ブログを読んでくださっている方からヤフオクのおすすめ機能について質問をいただく機会が増えたのですが、2014年に副業としてヤフオクでの販売を開始してからというもの、アプリにはかなりの頻度でお世話になってきました。
もちろん現在でも利用していますし、使い方も簡単で仕入れの際にものすごく重宝するので、この無料アプリを利用しない手はないと思います。
この記事ではヤフオクアプリのメリット・出品方法に加え、現在も実践中のリサーチノウハウを公開しようかなと…!直近でも月50万円は切らない手法なのでかなりオススメです。
ヤフオクの回し者ではありませんが(笑)転売ビジネスを取り巻く環境が厳しくなってきたと言われるなか安定的に収益を上げている方法になりますので、現状を打破する一手として取り入れていただけたらと思います。
ヤフオクアプリの4つのメリット
どこでも出品可能
まずヤフオクアプリを利用するメリットについてですが、スマホの無料アプリになるため場所を選ばないという点を最初に挙げさせてください。
ヤフオクを利用する理由としては
・ビジネスとして出品する
・不用品を販売する
・趣味の範囲でお小遣い稼ぎ
など人によって様々ではあるものの、いずれにしても日常生活の中で時間がたっぷり余っているという方は少ないですよね。
そのためスキマ時間の使い方はとても重要になってくるわけですが、その点ヤフオクアプリは短時間での利用に最適。ちょっとした空き時間に出品することもできるため、電車での移動時間や待ち合わせの際の数分などを有効活用することが可能になります。
パソコンを開かずとも手軽に作業をおこなえるメリットは大きく、効率的に収入を増やすための重要な一歩になります。
いつでも入札可能
上記の出品と同様に、いつでも入札可能であるということもすごく便利です。
まとまった時間がとれずに仕入れが捗らないという悩みを持っている方が多いのですが、ヤフオクアプリではスキマ時間での作業が可能。
外出していて家に戻れないときもそうですし、僕の経験上、副業で取り組んでいたときには昼休みの短い時間で作業できることが収益に大きく影響しました。
通知システム
またヤフオクアプリを使うことで、何かあったときにすぐに通知を受け取ることができます。
出品者側のときは「商品が落札されたお知らせ」「ユーザーからの質問」がきたときなどにお知らせが届きますし、反対に購入者の立場であるときには「商品の発送連絡」や「出品者からのメッセージ」などの通知がなされます。
その他にも、ウォッチリスト登録済みオークションの終了通知や、検索結果を保存している際にはそれらのキーワードでの新規出品があった際に通知を受け取ることも可能。
やることが多くなると普通に忘れてしまうことは珍しくないので、意外と助けてくれる機能がこれです(笑)
高精度リサーチが可能
上記3点のメリットに関してはよく言われていますが、僕はヤフオクアプリ最大のメリットはここだと思っています。
・正確な落札件数を調べる
・具体的に絞り込みをかける
・落札数と出品点数から需要を紐解く
などといった手法を駆使することで、仕入れ(リサーチ)の精度を高めていくことができるんですよね。
Amazonを利用する場合はモノレートを参考にして「売れているであろう」という予測からリサーチするかと思いますが、一方でヤフオクの場合は確実に売れている商品のデータを確認できるため、より正確な判断基準を設けることができます。
売れるとわかっている商品だけを仕入れる、いわゆる「後出しじゃんけん」がしやすい状況で戦うためにも一役買ってくれるということ。
この辺りは後ほど詳しくお伝えします!
ヤフオクアプリの出品方法
1、ヤフオクアプリを起動し、出品を押します。
2、オークション出品かフリマ出品を選びます。
(この手順ではオークション出品の手順を説明します)
3、商品画像を選びます。
4、商品名を入力します。
5、カテゴリーを選択します。
※この際、「商品名」からカテゴリーを選ぶこともできます。
6、商品の状態を選択します。
7、商品説明を入力します。
参考:ヤフオク説明文のテンプレート&例文|注意事項として記載すべきこと
8、「個数」「配送方法」「終了する日時」「価格」を設定します。
9、オプションを設定します。
ちなみにオプションに関して、僕が主に設定しているのは以下の通りです。
自動延長 | 有効(終了前5分以内に入札が入った場合、自動的に5分延長) |
---|---|
オークションの早期終了 | 有効(終了予定日時より早く終了可能) |
総合評価 | 有効(評価がマイナスの人は入札不可) |
悪い評価の割合 | 有効(悪い評価の割合が多い人は入札不可) |
10、最後に「出品する」を押します。
参考:【最新版】ヤフオク出品のコツ|高く売る為に写真より大切なこと
ヤフオクアプリの仕入れ方法【売れ筋の見極め】
基本的な出品方法を押さえたところで、応用篇の使い方へいきましょう。
まずはヤフオクアプリを利用して売れ筋を見極めるということ。
過去の販売履歴を確認することによって、商品の回転を正確に見極めることができます。
ここで注目するべきポイントとしては
・落札件数
・売れている頻度
の2つで、これらを確認することで1ヶ月あたりでどれくらい売れているのかを把握することが可能です。
具体的な手順を簡潔に3STEPで解説しますね。
1、検索後に「落札相場」をタップ
ページ上部の検索窓に検索したいキーワード(下図画像では「西野カナ DVD 初回 2」の部分)を入力したのち、赤枠の部分の「落札相場」をタップします。
すると過去に落札された商品が表示されるため、このデータをもとに販売予想数を紐解いていくことになります。
2、画面下部の件数を確認
1の手順で表示された落札相場の画面下部を確認していきます。画像の赤枠の部分。
こちらでは「5/302」と表示されていて、右側の数字「302」を参考にしていきます。(左側の数字は現在画面に表示されている順番なのでさほど気にしなくて構いません)
ちなみにこの数字が直近4ヶ月(120日間)の総落札件数となりますので、今回のキーワードでHITした商品は4ヶ月で300件以上が販売されていることが読み解けます。
3、ひと月あたりの販売予想数を計算
ここまでの手順で得られたデータを整理すると
・過去に302件落札されている
・その数字は4ヶ月間のデータである
ということになりますよね。
4ヶ月間で302件売れているという事実だけでは少々期間が長いため、「ひと月ではどのくらい売れるのか?」という点を計算するのがSTEP3です。
…と、少しカッコつけて言ってみたものの方法は超簡単。
302(落札件数)÷4(ヶ月:期間)=75.5(ひと月の予測)
1ヶ月に約75点の商品が落札され(売れ)ているということがわかりました。
つまり、仮に出品者が10人いたとしたら1ヶ月に7点前後の実売が見込める計算になりますので、導き出した数字をもとにして仕入の判断を行っていきましょう。
検索結果の注意点
このプロセスでひと月あたりの数量が計算できるわけですが、より正確な数字を出したい場合は最初に入力するキーワードを追加してみてください。
というのも、先ほどご覧になった下記画像をもう一度見ていただくとわかるのですが、検索結果に3種類の商品が表示されていますよね?
これは検索のキーワードが少ないために複数の商品がHITしている状態を意味しているため、仮に画像中央のDVDのみを検索したいのであれば「10th」などのキーワードを入力して絞り込みをかける必要があります。
実際にキーワードを追加してみた検索結果がこちら。
同一商品のみが表示されるようになったため、より正確なデータをもとに仕入れ判断をすることができます。
あまりガチガチに絞り込みすぎると検索結果が少なくなるのでオススメはしませんが、ひとつの商品をピンポイントで検索したいときにはキーワードを追加していきましょう。
ヤフオクアプリの仕入れ方法【販売価格を見極める】
売れ筋を確認して商品の回転についての見極め方を解説したところで、次は「販売価格」についてです。
仕入れ判断に関してはどの販路を利用しても
・商品の回転
・販売価格
をチェックしていくことは基本的には変わらないため、販売価格を見極める方法も詳しく見ていきましょう。
こちらも簡潔に3STEPでまとめますので、早速まいります!
1、落札相場を検索後に並び替え
先ほど商品の回転を見極めたときと同じく「落札相場」を検索すると、画面右上に並び替えの条件を指定できる機能が表示されます。下記画像の赤枠の部分。
デフォルトでは画像のように「終了近い順」となっていて、売れた日時が近い取引から順に表示されています。
しかしこれは簡単に変更可能で、別条件での並び替えができる便利な機能が備わっているんですね。
ちなみに、並べ替え可能な条件は以下の通り。(2019年1月16日現在)
・終了時間が近い順
・終了時間が遠い順
・入札件数が少ない順
・入札件数が多い順
・落札価格が安い順
・落札価格が高い順
・開始価格が安い順
・開始価格が高い順
と、ヤフオクでは合計8種類の方法が選択できます。
さすがに1つずつ説明していくと明後日になってしまうので結論からお伝えしますが、この手順では「落札価格が高い順」に並び替えてください。
上記では「終了時間が近い順」が選択されているため、下から3番目「落札価格が高い順」をタップすると自動的に切り替わります。
2、ボリュームゾーンを確認
高い価格で落札された順に並べ替えをおこなったところで、次は「どの価格帯での売れ行きが良いか?」を確認していきます。
実際のところ、この並べ替えをおこなうと「マジか!?」という価格で売れている取引が上位に来たりするのですが、すべての出品がそのような高価格で売れるかというとそうでもなく。
・販売時期
・希少性
・付加価値
など様々な要素の掛け算によって販売価格は決まりますし、相場よりも高く出品すると売れ行きが鈍ることは珍しくありません。
そのため、よく売れている価格帯を確認する必要があるのですが、下記をご確認ください。
<例>
9,800円
8,200円
8,200円
8,000円
7,800円
7,700円
6,900円
並べ替えをおこなって落札された価格をチェックした際、9,800円で売れそうだと希望を抱いてしまいがちなのですが、実際には太字にした8,000円前後がボリュームゾーンであることがわかりますよね?
こういった状況で「1万円でも売れそうじゃん!」といった希望的観測は何の役にも立ちません。はい。もちろん何度も経験済みです(笑)
もちろん販売価格に自由度を持たせることは可能ですが、まずは冷静に需要がある価格帯を把握すること。基本に忠実に進めていくことをおすすめします。
3、現時点での出品状況をチェック
STEP2までである程度の見極めがつけられるのですが、最後のSTEPとして現在の出品状況を確認することも忘れずに行っていきましょう。
仮にものすごい人気商品でも100人の出品者がいれば当然、自分の商品が売れる確率は低くなりますし、反対に誰も出品者がいない状況であれば高値で売り抜けることも珍しくありません。
ヤフオクアプリの画面左上で、最初にチェックを入れた「落札相場」をもう一度タップすると現在出品されている商品に戻ることが出来ます。下記画像の赤枠の部分ですね。
そこで現在の出品状況を確認して、見込み販売価格を決めた上で仕入れるか否かの判断をおこなっていきましょう。
たとえばSTEP2で確認した事例のように8,000円前後で売れそうな商品の場合。
A:出品者1人、12,800円
B:出品者7人、うち5人が7,000円
Aのシチュエーションであれば1人の出品者が高値を付けているため、9,800円で出品しても検索したユーザーからするとこちらが「安い」ように感じられて購入されるかもしれません。(実際にこのパターンは相当多いです)
反対にBのシチュエーションの場合、8,000円で出品しても高く見えてしまい、思うほど早く売れないといったケースも考えられますよね。
事実として過去のデータだけで仕入れ判断を行ってしまっている人は多く、確かにそれは強い参考材料ではあるものの「現在の状況」と照らし合わせることも忘れないでください。
最後に:ヤフオクアプリはメルカリにも応用可能
最近ではメルカリアプリを利用する人も増えてきているのですけど、それと並行して「どの程度売れるのかがわからなくて…」という質問もよく耳にするようになりました。
もちろん僕も販路として利用していますが、メルカリでの出品でも基本的に売れ残ったりすることはないんですね。
その大きな要因としては単刀直入に、「ヤフオクアプリで検索しているから」です。
ここまで解説してきたノウハウを駆使して、商品の回転を確認してからメルカリへ出品する。あとは販売価格をアジャストするのみになるので、メルカリ販売での精度を高める役割も果たしてくれます。
一般的にヤフオクではオークファンを利用する人が多いのですけど、双方を利用した結果、僕はヤフオクアプリの使い勝手が良くてこちらに落ち着きました。(あまり年単位で過去相場を確認しないので…)
副業開始当初からこれまで利益を出し続けてきた、長い間リサーチを支えてくれている手法なので、ぜひ参考にしながらドンドン収入を増やしていってください。
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。
むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。
人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。
そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。