雇われない強さを身につける

仕事を辞めたいのは甘えだと叫ぶ大人は全力で肯定してあげたらいい





会社に勤めていると誰しも一度は「仕事を辞めたい」との想いを抱いたことがあると思うのですが、その気持ちを相談すると「それは甘えだ」と一蹴されてしまうケースもありますよね。

ふざけんな!甘えじゃねえ!と言いたくなる気持ちにはすごく共感する反面、少し視点を変えて受け取ることも大事なのかなと思います。というか「そんなのは甘えだ!」と糾弾する大人は全力で肯定してあげたらいいと思うんですよね。「そうです!甘えです!」と。

仕事を辞めたいと悩んでいるときに相手を説得するエネルギーって相当ムダなんじゃないか。もっと考えるべきことに気持ちを持っていく方が前向きで有意義なんじゃないか。

そんな想いを今日は記事にしてみたいと思います。

 

仕事を辞めたいのは甘えです

甘えを認めてあげるサイン

否定する必要がない

冒頭でもお伝えした通り、甘えであることは肯定するのがいいんじゃないかと僕は思います。

反論しようとしたり否定しようとするから余計に辛くなるわけで、ライトな感覚で問題ないと思うんですね。

それこそ「なるほど~そういう考え方もあるのか」くらいで。

甘え=悪 みたいな価値観が溢れていますけど、自分にアメをくれる人って基本的に自分しかいないですし、特に「仕事」という生涯にわたって付き合っていくテーマにおいて「我慢」が美徳とされることの方が考え物です。

少なくとも辞めたい理由や今の気持ち、今後のプランなど何も耳を傾けずに「甘えだ!」という価値観の押しつけは相当に余裕がない状態と見受けられるので、まず肯定してあげないと話をするための素地が整ってすらいません。

参考:仕事を辞めたいが親に反対される|説得せず良好な関係を続ける方法

重く受け取らなくていい

加えて、僕も会社員の頃を振り返ってみると、日常の中でそこまで興味を惹くことってなかなかありませんでした。嵐が活動を休止するようなビッグニュースが毎日あるわけもなく。

ひと言でいうと「退屈」という言葉がぴったりだったように思いますし、そういう人の方が圧倒的に多いのではないかと。(そうでなきゃ人の不倫であんなに騒がない)

そんな生活において「仕事を辞めたい」なんて言われたら、とりあえず何か言いたくて当然なんですよね。

「どういう想いでそうなったの?」
「今後は大丈夫なの?」
「いきなりすぎやしないかい?」

いろんな想いが一気に頭を占拠して、あらゆる感情を上手く整理できないまま「でもなにか言わなきゃ!」からの、どこかで聞いた「甘え」という言葉を発しているだけな気もします。

参考:仕事を辞めたいのは無責任じゃない|将来のために考えるたった1つのこと

そもそも定義がない

否定する必要がない理由として、もう1つ。

どうすれば甘えじゃないのか?という線引きがそもそも無い、という衝撃の事実もお伝えしておきます。

会社に10年いても仕事を辞めることは「甘え」であり、営業成績TOPを年間で達成したとしても辞めたいと口にすれば「甘え」だと揶揄されるかもしれません。

そう考えると新卒のときには四方八方に導火線があるわけですが、言い方を変えるとこちら側としても「甘えじゃないこと」を証明できるものってないんですよね。証明書も免許もない。

年数が決まっていない桃鉄で何十回も決算を迎えるような、あるいは永遠にラスボスが来ないドラクエをプレイし続けるような、そんな過酷な戦いに挑む必要はないのではないでしょうか。

いずれにしてもHPがなくなります。つらい。

参考:仕事で人生に疲れた20代のあなたたちへ

 

仕事を辞めたいときは甘えでもいい

仕事を辞めて自由になった起業家

辞めないことも甘えだ

仕事を辞めたいのは甘えだと言われるのなら「甘えでいい」と強く思います。結局のところ誰に何を言われる必要もなく、大切なのは自分の心の持ちようだから。

というのと、思うに「辞めたい」と思っていながら嫌々いまの仕事を続ける方が相当自分を甘やかしているように感じるんですよね。

・新しい可能性を握り潰して
・変化することを恐れて

それでいて誰か(何か)のせいにして一時的な現状維持を選択するって相当イージーというか。

辞めたい気持ちに蓋をして新たなスタートラインに立たない方がよほど「甘え」に映るのですが、いかがでしょうか?

参考:人生楽しみたいなら仕事から変える|起業して激変した事実を伝えます

変化に不協和音は付き物

とはいえ仕事を辞めたいときに「あーでもない、こーでもない」という話は耳にタコができるほどされるものです。

地元の優良企業から何の保証もないアパレルへ未経験で転職したときにも、はたまた個人でビジネスを始めて個人事業主として独立すると決めたときも。一筋縄ではいかないタイミングも当然ありました。

今となっては皮肉など一切なしに、ディスってきた人も含め感謝しているのですが、当時はそんな思考には1ミリたりともなれなかったんですよね。

「みんな直哉のことを想って言っているんだよ」なんて言われたところで単にありがた迷惑としか受け取れなかったし、上司から「甘えだ」なんて言われた日には「うるせえ」以外の単語が僕の辞書から綺麗に消え去りました。

だから覚えておいた方が良いと思うのが、変化に不協和音は付き物だということ。

いきなり全員が自分の意思を尊重してくれるでもないし、反対意見や批判に引っ張られて行動を止める必要もないと僕は思います。

参考:今の仕事で将来が不安な人は安泰|現状維持で安定が続くわけがない

起業家だって逃げてる

この話題はやや憚られますが、甘えでいいと思う一番の理由はこれです。

起業家と聞くと「貢献したい想いがある」とか「やりたいことに強い情熱がある」といったような想いからのスタートを想像される方が多くて、実際に初対面の方なんかにはそのように言われることも少なくありません。

ただ、そういったタイミングでいつもお伝えしているのですが、ハッキリ言ってそんな崇高な人間ばかりではまったくありません。

今でこそ年収3000万円以上の仲間がたくさんいますが、

・会社を辞めたい一心で頑張った
・カップ麺生活を脱したかった
・好きな人と結婚もできない未来は嫌だ

大半がこういった「辛すぎる現実からの逃避」で始まっていますし、無論僕もそのうちの一人です。

そうやって人生を変えた結果が「逃げ」とか「甘え」といった言葉で表現されるのであれば大いに結構ですよ。逃げたいなら本気で逃げればいいし、甘えたいなら本気で甘えたらいいと思う。

「逃げるな」「甘えるな」って大事なことだと思うけど、それはあくまで「戦うに値する場所」という前提があってこその在り方にすぎませんから。

参考:辛い仕事は家族のためになってる?自分を犠牲にする働き方は古いと思う

 

辞めてもいいから前へ進め

自由を謳歌する女性

今後次第でどうにでもなる

先ほどもお伝えした通り実際に自分が変化を起こそうとすると、何かしらの批判的な意見や厳しい言葉といったものは飛んでくることの方が多いです。

それは大半の場合、過去の出来事が回想されたり世間一般の「普通」が適用されていることが多いわけですが、そんなものは今後の活躍次第で簡単にひっくり返るんですよね。

だったら今の仕事を辞めたっていいから前へ進もうぜ、と。

実話を1つだけ紹介すると、僕が起業する際に先陣を切って叩いてきた元同僚がいます。特に意味はないですがこの人物をTさんとしましょう。

Tさんは「絶対に失敗する」「ただの甘えだ」と周囲の人間に一生懸命に吹き込みました。まだ仲間もいなかったし空気的に僕もちょっと不安になりました。

それから数年経ち、久々に連絡が来ました。

「今どんなことやってるの?教えてもらえない?」

笑える話なのですが特に珍しいことではなく、僕の周りを見ていてもめちゃくちゃ多い事例です。そんなもんです。

だから気にしすぎなくていい。罵られようと笑われようと、この先どうにでもなるから、今やるべきことにしっかり目を向けた方がいい。

参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ

二の舞にならない道を行こう

最後に注意点というか、辞めたいと考えだした際に意識したら良いと思うことを1つだけお伝えさせてください。

それは単刀直入に「また同じことにならないように考える」という点。

何度も同じ失敗を繰り返していては人生もったいないですし、せっかく行動を起こしたのに「なんか前と変わらない…」「やっぱりもう辞めたい」なんて未来が待っているのは避けたいですよね。

二の舞にならないようなアクションは考えるべきだし、言い方を変えると「やるべきことはそれだけ」なのではないかとも思います。

たとえば僕がアパレル販売員だった頃、金銭的な悩みが一番初めに浮き彫りになりました。最初から覚悟していたのでこれは仕方ないというか「やっぱり」という感じ。

もちろん転職も考えたのですけど、当時の不満って「お金」だけではなかったんですよね。

「頑張った分だけ対価が欲しい」
「自分にしか出来ないことをしたい」
「好きなときに休みをとりたい」

アパレルという仕事は好きだったにも関わらず、それはもう言い出せばキリがないほどに。そして昼休みにスマホで転職サイトをボーっと眺めながら「あれ、ひょっとしたら転職しても一緒じゃね?」という事実に気付き、副業を始める選択をしました。

それが正しいとかはどうでも良いのですが、根本的な原因をみないことには同じことが繰り返されてしまうので、この点だけは押さえておきましょう。

参考:収入を倍増するには転職より副業|年収が高い会社なんて探さなくていい

 

最後に

今の仕事を辞めたいという想いには否定的な意見が飛んでくることもあるかと思いますが、実際のところ、辞めたいという想いがピークに達したときってそれどころじゃないんですよね。

未来のことを考えたり自分にとってベストの道は何なのか?を模索する方がよほど大切なことなのではないでしょうか。

イチロー選手がピッチャーを諦めて野手として大成したことを「甘え」だと考えるのはナンセンスですし、元AKB48の川栄李奈さんだってアイドルから女優に場を移してからの輝き方がハンパじゃないです。

こういった事例からも「尺度」はどこまでも人それぞれで、その後次第で見方は180度変わるということがわかりますよね…?

周囲の言葉によって自身の可能性を消す必要はまったくないいので、一歩踏み出そうとするあなたの参考になれば嬉しいです。

 

月収15万円⇒月収500万円

僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

ただ、手取り15万円だったアパレル販売員時代から何もかも上手くいったかというと決してそんな天才肌ではなく…。

むしろ遠回りした僕ですが、この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。この事実によって一気に視野が広がりました。

人からの評価ばかり気にしたり、漠然と将来への不安を抱えたりせず、自信を持って生きていくために「主導権を自分で持てる道」を選ぶこともできた。

そうやって今は、「誰か」に依存することもなく「何か」に怯えることもない、強い大人に一歩近づけた気がしています。

「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。





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