仕事の常識を変える

給料が上がらない時代の生き方|いい仕事なんて探しても意味がない





景気が回復しつつあるというデータをときどき目にしては「本当か?」と思ってしまうような今の時代において、「給料が上がらない」という悩みを抱えている方は少なくありません。

「いい仕事ないかな~」と求人情報を読み漁る気持ちは痛いほどわかるのですが…実際のところ、転職が上手くいって幸せになるという事例はそこまで多くありませんよね。

そんな時代だからこそ「生き方」が変わってきているようにも感じますし、過去の常識が通用しなくなってきているとも言えます。

では、給料がなかなか上がらない今の時代に適した生き方とは、どんなものなのでしょう?早速見ていきましょう。

今の時代は正社員でも給料が上がらない?

給料が上がらなくて疲れた男性

正社員が抱えている不安

僕も契約社員として企業に雇用されていた時期がありましたが、そこまで良い給料をいただいていたわけではなく昇給も微々たるもので、当然ボーナスはなし。「今年こそは高い評価を得て正社員になってやる!」と息巻いていたことを思い出します。

しかし、そんな経験を経たからこそ今になって感じるのは「正社員になれば安泰」という時代は変わりつつあるのではないか?ということだったりもします。

個人事業主として生きるようになった今では多種多様な職種・雇用形態の方々と接する機会が増えたのですが、「現状の生活ではこの先どうなるかわからない」というような不安を口にする正社員の方は思っている以上に多いのが現実です。

単刀直入にお伝えするとそれは、「給料が上がらない」という、この一言に集約されるとのこと。なんとなく想像してはいたものの、やはりそうか…と。

正社員にはならない方がいい、という声

正社員になれば給料は上がるし、昇給額だって多いだろうと思っていましたが、どうやら実情は違っているようです。むしろ「正社員にはならない方がいい」といった声も多数挙がっていることには本当に驚きました。

アルバイトの時給が高騰しているという産経新聞の記事もありましたし、副業が解禁となり終身雇用も崩壊しつつある今、正社員の方が待遇が良いというのも一概に言えなくなってきているのは間違いありませんね。

もちろん世間一般には未だ「正社員」に対しての評価は高いですが、給料に反映されるかというと疑問符が付きます。

参考:朝がだるいのは仕事で変わる|体質かと思いきや退屈が致命的だった話

 

昇給に期待する生き方はしんどい

企業の平均昇給は?

「給料が上がらない…」という実情は、正社員で勤務している方々のリアルな声からも明らかなのですが、もっと深く掘り下げて正社員の昇給額について調べてみると、以下のようなデータがありました。

・中小企業の平均昇給額→1.45%
・大企業の平均昇給額→2.59%

参考:リクナビNEXTジャーナル

さらに具体的にするために調べてみると、サラリーマンの平均月給は35万円とのデータがありました。

あくまで平均ではありますが、サラリーマンの平均月給額35万円を基準として上記の割合を計算すると…

・中小企業の平均昇給額→5,075円
・大企業の平均昇給額→9,065円

ということになります。

平均から見えた実状

この昇給額を多いととらえるか、はたまた少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、見逃してはいけないのは先ほどもお伝えした通り、あくまで「平均月給」での昇給例であるということ。

つまり、月給20万円の人や年収300万円前後の人はもっと少ない昇給額となってしまいますし、そもそも毎年必ず昇給が約束されているとも限りません。

これは普通に考えてもしんどいですよね…。

「給料が上がらない」と漏らしていた方々は、昇給額が少ないのか?それとも昇給自体がないということなのか?どちらのニュアンスで言っているのか正確な割合はわかりかねますが、いずれにせよ正社員の懐事情がシビアであることに違いはないでしょう。

少しでも良い暮らしを!と考えて1年間、身を粉にして働いた結果が昇給額5千円。僕が会社員として勤務していた頃は5千円でも嬉しかったものですが、そこに不安を感じたのも事実。

これから数年、長ければ数十年と勤務していても毎年の昇給額が見えてきてしまうとなると、年齢を重ねた先の年収を計算したとき、簡単に上限が見えてしまいますよね。

また、昇給に期待してガッカリ。なんてことは毎年経験したくないわけで、しんどい想いをしている人が多いのも納得です。

参考:給料が上がらないから辞める?その前に考えるべき副業という選択肢

 

給料がいい仕事とは?

給料が高い職種TOP5

正社員であっても給料が上がらないという現実に昇給が少ないという事実が絡んでいることがわかりましたが、仮に大企業に勤めていたとしても、昇給額の平均が1万円に満たないという事実に不満を抱えている人は多いでしょう。

「俺はこんなに会社の業績を上げたのに!」と給料改定のタイミングで、より良い条件の会社に転職を考える人も少なくないと思います。「給料がいい会社に勤めたい」とは誰もが一度は考えたことがあるはずです。

では、給料がいい仕事とはどういった職種を指すのでしょうか?

インターネットで調べてみたところ、給料が高い職種と年収のTOP5は以下の通りでした。

第5位:弁護士/平均年収 1,028万円
第4位:公認会計士・税理士/平均年収 1,042万円
第3位:大学教授/平均年収 1,050万円
第2位:航空機操縦士 /平均年収 1,191万円
第1位:医師 /平均年収 1,232万円

参考:【最新】平均年収が高い職業ランキング

どの職業も平均年収は1千万円オーバー。サラリーマンで年収1000万円に憧れている人はたくさんいますし、自分もそうでした。

上記のランキングを見て、どう感じますでしょうか?

年収が高い仕事は国家資格と高学歴?

実際にこのデータを見て「俺も転職するしかない!」と意気込みたくもなりますが、少し落ち着いて考えると、高収入である上記の職業はすべて国家資格と高学歴を必要としているんですよね。

今から良い大学に入り国家資格を取得する道もなくはないですが、年齢的な問題や自身の環境などを考えると現実的に難しいという人の方が多いはずですし、こういった高収入の職業への転職は困難だと言わざるを得ません。

給料が上がらないから転職!と言っても、そう簡単に好待遇の職種に就くことができるわけではないということですね。

僕はこの事実を知ったときに「いい仕事を探すなんて何の意味もない」と普通に思いました。

参考:収入を倍増するには転職より副業|年収が高い会社なんて探さなくていい

 

収入を自分で決められる生き方を選ぼう

自分で収入を決められる女性起業家

正社員のリアルな実情について判明したことを以下にまとめると…

・給料が上がらない
・昇給額は大企業のMAXであっても1万円以下が多い
・高収入の職業は国家資格&高学歴が必要

正社員=高待遇という印象は過去のものとなり、条件のいい職種への転職も現状を考えると難しいとなると、八方塞がりだと希望すら捨てたくなるかもしれません。

ただ、微々たる昇給に期待する以外に道がないのかと言えば、決してそんなことはありません。

自分で収入を増やす生き方を選べば現状は変えられます。

僕はそれを可能にするのは「自分でビジネスを持つ」ことだと思っていて、いわゆる「副業」からスタートということになるでしょうが、そこから好転して雇われない生き方を手に入れている人も今の時代ではたくさんいます。

「給料〇〇円ぐらいは欲しい…」
「△△円ぐらいの昇給額じゃないと困る…」

ではなく、

「自分で○○円ぐらいは稼ぐぞ!」
「昇給が足りない分は自分で稼ごう!」

といったような考え方に思考を寄せていくことで、正社員や昇給云々と会社に依存することはなくなりますし、1年頑張っての昇給額に比べたら、自分でビジネスをして稼ぐ方が圧倒的に効率が良いです。

給料が上がらない今の時代に、自分の身を自分で守る意識は必須ですし、生き方がどんどん変化してきているのは間違いありません。

企業が副業を認め出している昨今、会社に依存するのではなく、自らの力で収入を決められる生き方を選択するのも1つなのではないでしょうか?

参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ

 

最後に

僕もアパレル販売員として会社に勤めている頃は給料が上がらないことに悩んでいて、仮に上がったとしても理想に近付いているかと言うと答えは「NO」でした。

副業が当たり前になりつつある今、言い方を変えると企業が社員の一生を確約できなくなったとも取れますよね。

今の時代、自分を守るのは自分しかいないという言葉もいよいよ現実味を帯びつつありますし、会社一本で生きなくてもいい、新しい働き方が許されています。

時代の変化をプラスに受け取りながら、柔軟に対応できる自分でありたいですね。

 

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僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。

「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

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