日々の仕事が退屈であったり、あるいはやりたいことができなかったり。社会人になって「人生がつまらない」と感じたりするときってありますよね。
SNSやテレビなどを通して楽しそうに毎日を過ごす人を見て、「いいなあ」と思った経験は僕自身も何度もありました。いまいち生活に張りがなくてため息ばかり出たりとか。
客観的に見ても人生が楽しくて仕方がない人って明らかに少数派だと思うのですが、起業した今、つまらないと感じていたときを振り返ってみると「お金」によってめちゃくちゃ制限されていたなと。
この記事では、退屈な人生を抜け出すためにまずはお金の問題をクリアにするべき理由と、現状を変えるための解決策について書いていきたいと思います。
お金がすべてじゃない、の勘違い
お金がすべてなわけがない
経済的な問題に直面したとき「お金がすべてじゃない」とはよく言われます。実際に僕も、アパレル販売員として月収15万円だった頃にはこの言葉が口癖になっていました。座右の銘であるかのごとく連呼していました。
まず大前提として、「お金がすべてなわけがない」のは間違いありません。
この記事では「お金が大事だ」ということをお伝えするので一見矛盾しているようにも感じるかもしれませんが、この前提の上で受け取っていただきたいなと。
よくドラマなどで、お金にモノを言わせて周りを支配するような人物がいたりしますが、そういうことを目指したいわけではまったくありませんので。
ないものへの言い訳ではいけない
ただ当時の僕を振り返ってみると、「お金がすべてじゃない」という言葉が経済的に苦しい現実への言い訳になっていたんですよね。本音ではもっと欲しいと思いながらも、困窮した現実を直視するのが嫌で。
特に日本人はお金を稼ぐことが悪いことであるような風潮があるのは事実で、そんなキレイな言葉を口にしている方が周囲の反応も良かったです。
でも、それはやっぱり違うわけです。本当に「お金なんてなくても幸せだ」と思える人は良いと思うのですけど…。僕にはそんな崇高な思考はなかったし、結局はお金の問題を前にしてどんどん心が荒んでいきました。
それに「ブラック企業」という言葉も珍しくなくなり世の中の二極化が進む現代、増税・年金などの不安も付きまとう中で「お金」の観点をゼロにするって相当無理がありますよね。
映画化までされた人気マンガ「闇金ウシジマくん」でも「金はすべてじゃないが、すべてのことに金が必要だ」との言葉があって、これはまさに名言だなと。
資本主義のなかで生きていく僕たちが、人生をつまらないものにしないために。まず対処するべき問題として「お金」と向き合うことが必須であるのは、至極当然のことなのだと思います。
参考:稼ぐ=悪いことの風潮はおかしい|今すぐ抜けるべき一生稼げない体質
お金の不自由がつまらない人生をつくる
人生がつまらないと感じてしまう理由は様々かと思いますが、経済的な不自由に起因しているものをいくつか見ていきましょう。
こういった背景を考慮すると、つくづく社会人はまずお金から自由になるべきだと感じます。
やりたいことができない
仮に今、「あなたがやりたいことを教えてください」という質問があったらなんと答えるでしょうか?
「両親と海外旅行に行きたい」
「友人とライブにいきたい」
「新しい洋服を買いたい」
とりあえず会社を辞めたいとか、ゆっくり寝ていたいなど何でも良いのですけど、それらができない理由のほとんどが「お金が足りない」ことに起因するのではないかなと。
僕は「高校野球シーズンは毎日球場で観たい」と思っていて、そんな小さな(しかもシーズン限定の)願望すら叶わなかったときに「人生ってつまらないもんだな」と感じました。
発想に自由がきかない
僕たちはついつい「今の自分で出来ること」から物事を考え始めてしまいますよね。常日頃から夢物語ばかり描いていても仕方ないので、ある意味では当然だと思います。
ただ、お金が足りないという前提によって発想までも自由が利かなくなってしまっているケースは非常に多いと思っていて。
たとえば僕の周りの起業家には「週3日だけ働く」といった仕事の仕方をリアルに体現している人もたくさんいるんですね。あるいは東京と沖縄に拠点を持って悠々自適なライフスタイルを手に入れていたり。
僕も夏には毎日球場に入り浸れるくらいにはなりましたが、想像力が乏しくなっているときって「そんな働き方がしたい」と考えることすらも出来ません。
楽しい未来を想像できないが故に「何のために頑張るのか?」がわからなくなり、人生がつまらないドツボにハマってしまう社会人は本当に多いです。
参考:人生諦めるのは自由だけど、自分に対して失礼すぎないかい?
会社に縛られる
経済的な不安によって会社に縛られてしまうという点は、多くの社会人がストレスに感じている部分ではないでしょうか。
会社の理不尽や、あるいは上司への不満に対して。しっかりと言いたいことを言って働けるのであれば素晴らしいことだと思いますが、現実にはそれが出来ずに悩んでいる人が多いのも現実です。
社会人が自由さを失い、つまらない毎日を送る背景には、こういった拘束が色濃く影響しているのは客観的にとらえても間違いないと思います。
参考:仕事を辞めたいのは甘えだと叫ぶ大人は全力で肯定してあげたらいい
我慢が当たり前になる
これは起業家仲間と話していてもたびたび話題に挙がることなのですけど、お金がないときって小さな我慢の連続なんです。
- コンビニで買うコーヒーは安い方
- 移動の電車は自由席一択
- ランチのトッピングはつけない
最初の頃はストレスを感じていたはずのことが「当たり前」に変わってしまう。
そうやって日々我慢することがデフォルトになっていくため、次第に「やりたいこと」などの発想すら飲み込むようになります。
「楽しい」を想像することすら許されない毎日の中で、自ずと「つまらない」が多くなってしまうのは無理もないことなのかもしれません。
負け犬根性がつく
お金がないことによって我慢することが増えると「どうせできない」という思考が定着してきて、無意識のうちに諦めることが常識になります。
小学生のときのクラブ活動なんかでも一緒ですが、負けが続くチームが弱いのかというとそうでもないんですよね。単に「負けて当然」のような擦り込みがされている部分が大きく影響しているだけだったり。
社会人でも「どうせ自分の人生なんて…」と投げやりになったり半ば諦めている人がたくさんいます。僕もまさにその一人でした。
言ってみれば「つまらなくて当たり前な状況」が出来上がっていて、その原因としてお金の問題を切り離すことはできないと僕は思います。
参考:人生やり直したい20代へ|過去のリセットは1ミリも考えなくていい
人生つまらない社会人がやるべき2STEP
お金は切って離せないと理解する
前述の通り、つまらない人生を抜け出すためには「我慢がデフォルト」というような、わけのわからない状況を変える必要があります。
そのためにまずは「お金が必要だ」という現実を理解することがマストだと思うんですね。当時の僕はこの事実から逃げ続けていました。
お金を稼ぐことで人生は楽しくなるよ!なんて言うと誤解を招くかもしれません。それこそ「金の亡者」なんて言葉もあるくらいです。
ただ、経済的な余裕が生まれることによって、人生における選択肢って普通に増えるんですよ。
- 友人との飲み会に躊躇しない
- 親の還暦に温泉旅行へ行ける
- 好きな時間に起きてイイ
こんなことが出来るようになったのは「お金」を抜きにして考えられないですし、楽しい人生をつくる上で必要不可欠なものとして認識した方がラクだと思います。
参考:自信を持ちたい人がやるべき仕事|時代を味方につけて強くなるために
個人で稼ぐスキルを持つ
そして人生を楽しくするためにもう1つ。個人でビジネスを持つということを心からおすすめします。
というのも、自分でビジネスを始めてから、つまらないと感じていた人生が一気に明るくなったからです。
自分で稼ぐスキルがあると会社に依存しなくて良くなるのは言うまでもなく、「誰かに必要としてもらえる」「世の中に価値を提供している」って本当に充実感があります。
また、人は環境によって多大な影響を受ける生き物なので、単純に「楽しそうに生きている人」が周りに増えると自分もその波に乗れるんですよね。
個人でビジネスを始めると収入だけでなく、そういった出会いも増えますから、退屈している社会人にとってはこれ以上ない刺激になりますよ…!
参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ
つまらない人生を捨てるのはそんなに難しくない
頑張る場所を変えるだけでいい
お金と向き合うとか自分でビジネスを持つとか、ハードルが高いと思われるかもしれませんが実際にはまったくそんなことはなくて。
正直に言って、会社で昇給することと比べたら100倍簡単です。
上司の評価を気にして顔色を伺う必要もないし、自分の頑張りが100%自分の取り分として戻ってくる。こんな平等な世界が存在していることを知ったとき「ああ、場所を間違っていただけなんだな」と感じました。
それと単純に、今までの人生でそんな状況ってなかったんですよね。
学生時代の受験はもちろん、部活動だって基本的には「誰かとの勝負」は避けられませんでした。会社の評価だってそうじゃないですか。
だから僕たちは「他人に勝つこと」が無意識のうちに基準になっているのですけど、そりゃあつまらないよね、と。
自分次第の世界に舞台を変えるだけで人生は新しくなるので、そんな選択もあるよ!というメッセージは発信し続けていきたいと思います。一度きりの人生がつまらないまま終わるなんて、絶対におかしいですから。
参考:副業に物販をおすすめする7つの理由|初心者が最初にやるべきことは?
何もない初心者でいい
最近ではこのブログの読者さんから「初心者でも大丈夫でしょうか?」といった相談をいただくことも増えました。
結論、なんの問題もありません。
これは気休めでもなんでもなく、単に事実としてお伝えしているのですけど、僕もビジネスをスタートさせるときにはパソコンを買うところから始まっています。
もちろん「難しそうだけど大丈夫だろうか」とは思ったものの、そんな初心者でもカタチになったのだから「今なにもない」ことは足枷にならないと自信を持ってお伝えします。
逆に、つまらないと思いながら毎日を過ごす生活を続ける方がよほど無理難題なので、ぜひ新しい人生をつくっていきましょう。
参考:ネットで生活費を稼ぐ方法|初心者が1年で雇われなくなったリアル
社会人生活に第二の青春を創ろう
社会人になって人生がつまらなくなったという人に話を聞くと「学生時代は楽しかった」とか、過去に想いを馳せる人が多いです。
僕自身も高校球児のときに本気で頑張ったことが人生のピークだと考えていた人間なのですけど、社会人だって楽しくていいわけですよね。
というか冷静に考えて社会人生活の方が長いですし、そこを充実させていくのは人生においてマストなのではないでしょうか。
そのためにまずはお金の制限から自分を解放してあげて、経済的な自由を与えてあげる。経済面・スキルの面、双方で「出来ること」を増やしていくと確実に「人生がつまらない」なんて想いとは無縁になれます。
結果として、経済的な縛りから自分を自由にしてあげた上で「お金はすべてじゃない」と言えることが一番かっこいいんじゃないかと僕は思います。
「お金は後からついてくる」とよく耳にしますけど、それはあくまで「お金を稼げる状況に自分を乗せる」という前提あっての話ですしね!
第二の青春と呼べるような社会人生活を、しっかりと創っていきましょう。
月収15万円⇒月収500万円
僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。
会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。
この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。
「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。
よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。