雇われない強さを身につける

仕事でやる気が出ない日は一生なくならないという前提を置くこと





仕事をする社会人にとってモチベーションという課題は常についてくるもので、やる気が出ないことに悩むケースは少なくありません。毎日やる気満々だったらいいのに!と、普通に思いますよね。

僕も起業してからは仕事が大好きになりましたが、それでもイマイチ気分が乗らない日はやっぱりあるもので。思うに、やる気が出ない日って一生なくならないんですよね。ゼロには確実にならないわけです。

そんな前提を置くことでめちゃくちゃ気が楽になったので、やる気が出ないときにやりがちなことや注意点も踏まえてお伝えさせてください。

仕事のモチベーションで悩む人は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

仕事でやる気が出ない日はなくならない

会社を辞めてもゼロじゃない

数年前の僕は、会社を辞めたら毎日がやる気に満ち溢れると思っていました。前のめりで365日をやり切れると思っていました。

結論から言うと、半分正解で半分間違いだったなと。

というのも、起業して待遇や人間関係のストレスとは無縁になったものの、毎日やる気に満ち溢れているか?と問われると「そうでもない」のが正直なところなんですよね。

「よっしゃ、今日はやるぜ!」と朝思ったにも関わらず普通に昼寝したりもしますし、常にピーク時のモチベーションで毎日を過ごせるわけでは決してありません。

オフもあって当たり前

そもそも常時「仕事をやる気満々です!」なんて状態って普通に難しいと思っていて。

プロのスポーツ選手だって毎年しっかりと「オフシーズン」がありますし、ミュージシャンも毎日がライブなわけではないじゃないですか…?

やる気が出ないということを口にすると

「そんなのは甘えだ」
「ぬるま湯につかりやがって」
「だからダメなんだよ」

などと糾弾されがちだけれども、いやいや、サイボーグじゃあるまいし。

僕からすると「そういう日もある」と考えた方がよほど健全だと思いますし、当たり前にやってくる「やる気が出ないとき」をどうとらえて、何をするか。

ここに目を向けていくことで、その先の結果がまったくの別物になるのではないでしょうか。

参考:仕事を楽しいと思ったことがない人にやってほしいたった1つのこと

仕事でやる気が出ないときやりがちなこと

雨が降ったどんよりとした日

自分を責めて落ち込む

とはいえ「やる気が出ないのは悪いこと」といった風潮は確かに存在しているため、どうしても僕らはそういったタイミングで自分を責めたりします。そして落ち込んで悪循環にハマったりもするじゃないですか…?

何とか持ち直そうと対処法を考えたりするわけですが、やっぱりこのときって苦痛です。当たり前のことなのに気が重くなるような。

飲みに行った帰りにラーメンを食べたときのような、何とも言えない罪悪感に苛まれますよね(?)

やらなくていいことをやらかす

やる気が出ない自分をどうにかしようとする際、無理に軌道修正しようとしてドツボにハマることも多いです。

飲み会で向かいの席の人が落とした箸を拾おうとして飲み物を倒す、あの残念な感じに近いというか。

やる気が出ないことが悪いこととして認識されている以上は仕方ないのかもしれませんが、なぜ僕らは「一旦受け入れる」という行動が出来ないのでしょう…。

ちなみに僕は以前「仕事のやる気が出ないときには運動がイイ」という記事を見てランニングをしたら、膝を痛くしてさらに萎えるという経験をしました。アスファルトの猛威よ。

なにか特効薬があるという幻想

上記の事例で僕が何を考えていたかというと

「劇的な対処法が何かあるはずだ!」
「確かに最近運動不足だな!」
「よし、これで一気に解消されるぜ!」

といったテンションだったのですけど、結果はご覧の通りでした。

別にランニングが悪かったわけではなくて(今も時々やってます)、「どうにかしなきゃヤバイもの」という思い込みが本当にいらなかったなと。

モチベーションへの特効薬はないと思うし、仮にあったとしてもそれはきっと永続的なものではありません。

「やる気」とか「大切なもの」とか、一生付き合っていくものに絶対的な解を求めすぎるのは良くないと思う。

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やる気が出ないときに注意すべきこと

雨上がりに差し込む太陽

気を落とす必要はない

イマイチ気乗りしないときって思うように仕事が捗らなかったりもすると思います。それによって気持ちが落ちたりもするのですけど、そもそも「やる気が出ない日があって普通」だとしたらどうでしょうか。

めちゃくちゃ意識が高い人で「普通なわけねえだろ!」と思われたら本当に申し訳ないんですけど、自責の念に駆られて良いパフォーマンスが出せる人ってそういないと思うんですよね。

著しく生産性を下げるそんなリスクを回避できるとしたら、それだけでも前提を置く意味はあるのかなと…!

なぜだか世の風潮的に「やる気が出ない時などない」というような空気が当たり前になっていますが、どれだけメンタル管理が上手な人でも気乗りしないときくらいあると思います。それが「1日」という単位ではなくとも。

やる気と行動は比例しない

やる気が出ないとき、僕が一番気を付けていることがこれです。

というか考え方としてめっちゃ良いのでぜひ取り入れてみてほしいのですけど、何故だかやる気と行動って「=」で結ばれがちなんです。「やる気がないから出来ない」みたいな感じで。

でもそんなルールは自分で決めたものでもないし、「誰かにつくられた不要な常識」あるいは「無意識に取り込んでしまった不純物」でしかありません。

実際にやる気と行動を切り離してみると「やる気が出ないけどちょっとだけやるか」みたいな考え方が出来るわけですが、自分にびっくりしますよ。

ちょっとだけのつもりが意外とノってきて気付いたら仕事が超捗っていた、みたいなことが普通に起こります。

つまり「やる気」なんてものは極めて曖昧な脳の錯覚なので、行動とは切り離してあげるのがオススメです。そもそも別物として。

「中国の歴史なんて別に興味ないわ~」と思っていながら「キングダム」にドはまりしました。歴史への興味とキングダムの面白さも別物。

他人の対処法はアテにならない

仕事にやる気が出ないときの対処法って、検索すればたくさん出てくるんですね。

僕も過去に色んなブログを読んだことがあるのですけど、まあしっくり来ませんでした。

スケジュールをとにかく埋める
とにかく人と話す
甘いモノを食べてみる etc…

「言っていることはわかるけど何か違う」とモヤモヤしたことを記憶しています。自分への処方箋は自分にしか出せないというか。

他人の対処法にドンピシャを求めないという考え方も大事にして、上手に付き合っていきましょう。

参考:仕事がつまらないまま30歳になることだけは絶対に嫌だった「あの頃」

前提を置くだけで楽しくなれる

モチベーションを上手に管理していくって、ビジネスマンとして本当に重要なポイントだと思います。

結局のところ気持ちによって大きく左右されることはたくさんありますし、大きく成功している起業家の人たちも「マインドがすべて」というのはよく口にする言葉です。

ちなみに僕は「感動のコンテンツを観て号泣すること」と「爆笑すること」を意識的にやったりもしているのですけど、これも「やる気が出ないときは必ずある」という前提のもとに色々と試すことができたんですよね。

どうせ付き合っていくものだから、楽しくできる対処法を見つけてやろうじゃないか!と。無駄に落ち込んでエネルギーを消費することもなくなりました。

ダイエットをするにしても「無性に焼肉が食べたくなる時もある」という前提があるから有効な対処法を考えられるわけですし、小手先のテクニックよりも根本的な見方を変える方が有効だと僕は思います。

楽しく仕事をしていくうえで、ひとつの考え方として参考にしていただけたら幸いです。





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