物販ビジネス

初心者から転売で月収10万円を突破したときの作業量やジャンルのまとめ





転売ビジネスを実践していて「いつになったら月収10万円に届くんだろう」とか「このまま続けて結果が出るのか?」といった不安を抱いてしまうときってありますよね。

すぐに稼げると言われている転売ビジネスだからこそ、初心者の頃なかなか利益が出せなかった僕は焦りもありました。

今では「やるべきことをやれば難しくない」と思えますが、それは経験があるからで。仕入れがうまくいかないたびに「大丈夫かな…」と弱気になったし、周りでロケットスタートを決める人たちを見て普通に嫉妬していました。

同じような不安を抱えている人に結論から言うと、ビジネスをする以上、結果が出る時期なんて「人それぞれ」でしかありません。一概に早ければいいとも言い難いです。

ただ、リアルな目安はあってもいいんじゃないかと思い、この記事では月収10万円までに実践したことを包み隠さずお伝えしていきます。初心者の頃に何を考えてどんな感じで進めていったのか、参考にしていただけたら幸いです。

なお、副業で月収10万円を突破した際のリアルな裏側に関しては下記の記事にまとめてみましたので、よかったらこちらもご覧ください。

参考:副業の転売ビジネスで月収10万円を稼いだ方法と当時の裏話をまとめてみた

 

初心者から転売で月収10万円突破するまでの作業量や出品数の推移

道のりを確認する初心者

月収10万円までの収益推移

アパレル販売員として勤務する傍ら、副業で転売ビジネスを本格的に始めた僕でしたが、初の月収10万円は約4ヶ月目に突破しました。

収益の推移はこんな感じです。

1ヶ月目:月商1万円(月収マイナス3,500円)
2ヶ月目:月商15万円(月収13,000円)
3ヶ月目:月商50万円突破(月収60,000円)
4ヶ月目:月商100万円突破(月収180,000円)
※端数は切り捨て

まさかのマイナススタートという素敵なセンスを見せていますね…!

今では考えられないのですが、色々勘違いしているとこうなるんだなという1つの事例として受け取ってください。

2ヶ月目も利益率は10%を切っていて、言ってみれば「売れることの喜び」だけで何とか頑張れていた気がします。普通に心が折れそうでした。

どれくらいのペースで何をやっていたのか、ひと月ごとに詳しく見ていきましょう。

楽して稼ごうとして失敗した1ヶ月目

初心者だった当時、ありがちなキャッチコピーに僕は惹かれていました。

「1日30分の作業で100万円」
「全自動で利益率50%」

軽いフォローが付いた教材や、プレミア価格だけを抽出してくれるというツールを購入しても鳴かず飛ばずという残念な感じに。

今思えば前者はいわゆる「刈り取り系」で大量購入のため多額の仕入れ資金が必要、後者はプレミア価格=入手困難なわけで、そもそも勝てない勝負でした。

刈り取りの商品情報が深夜や早朝に配信されるため、ロクに睡眠もとらずにただ情報を待っていました。また、ひと晩かけて起動しておいたツールが抽出する商品データは売り切ればかりでただの1つも買えず。

まあでもノウハウ云々よりも、実践期間が短すぎてもはや救えないレベルです。

大して行動もしないで次々と手を出していくって、絶対稼げない典型的な行動ですよね…(笑)

寝る間を惜しんで頑張るのなら自分のスキルに繋がることをやるべきだという教訓になりました。

まさに初心者が他人任せで楽をしようとするとこうなるのだなという構図。テストには出ない程度の重要度かと思いますが、覚えておいて損はないかと。

ブックオフに毎日通った2ヶ月目

スタートから見事に躓いた僕でしたが、2ヶ月目からはまともなリサーチを始めました。資金的に高額商品をいきなり扱うことは難しかったから、中古のCD・DVDをメインとしてブックオフへ。

「自分が知っている作品」からリサーチするという初心者あるあるを見せつけます。

安室奈美恵

aiko…

など「あ行」から攻めたものの仕入れには至らず、「amazarashi」が美味しかったことに気付いたのはもう少し後だったり。自分の主観よりも事実が頼りになることは、自然と身体に染みついていくことになります。

作業量としては早番が18時で終わったあとの3時間と、遅番の日は11時半出勤の前に1時間。それと休日はすべての時間をリサーチに充てる感じで、ひたすら毎日ブックオフに通っていました。

出品数は約60点で平均仕入単価としては1200円ほど、1日に3~4点が売れていくようなペースでしたね。とにかく売れる実感が欲しくて回転重視で仕入れをしていたため、利益はほぼ度外視で経験値と売上を積み重ねていたような時期です。

「とにかく今は数を売ろう!」と、なかなか仕入れができない現状を何とかポジティブにとらえようと必死だったのですけど(笑)結果的にこの考え方は良かったなと。初心者から利益だけを見る人が多いですが、まず売上を追うのも大事だと僕は思っています。

当然アカウントには評価もなかったので、初めての評価をいただき「新規出品者」の文字が消えたときにはすごく興奮しました。ちょっとした小話としては、商品1つずつに感謝の手紙(メモ書き程度)を入れていましたね。百貨店時代の当たり前が身体に残っていました。

ただ、帰宅後に発送の作業をする流れだったため副業に費やす時間はかなりのウエイトを占めており、このときの正直な心境としては「売れる嬉しさ」と「これで大丈夫なのかという不安」が半々くらい。

多分僕だけじゃないと思うんですが、時給換算とかしちゃったら無念すぎますよね…!ここら辺で心が折れそうになる人は多いんじゃないかと思います。

まだそんなに時間は経っていないんだけど、体感はめちゃくちゃ頑張っている感じに思っていますから。

8000円の利益に興奮した3ヶ月目

このままで大丈夫なのか?そもそも転売は本当に稼げるのか?という疑問を解消するべく、参加した塾の先輩にメッセージを送ります。

この辺りはプロフィールに詳細を記載しているので端折りますが、結果的にこの3ヶ月目くらいでしょうか。転売ビジネスが本当に楽しくなり始めたのは。

半信半疑だった想いが綺麗に消えたことに加え、販路にヤフオクを利用し始めたのも良かった。

具体的には以下のような点が改善されました。

・無理矢理買っていた仕入れがなくなった
→前月はAmazonに送る送料がもったいなくて、無理にでも仕入をしていた。

・売り逃しの機会が減った
→ヤフオクは北海道からのタイムラグも関係なく、すぐに売場に反映させられた。

・普通に仕入対象が増えた
→ライバルセラーがAmazonの基準で仕入れるため、ヤフオクで見ると拾える商品が多かった。

それに毎日通っていることで経験値も少しずつ効率化に繋がってきて、徐々に仕入れのペースも上がっていったんですね。

このときの重要なポイントを1つお伝えすると「売れない商品を覚えた」ことがめちゃくちゃ良かったです。リサーチしている中で空振りの方が圧倒的に多いわけですが、その蓄積によって「ダメな商品」がわかるようになるんですよ。

売れる商品が見つからないことに気持ちが持っていかれると辛いけど、反対に、売れない商品データが自分に貯まっていると考えるとさほどダメージはありませんでした。

そして、僕はこの月に初めて、利益が8000円の商品という至極の初体験をします。

キスマイのDVDだったんですけど当時は中古でも15000円くらいで売れていて、「お宝キター!!!」という興奮がありました。

こんな出会いがあると、もうニヤケが止まらないわけです。当時は人気ドラマ「昼顔」の影響もあって女優の上戸彩が大好きだったのですが、上戸彩と対面したかのごとく舞い上がりました。(もちろん会ったことはない)

万引きするわけでもないのに「いいのか?本当にいいのか!?」とキョロキョロしたり、価格のシールが間違っていないかを疑ったり。

こういう喜びがあると疲れなんて一瞬で吹っ飛びますからね…!まさに転売ビジネスの醍醐味。

ちなみに出品数は90点ほどで、まだ慣れていないヤフオクにも常時30点以上は並べられるようにしていました。売れた商品を出勤前に郵便局へ持ち込むのは少し大変だったけど、「ビジネスしてる感」が出てきて充実感の方が勝っていた気がします。

参考:ヤフオクアプリの出品方法|稼げる仕入れのリサーチノウハウも公開!

利益1000円超えが当たり前になった4ヶ月目

それまでは数百円の利益をひたすらかき集めていたわけですが、この月あたりからは1000円超えの利益が普通に取れるようになりました。

さらにヤフオクで好まれる売り方もだんだんわかってきて、

・アニメDVDのセット販売
・特典と本体のバラ売り

など、利益率も20%弱くらいまで一気に伸びました。

それと我ながらビックリするのですけど、3ヶ月目までってほとんど1店舗しか行っていなかったんです。盲目的にいつものお店に通う毎日。いやいや、正気か?と。

この月からは他の店舗にも足を運ぶようになり、すごく仕入れやすかったことを記憶しています。店舗によって値付けも若干違うことに気付き、どうせすぐ忘れてしまうので「ジャニーズが多いお店」「邦画が多いお店」などの特徴をノートに書き溜めていくようにしました。

また、ヤフオクの出品数を80近くまで持っていけたことも大きかったですね。資金の回収も早いので、徐々に仕入れ単価を上げていくことも可能になったのがこの辺りです。

当時つくったブックオフ攻略レポートがあるので、よかったらどうぞ。最新のものではないですが、なにかしらのヒントは受け取っていただけるかと。

無料ダウンロードはこちら

作業量をこなすことでスキルが上がり、リサーチの質が高くなる、いわゆる「量質転化」が出来てきたことがポイントだったように思います。

初月の遠回りがマジで不要でしたし全頭検索は骨が折れましたが(笑)その経験もあって今ではピンポイントな指導も出来ているので、最終的にはプラスですね!

副業収入があるだけで心持ちが全然違って、会社での苛立ちがなくなり日々のストレスが一気に解消されたことを覚えています。

参考:ネット副業で月収10万円は本当に稼げると知って体感した変化7つ

 

転売ビジネスで月収10万円を達成するまでの目安

ポイントを示す手

必要な出品数の目安

取り扱う商品の価格帯にもよるのですが、僕は比較的安価な商品から仕入れていったので出品数は120点ほどでした。(ヤフオク80:Amazon40)

回転が速い商品を中心にしていたので、仕入れが追い付かないと売場の商品がなくなってしまいます。売れ残るリスクよりもそちらの方が恐かった…。

僕が転売ビジネスを始めた頃には「出品数が100あれば月収10万円は切らない」と言われていたので、結果論ですが、おおよその基準には乗っかったのかなと。

ただ今思えば、中古の商品を扱うのであればもう少し利益を取った方が良かったとも感じます。回転重視であれば新品を扱う方が手間が省けるため、作業面の負担が大きかったんですよね。

新品と中古でも違いますし、仕入れる商品の価格帯によっても出品数は変わってきます。今僕の周りだと半数の50出品でも月収10万円を超えているメンバーは普通にいますし、ご自身の仕入れ価格も加味した上で基準をつくっていってください。

必要な期間の目安

前述の通り、結果的に僕は約3ヶ月半で月収10万円を突破できたました。自分としては「なかなかいいペース!俺って凄い!」とか思っていたのですけど、実際のところ全然そんなことはなかったという…。

最近僕の周りでは初月で達成しているメンバーも多いですし、結果が早いと言われる転売ビジネスにおいて僕はどちらかと言うと遅い方だったなと。

ただ一方で、塾やコミュニティーに参加した人の話を聞くと半年・一年と取り組んで到達する人もいますから、これに関しては「ビジネスをする以上、個人差は当たり前」だと考えた方が健全かと思います。やるべきことをやっていれば、必ずそのときは来るので。

とはいえダラダラとやっているのは辛い時期を延ばすだけなので、自分のためにもスピード感を持って取り組むこともぜひ意識してみてください。

それと余談ですが、本気でひと月頑張ってもまったく芽が出なかった場合には何かが間違っている可能性が高いです。

リサーチの理解が浅い
そもそも力をかける場所が違う
自分の主観だけで見ている

など、転売ビジネスで稼げないケースは確実に原因があるので、時間をムダにしない進め方をしていきましょう。

 

何時間リサーチしたら稼げるようになるか?の論争は無意味

冷たい視線を向ける女性

ここまでは転売ビジネスで月収10万円を突破するまでの道のりについてお伝えしてきましたが、この頃に多いのが「どれだけ頑張れば稼げるようになりますか?」という質問です。

僕も初心者の頃には気になったのは確かではあるものの、野球部で頑張っていた学生時代に置き換えると「何回素振りしたらホームラン打てますか?」って、マジで無意味な質問だなと思ってやめました。

月収10万円までの期間は、ビジネスに取り組む上で大切なもの(思考)を学ぶときでもあるので、そんな話を最後にお伝えしてこの記事を締めます。

個人差があるのは当たり前

目安を1つの基準として考えるのは良いですが、あくまで目安であるという視点も忘れないでください。そもそもビジネスを実践していく以上、個人差があるのは「当たり前」です。

学んだノウハウが一緒だったとしても、解釈や前提が違うことは普通にありえるからです。

たとえば先ほど2ヶ月目の取り組みの部分で「自分が知っている作品からリサーチした」という失敗談を挙げました。これは僕の感覚だから失敗しただけであって、ある人は「知っている作品=インディーズ」で大成功するかもしれません。

また「副業」と言っても千差万別で、1日のうちに使える時間が2時間の人もいれば5時間の人もいます。以前めちゃくちゃ結果を出すのが早い人がいたのですけど、日中フリーの営業マンで相当自由に動ける人だったという事例もありました。

つまり、同じノウハウ・同じ初心者であれども「何もかもまったく同じ条件」で実践している人は基本的に皆無だということです。

だから大事なのは、自分が今出来るなかでベストを尽くすこと。「何時間リサーチしたら…?」の疑問は愚問だと言わざるを得ない理由がお分かりいただけたでしょうか。

参考:転売ビジネス初心者のときにやっておいて良かったと思うこと5つ

早ければいいわけでもない

副業を始める以上「早く結果を出したい」と思うのは当然で、もちろん僕も同じように感じていました。むしろそれが健全でしょう(笑)

ただ、だからこそお伝えしたいのは、早ければいいってもんでもないよと。

実際にツールを使って初月から手間をかけず大きく稼げているような話もよく聞きます。でも一方で、そのツールが止まった(利用停止になった)とき、自分には何のスキルも付いておらず収入源が消えたという人も後を絶ちません。

僕は転売ビジネスにおいては即金性だけでなく「堅実さ」や「安定感」という部分も魅力だとも思っていますし、月収10万円を稼ぐまでのプロセスで学べることってものすごく大きくて価値が高いんですよね。

まだ結果が出ていない時期に「一体何時間リサーチすればいいの?」と不安になる気持ちもすごくわかるのですが、スキルをつけるために大事な期間だということも頭の片隅に置いておいていただけたら!

僕自身も4ヶ月って別に早くなかったですが、「キーワード検索」であったりそれまでのリサーチ量で経験値が蓄積していました。それによって20万円、30万円へのステップアップは非常にスムーズだったので。

努力は普通に裏切る

個人で戦う転売ビジネスにおいて「努力は裏切らない」というのは間違いないのですが、それもやはり「正しい方法で」という前提のもとに成り立ちます。

方向性が間違っていたり、あるいは注力すべきポイントがズレていたり。よく聞く話ではそのようなケースも散見されますが「何時間頑張っても結果が出ない」という場合には「方向性は合っているのか」という視点も大事にしていきましょう。

たとえば、うまくいかないときに問題点を見ず「とにかく時間をかければ何とかなる」的な考え方では成果は遠のいてしまいますよね。何時間かけるかはさほど関係なく、いかにして利益を出すかという結果がすべてです。

ダルビッシュ投手の「何も考えずに練習しても努力は嘘をつくよ」という名言は有名ですし、何も考えることなく盲目的に時間だけ費やしても成功は降ってきません。

反対に、正しい方向へ継続さえしていれば「出来レース」とも呼べるような形で当たり前に成功していけるので、気合論だけで突っ走るのがすべてではないことは念頭においていきましょう。

参考:仕入れが怖いのはマインドの問題じゃないから理論で解消した方がいい

 

最後に

初心者から10万円を突破するまでの基準をお伝えしてきましたが、ひとつの目安としてご自身の取り組みに反映させていってみてください。

実際のところ当時の僕よりも少ない作業量で成功する人も普通にいますし、唯一の基準ではありません。

ただ転売ビジネスにおいてはゼロから何かを生み出す難しさはなく「元々価値のある商品を扱う」ことができるので、個のスキルに左右され過ぎず、正しい方向へ努力を重ねることで普通に成功していくことが可能です。

そのため、あらゆるネットビジネスの中で最も稼ぎやすいと言っても過言ではないでしょう。

商売が世の中からなくならないことを考えると「モノを売るスキル」を身に付けることはすごく価値が大きいし、転売ビジネスに限らず「継続できる」だけでライバルと差は付けられるので。(みんな驚くほどすぐやめます)

この記事に記した目安も参考に、ぜひ頑張っていきましょう!

 

月収15万円⇒月収500万円

僕は現在、物販ビジネスで起業したのち法人も設立して「仕事が楽しくて仕方がない…!」という数年前では考えられなかったような毎日を送っています。

会社に雇われなくなり、月収500万円という世界も経験しました。

この生き方を掴めたのは「最速で稼げる物販ノウハウにより副業収入で本業を余裕で超せた」からです。「人生を変える」なんて1ミリも信じたことがなかったけど、30歳を目の前にしてスキルも人脈もゼロの状態からの起業は実際に可能でした。

よかったらぜひ、プロフィールをご覧になってみてくださいね!
こちらです。





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