えばこんな感じじゃないですか。
本気でやっただけ収入になる理不尽のないフィールドは確かに存在するので、「頑張るのは損」なんて未来は確実に回避できますよ…!
参考:雇われない生き方が会社より楽しいガチな理由【起業6年目が語る】
会社を辞めるかはどっちでもいい
こんな話をすると「起業するのはちょっと…」「そこまでじゃないかも…」と思うかもしれません。
ただその上で1つだけお伝えしたいのが、会社を辞めるかはどっちでもいいということです。
今の時代、ネットを使って個人でも簡単にビジネスが持てるので、いきなり会社を辞めて独立!!みたいな大げさなアクションは必要ないんですよね。会社で給料をもらいながらチャレンジしてみて、成功したら身の振り方を考えたっていいわけです。
僕の周りでも会社の外で収入源を持つことで
- 年収で100万円以上アップした
- 給料とは別に月30万円増えた
みたいな人は数え切れないほどいますし、仕事ができる人は然るべき場所でしっかり報酬をもらった方が健全だと強く思います。
結果として起業するも良し、そのまま会社にいて2本の収入で生きていくも良しですから。
参考:オンラインビジネスの起業を個人におすすめしたい3つの理由
できない人と同じ時給が疑問なら視野を広げよう
色々とお伝えしてきましたが、ひと言でいうなら「視野を広げてみよう」ということです。
社会人って基本的には会社で給料をもらったり、誰かが決めた時給で働くのが当たり前じゃないですか。もちろん僕もそう思って生きてきました。
一方で、今は「会社以外の収入」をつくるハードルがひと昔前より格段に下がっていて、大げさなリスクもなく年収をアップさせることが普通に可能です。
会社でどうにかしようとするとシステム的に難しくてストレスだったりすることも、案外自分でやってみたらイージーだったりしますし、「あ、そんな方法もあるのね」的なテンションで受け取ってもらえたら嬉しいです。
仕事に対してコミットがある人は、実力を発揮できる場所でちゃんと潤った方がいい。
これからの働き方を考える上で、ひとつの参考にしてみてください。