社会人として働いている人の中には、つらいことがあると「学生時代に戻りたい…」と思う人もいますし、飲みの席などで実際に口に出す人も多いです。
というか、新入社員のときには誰しも一度は経験があるのではないでしょうか?
僕自身そんなことを思ったこともあったため学生時代に戻りたいと思う心理はわからなくないですが、起業によって新しい働き方を手に入れたここ最近はそういった想いを抱かなくなり、新しいライフスタイルを十分に楽しめている実感があります。
この記事では、そんな学生時代に戻りたくて仕方がない社会人におすすめの働き方を紹介させていただきたいと思います。
学生時代に戻りたいと思わなくなった実体験も踏まえて書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
学生時代に戻りたいと言うとディスられる理由
学生時代に戻りたいという話をすると、なぜか「それは甘い」といった感じでけなされる光景をよく目にしますが、あれは一体なぜなのでしょうか?
素直に願望を口に出しているだけなのに…との感情もあるはずなので、まずは「学生時代に戻りたい」との発言が良しとされていない理由について見ていきたいと思います。
過去を見ても仕方ない
飲みの席などではよく学生時代の話で盛り上がることもありますが、結局は過去の話であるといわれると反論の余地はありません。
同窓会などで学生時代の友人と会った際に過去の思い出話に花を咲かすのは悪くないものの、気付いたら毎回同じような会話になっているといったケースも多いはず。
過去よりも、今と未来に目を向けるべきだという意見は一理あるようにも感じます。
現実から目を背けるのは良くない
学生時代に戻りたいと思っているときの大半は、何かつらいことがあったり嫌なことがあったりしたときで、目の前の現実を直視することが難しいときだったりしますよね。
ひょっとしたら学生時代に戻りたいとの気持ちよりも、今の状況から逃げたいという気持ちの方が大きくなっているケースもあるかもしれません。
現実逃避の手段として過去の思い出に浸るのはどうなんだ?という声も存在していることは確かです。
社会人として生きていくしかない
どんなに戻りたいと願っても、いつまでも学生気分でいることは現実的に難しいですし、仮に仕事を辞めて大学に入り直したとしても自分が思い描いているあの学生生活が手に入る可能性は限りなく低いでしょう。
結果、どうあがいても社会人としての道を歩んでいくことには変わりはないというのは確かにリアルです。
それであれば、その中でより良い生き方を模索した方が良いという意見も一理あるのではないでしょうか。
社会人が学生時代に戻りたいと思う感情は普通
前述のような言葉を投げかけられる場面は実際にありますが、僕は学生時代に戻りたいと思うときがあったっていいと思っています。
そんな感情を抱くことってごく自然なことだと感じますし、無理に押さえつけるべきものでもないんじゃないかと。
結局のところ、受け止めたうえで前に進むための思考に持っていくことが重要だと思いますので、こういった思考のプロセスは普通だと思う理由をいくつか挙げてみます。
学生時代は最高に楽しかった
これは僕だけではないと思うのですが、学生時代は学校に行けば仲の良い友人に囲まれて一緒に馬鹿なことをやって腹を抱えて笑ったり、放課後や土日は部活に真剣に打ち込んでもいました。
試合に勝ったときには本気で喜んで、最後の夏の大会で負けたときには悔し涙が止まらなかった。
もっと言うと淡い恋愛の思い出だとか仲間たちと過ごした何気ない時間とか…。
退屈だと思っていた何気ない毎日が今思えば最高に楽しかったし、最高に充実した学生時代だったと思います。
この辺は世代的に、19(ジューク)の「卒業の歌、友達の歌」なんかを聞くと今でも簡単に涙腺が崩壊しそうになります(笑)
青春を回想してもいい
そんな青春時代に戻りたいと切望する気持ちは全然おかしくないですし、むしろそういった自然と出てくる想いをかき消している方が圧倒的に不自然ですよね?
多分ですが、同じような感情を抱いている人は少なくないはず(笑)
学生時代を思い出すことでモチベーションが上がったりもしますから、無理にその想いを捨てるのではなく活力として今に活かしていくことの方がよっぽど大事なのではないかと思います。
参考:就職の失敗=人生終わりという洗脳がヤバイ|むしろ始まりだと思う理由
そもそもなぜ学生時代に戻りたいと思うのか?
新入社員のときや仕事が憂鬱なときなど楽しいときを回想するのは普通だと考えますが、そもそもあのときに戻りたいと願う理由には目を向けるべきだと思っています。
いくつか、その根本を辿って要因をみていきましょう。
今の社会人生活に充実感がない
社会人としての生活はシンプルというか単純な繰り返しであることが多く、朝起きて会社に行き、夜は疲れたなか電車に揺られて家に帰る。
初めはワクワクしていた社会人生活も、今では毎日が単調なルーティーンになっているような人も多いのではないかと感じます。
今の社会人生活が当時よりも充実していれば戻りたい気持ちにはならない、というのは納得せざるを得ない部分でしょう。
社会人として自由度が低い
学生の頃にアルバイトを経験したことがある人も多数いることと思いますが、基本的には社会人の今より給与は少なかったはずです。
ただ、お金は少なかったけど時間的は割と自由に使えていたし、色々な制約が少なかったというのもリアルなところ。
それが社会人になると会社での拘束時間が長くなり、残業も多い割に給与への反映は心もとない…と、こんな状況になると経済的にも精神的にも自由を感じにくい環境であるといえます。
社会人としての責任を問われるようにもなりますので、学生の頃と比べるとなんとも言えない息苦しさを感じている人が意外と多いのも現実的な話です。
信頼できる仲間がいない
これは僕も新入社員のときにすごく寂しく感じたことを記憶していますが、実際のところ社会人になると同時に「同級生」という存在は一気に減ります。
大きな会社であれば同期が何十人、何百人といたりするのでしょうが、小さい会社であればそこまで多くない上にそれぞれの部署に配属された後は更に減るでしょう。
年齢が近い人の方が仲良くなりやすい傾向にあるのは間違いないでしょうし、すぐにバカな話を出来た学生時代が恋しくなるということも言えます。
せっかく休みがあっても一緒に出かけたり飲みに行ったりする相手がいないと、当時の人間関係と比べて寂しさを感じてしまうことも要因のひとつではないでしょうか。
学生時代には社会人でも戻れる
社会人ライフを満喫している人もたくさんいる
ここまで学生に戻りたいと思う理由や、そういった願望は当たり前であるということをお伝えしてきましたが、ここで重要な事実が、世の中には社会人ライフを全力で楽しんでいる人もたくさんいるということ。
学生時代よりも社会人になった今の方が楽しいという声も聴きますし、反対に今が充実しすぎて学生には戻りたくないという人もたくさんいます。
僕自身も心から仕事が楽しいと感じるようになった今感じることは、「社会人になってから学生時代に戻ることは可能」だなと。
厳密に言うと、最高だったあの学生時代と同様に心から楽しめる今は創れるということ。
アラサーと呼ばれる年齢に差し掛かり、30歳を目前に早くも人生を諦めかけていた人間でもそんな風になるのだから、人生は面白いものです(笑)
仕事が楽しくなれば社会人は輝きを取り戻す
社会人として働くようになると、起きている時間のうちの大部分は仕事をしていることになりますよね?
そのため仕事をしている時間を「しんどい」ではなく「楽しい」に変えることができれば、必然的に人生の充実度も変わってきますし自ずと給料も上がってきます。
仕事に疲れている人が異様に多いからこそ、そういった変化によって人生は一気に輝きを取り戻しますから、学生時代に戻りたい社会人が考えるべきはこういった方向転換なのではないでしょうか。
…とはいえ、「じゃあどうすればいいのよ?」という声が聞こえてきそうですので(笑)、おすすめの働き方についての見解を述べます。
学生時代に戻りたいと願う方にはぜひやってみてほしい方法です。
学生時代に戻りたい社会人におすすめの働き方
小さな起業から始めてみる
インターネットを利用して個人でビジネスを持てる時代が今ですが、ネットビジネスは初期投資も少なく始められる上に副業からも始められる自由度が高いビジネスモデルです。
自分でビジネスを行うことで収入を大きく増やすことも現実的に可能になりますし、そうやって個人での収入が確立されてくれば独立・脱サラして会社に頼らない生活を手に入れることも普通に射程圏内となります。
ただここでの「起業」とは脱サラするという意味合いよりは、「個人でビジネスを持つ」というカタチでとらえていただけたら!
組織や会社に依存する働き方から脱するということが非常に重要ですし、おすすめです。
学生時代と社会人生活の違いを考えたときに「刺激」という要素も挙げられるかと思いますが、起業して結果を出していくためには「自分次第」という部分が多くなるため、社会人になって失っていた「本気」や「真剣」といったキーワードによってイキイキした毎日を手に入れられることになります。
参考:個人のネット起業でおすすめの始め方|成功しやすい4種類のジャンルとは?
ネットで発信してみる
ネットで発信といってもすぐにイメージできないかもしれないですが、今では芸能人も無名の個人でも自身の「発信」を通して収入を得ている人がとても多くなっています。
情報発信ビジネスではあなたの経験や思想などをWeb上で発信していくことで価値を提供し、その対価を報酬として頂くかたちになりますが、価値観の近い人や自分の考えに共感してくれる人だけを集めることが可能になるため、ビジネスが楽しくなる上に一気に自分の可能性を広げることができます。
好きな人だけが集まるビジネスコミュニティーを作り、一緒にビジネスをしてお互いに成長していったり、収入を増やすための情報共有を行うなどその「カタチ」は多種多様ですが、普通の一般社会では難しいような「大人の青春」の場を自分で創ることができます。
以上、非常にシンプルな2STEPではあるものの、このプロセスによって学生時代のような潤いのある人生を取り戻すことは十分に可能です。
というか、生き証人として僕自身がそれを体感していますから、優れた一部の人にしか出来ない代物ではないことは証明されています。
ぜひ、あの頃に勝るとも劣らない、第二の青春を送っていきましょう!
参考:発信したいけど書くことがないと感じているあなたに伝えたいこと
最後に:新しい可能性を自分の手で潰すな
学生時代に戻りたいと思うことは何も悪いことではないですし、過去の楽しかったことを回想することで自分自身を奮い立たせるというのは多かれ少なかれ誰でもありえることです。
ただ、そのときに負けないような今をつくることは非常に尊いですし、それが普通に可能な時代だからこそ「自身の可能性」を古い常識で潰さないでほしいなと。
学生時代というのはそもそも「楽しい」「青春」「仲間」などといった要素の代名詞であるだけで、それが学生でなきゃできないなんてことはまったくなくて、むしろ当時の自分ではできなかったことが大人の今なら出来る。
絵空事ではなく事実としてお伝えしていますが、学生時代のような楽しい社会人生活が送れるとしたらこれから先、何十年と楽しい毎日を過ごすことが出来ます。
「社会人=つまらない」とか「仕事=つらい」なんて働き方はもう古いので、ぜひこの記事を参考に「大人の青春」へ向けて歩き出してみてください。