起業したい気持ちだけは持っているものの行動できなくて、口だけになってしまっている人は少なくありません。僕自身も起業する前にそんな状況が3年ほど続きましたが、気持ちだけ焦ったり自己嫌悪に襲われたりとしんどいですよね。。
実際のところ、起業に向けて動き出せていない人は「行動力がない」みたいに揶揄されがちですが、口だけになってた側の意見からすると「そうでもないよね」と強く思います。
仮に起業への気持ちだけが先行して今はまだ動けてなくても、行動力の問題じゃないから大丈夫です。
じゃあ具体的には何が足りないのか?何をしていけばいいのか?といった部分を、この記事でお伝えしていきますね。
もし起業や独立が口だけになっているとしたら、一歩目を踏み出すためのきっかけを掴んでもらえたら嬉しいです。
起業したいけど口だけなのは行動力の問題じゃない
起業したい!と言ってるものの、実際に行動できてない状況ってありますよね。起業の仕方なんて学校でも習っていないし、そもそも初めてのチャレンジなので無理もない話です。
にも関わらず、起業したい気持ちだけが先行していると
- 行動力が足りない
- 結局やる気がない
- 本気で起業する勇気がない
みたいに揶揄されがちです。いやそんなことねえよと思いませんか?
起業したい気持ちが口だけになるのは、行動力とかやる気・勇気みたいな問題ではないと思います。
というのも、僕自身も「起業したい」「独立したい」といった願望を薄っすらと抱いていて、何かやってみたい!と思いながら行動できずに3年くらい経った経験がありました。
でもやる気はあって曲がりなりにも真剣に悩んでいたし、精神論で終わらせるよりも具体的なアクションに落とし込んだほうが対処しやすいんじゃないかなと。
だからまず、起業したい気持ちが口だけになっている場合に足りないものから見ていきましょう。
起業したいけど口だけの場合なにが足りないの?
起業したいけど資金やアイデアがない?
よく起業したいけどできない理由として言われるのが以下の3つです。
- 資金がない
- 人脈がない
- アイデアがない
もちろん資金やアイデアなど、あった方が有利かもしれません。実際に「起業したいけどお金がないから…」と躊躇しまくった経験があるので気持ちはわかります。(以下に当時の実体験を貼っておきますね)
ただ、それらがなければ起業できないか?と言うと全然そんなことはないんですよね。
この事実を知らずにチャレンジしようとして、どうしようも出来ない条件をクリアできずに凹む(あるいは諦めてしまう)人はめちゃくちゃ多いです。かなりもったいない。
つまり「起業したい」が口だけになっている場合、圧倒的に足りないのは資金やアイデアじゃない。「情報」なんです。
勇気や行動力のせいにするのは乱暴すぎる
たとえば資金がないと起業できないと考えている場合、どれくらいお金があれば挑戦できそうでしょうか?
数百万円、数千万円の規模を想定しているケースはすごく多くて、実際に知り合いの社長とかに話を聞いても「会社に辞表を出して、3000万円の融資を受けて起業した」みたいなエピソードはあるあるです。
一方、参考までに僕の起業初期いくらかかったかをお伝えすると、
- 設備投資(パソコンとネット回線)
- 起業を学ぶコンサルフィー
などを含め、初期費用は「0」が2つ少ないくらいの資金で始められているんですよね。(こちらの記事に詳細を書きました)
まさにネットを利用できる今の時代の起業スタイルで、会社に勤めながら準備を進めたので大したリスクも背負わずにスタートしています。
こういった個人サイズの起業ができることを知ることによって、「口だけで動けない」なんて懸念は普通にひっくり返せるわけですね!
情報という前提をすっ飛ばして「行動力がない」「勇気がない」みたいな精神論で殴りつけるのは、そもそも論点がズレているし乱暴が過ぎると感じるのもそのためです。
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起業したい気持ちを口だけにしないための対処法
起業を個人サイズでイメージ
ここからは起業への志を口だけにしないための具体的なアクションについてです。
起業を想像する際にはデカイ規模のビジネスをイメージして、現状の自分ではできないと凹んでしまうパターンは少なくありません。
ひと昔前の起業のイメージは確かに
- 会社を辞めて
- 莫大な資金を用意して
- 画期的な事業を立ち上げる
といった感じもあったため無理もないのですが、ネットが使える今の時代ではもっと個人サイズで起業をイメージしたほうが現実的だと思います。
個人が起業しやすい時代に「あの頃のやり方」に囚われてしまうのはマジで勘違いでしかないので、まずは上がりすぎたハードルを正常な位置に戻してあげるといいんじゃないでしょうか。
自分が出来そうな起業の方法
起業や独立が口だけになる場合の多くは「大きすぎる壁を前に動けない」のが原因だと思います。
そのため起業を個人サイズに落として考えて、自分ができそうな方法から「何をやるか」を決めていきましょう。
このときには自分がチャレンジするための条件を洗い出してみると良くて、
・いきなり会社は辞めたくない
・別に特別なスキルは持ってない
・莫大な資金が不要なビジネスモデル
・でも早く稼げるもので実感を味わいたい
初心者の頃の僕が考えていたのはこんな感じだったように思います。
超わがままというかしょーもない感じがするんですけど(笑)リアルにこんなレベルからでも起業できたので勇気が出るんじゃないでしょうか。
ネットを利用したビジネスモデルを選ぶことで、起業のハードルは一気に下げることができます。
参考:ネット起業でおすすめの始め方|成功しやすい4種類のジャンルとは?
月10万円でいいから自分の手で稼ぐ
チャレンジする方法を決めたら、実際に自分の手で稼ぐことに挑戦するといいです。
これは月1万円でも30万円でもいいんですけど、大体10万円の収入が得られるくらいになると基盤ができるイメージがあるため10万円とお伝えしています。
逆に初心者が起業家を想像すると100万円や1000万円のような金額になりがち。それも普通に可能ではあるので「まずは」10万円を現実的に超えていくのが起業の一歩目になるかと!
そもそもここまでのアクションをとっていると既に口だけではなくなってますし、起業では特にスモールステップを意識することで成功しやすくなるように思います。
参考:個人のネット物販で月収10万円を稼いだ方法と当時の裏話をまとめてみた
口だけの自分は「個人サイズの起業」で変えよう
起業したいけど口だけになってしまっている場合、やるべきことが見えていないため行動に移せないことが多いように思います。
そして大きな原因としては、(ひと昔前のやり方が先入観にあって)起業のイメージが大きくなりすぎている点。
だから情報をしっかりとって、個人サイズに落として考えるのがおすすめです。
たとえばプロ野球選手だって最初は「キャッチボールをする」「バットで素振りをする」みたいな小さな行動から始まっていますし、これは起業以外の分野でも同じですよね。
間違っても行動力とかやる気といった問題ではないので、これから起業にチャレンジする際のヒントになれば嬉しいです!